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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
第二章 ヴァルキリー狩り襲来編
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新たなヴァルキリーの痕跡

しばらく11時投下にしてみるかな? 土曜の12時ライバル多すぎて怖い。

 朝というのは怠い。 今日も妹に起こされて、重い足取りで登校する。


 SYSTEM・ヴァルキリアをインストールしてからというもの、味方となったイグニス。


 瀬川会長とのヴァルキリーとしての訓練が日課になった。 睡眠をとってる時間に特訓でのある。 たとえ体は疲れないとはいえ精神的にガタが来るのは明白で――


 非常にブラックな感じがするけどどうなんだろう?

 確かに体は疲れていないし、どういう事なのか睡眠自体はバッチリなようで、身体的には怠さはない。

 だけども、毎日訓練してはイグニスにボコボコされては、その考えも変わろうというものである。


 いかにヴァルキリーが強靱であったとしても、メンタル面ではただの女子高生である。


 はあ、毎朝が憂鬱だ……


 学校に着く頃には、日頃の疲労もあって、机に突っ伏して自堕落な夢へと堕ちていくのだった。


 学校では親友の葵の他にも、瀬川会長と坂崎といったメンバーとも交流をとるようにはなった。

 が、皆学校ではそれぞれのポジションが、違うためことさら話をすることもなく過ぎる。


 放課後になる。ヴァルキリーになっている状態ではでも会うことになるので、

 この辺は節度を守っているのか、まだ、アバターを介さない素の状態で会うの事に多少の抵抗があるのかどちらかは不明である。


 女子高生というのは多感なものなのだ。

 葵とは普通にしゃべりはするけど、瀬川会長と、坂崎といったメンバーはあまり交流をとると目立ってしまうし、よからぬ噂も立つという物だ。

 適度な距離感が大事なのである。


 ふとヴァルキリーになった時に、駅で誰かに会った記憶を思い出したした。

がそれは不鮮明なノイズがかった記憶であり、誰であったかを知ることができない。


『助けて、私はここにいる。 ヴァルハラシンドローム、この計画を止めて――!』


 授業中に眠っていたらしい、何か悪い夢でも見たのか、全身が汗だくだった。

 だけど不思議と内容は思い出せない。 紅い夕焼けに、駅前で誰かが私を待っていて。


 残念ながらその先を思い出すには至らなかった。


 なれないことが続いたために、VR酔いでもしたのだろうか?

 気持ちを切り替えて、下校する。 下校は一人でする。葵とは帰り道が違うし、

 妹も時間が違うからわざわざ迎えには来ない。 たまに下校すると正門の前に陣取っていてビビる事もなくもないのだけれど、まあ、そういう時は希である。


 学校からの帰路につきながら考える。 今日の昼に葵から聞いた噂である。


 瀬川会長いや、ヴァルキリー・イグニスが昨夜、未知のヴァルキリーと戦闘状態になったらしい。

 幸いにして、イグニスには目立った負傷などはなかったようだけれど、

 相手は相当な手練れだったらしく戦闘の末に取り逃がしてしまったらしいので、私にも注意が回ってきたというわけだ。


 また、ヴァルキリー狩りを名乗る人物が暴れていると坂崎から情報が入っている。

 そのあたりも注意が必要であるらしい。


 とにかく注意しておく必要がありそうだ。


 ふと、自宅への坂道を見上げれば、同級生らしき制服の女生徒が立っていた。

慌てて、脇を通り過ぎようとすると、すれ違いざまに声をかけられた。


「あなたが風のヴァルキリー・シルフィードですね?」


 とっさの事態に頭が混乱したが身構える。

 といっても現実世界では変身できないので、

 相手が格闘技などやっていたり凶器を持っていると詰むのだけど。


「さあ、なんのことかしら、覚えてはないけど?」


 とっさに出た答えはとりあえず誤魔化すことだった。


「私わかるんです。 同じ五代元素のヴァルキリーだって、あなたからは風の属性を感じます。 私の感応能力があなたを頼れと行っています!」


 という彼女は何故か中等部の制服を着ていた。 中学生のヴァルキリーっているんだな。

 高等部が落ち着かないのか、そわそわしている彼女は決してこちらを見ない。

 ただ、感応だけ能力だけで私を割り出したのだろう?


 相手が、相貌を柔らかくしたことで、私も警戒を解く。

 もしかしたらと思ったのは杞憂で相手はヴァリキリーではあれど、噂のヴァルキリー狩りではなさそうだった。


「感応能力? 私には何も感じないけど、私の正体がわかるあなたもヴァリキリーで間違いないようね?」


「私はヴァルキリー・ノーム。 ヴァルキリーになった時から、相手のヴァルキリーの属性や、位置をおぼろげながら探知できるようになりました。 それが私の能力のようです。


 その力を使い、仲間を集めていました。 ヴァリキリー狩りから自分自身を守るために」


 ヴァルキリー狩り、噂には聞いていたけどそんな名前がしれてるような相手を想像していなかったので一瞬呆けてしまったけど、努めて冷静に知ったかぶりをすることにした。


「あなたもヴァリキリー狩りの被害に遭ったの?」


「ええ、最近物騒でして、もう少しで殺されるところだったのです」


「こんなことを言うのは申し訳ないのですが、ヴァルキリー狩りは極めて危険な能力者です。 以前抗戦した時は、強力な能力故に、太刀打ちできずに殺されるところでした。


 すんでの所で難を逃れましたが、危ないところだったと思います」


「それで、そのヴァルキリー狩りの特徴や、攻撃方法、武装は?」


 私はとりあえず話を合わせることで、情報を引き出すことにした。

 ヴァルキリー狩りというのが何者かは知らない物のの、脅威になり得る相手なら可能な限り、情報を仕入れておいた方がいいと思ったからだ。


「ええ、ですが、あなたの実力を試させてください。 私たちの協力者としてふさわしいと認めた場合のみ情報を共有します。 今日の夜0時に仮想世界の校門で待ちます」


 と言うなり彼女は去っていた。


前回かなりビューが伸びたので、やっぱりつかみに戦闘シーン入れるのは大事なんだなあと?

むしろ日常シーン何のためにあるのって思うこともあるけど、ないならないで、緩急ないのはダメなんだとか? やっぱり、キャラの魅力を掘り下げるシーンも大事だと言うことですね。

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