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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
ヴァルキリー覚醒編
39/94

覚醒

『つまり強い思いと動機で精神力を奮い立たせればいいってことね。

 いいわ、もうヤケクソね、やれるだけやってやるんだから!』


 私は精神力や思いで戦いに勝つというのは少し滑稽な印象を持っている。

 だって、どうやっても適わない相手に思いの力だけで勝てるなんて変だと思わない?


 とにかく、戦闘において優劣を決めるのは思いの強さなどではなく現実の実力、それに次ぐのが、冷静な判断力と戦術、この辺りの駆け引きでどうやっても勝てない相手っていうのはいて、今も目の前にいる。 その場合勝利は不可能。 負けを認めるしかない。


 いつもそう思っていたし、今もそう思っている。 現実は物語のように甘くない。

 イグニスは強い、私よりも確実に……戦ってみてそのことを痛いほど思い知った。

 つまり何をして無駄。 私が信頼する現実的な手段ではどうやったって太刀打ちできない。 故にすでにこのゲームは詰んでいる。 それが私の考え方だったはずだ。


 でも、だからといってここで諦めるわけにはいかない。 敗北により失われるのは命ではない。 プライドや意地なんてものでもない。 負ければ、私の人生において大切なものの多くが失われる。


 それは友人であったり、プログラムだったり。

 ヴァルキリーになることで話し相手になってくれるシルフ、よく分からないけど私を慕ってくれる坂崎、ヴァルキリーとしてのもう一人の私、そして幼少期からずっと一緒だった親友。


 そう、負ければ失うものは命じゃない。 だけれども決して失ってはいけない、失えないものがこの勝負にはかかっている。 それを失えば私は私でいられないでしょう。


 そうだ、自分のスタンスなど忘れてしまえ、今必要なのは精霊の力とそれを可能にする強靱な精神力。 そしてなによりヴァルキリーとしての自身を信じること。


 祈るんだ、祈れ、わたし。 目の前の相手に全ての思いをぶつけるんだ――!

 例え、覆せない現実であろうとも覆せると夢想しろ。 ヴァルキリー・シルフィードはの程度じゃない。

 精神論なんて好きじゃない。祈れば勝てる。そんなものは幻想だと、今までは思っていた。 だけどもうこれしか私に切れるカードがない。 ならば何でも使って見せる!


『そうだ、それでいい。 今までの君はどこかヴァルキリーとして冷めたところがあった。

 だが、それも終わりだ。 君は否定するだろうが、君はヴァルキリーとしての自身に高い未練と誇りを持っている。


 ヴァルキリーになることで君の人生は大きな岐路を迎えたのならば、それを簡単に手放せるはずがない。 目覚めだ! 今こそ受け入れろヴァリキリー・シルフィード!よ


『風の精霊シルフィードが命ずる、風を剣に、己を風に、誰よりも速く駆け抜ける風になりたい。 速く、速く、速く、そして高く、この広大な大空を駆け抜ける。 焦がれるのは、大空を舞う風-風-風、だってそれは何より自由で速くて高くて―――わたしは大空を舞う風に……!』


わたしはヴァルキリー・シルフィード

さて、Twitter使ってみたけど、どの程度更新するものなのかよくわからないですね。

毎日更新するのも騒がしい気もするし?

いや、毎日更新するものだとは知っているのですが、有名人でもないので気が引けるというか……

やっとあと数話で一旦終わりですね。第二章は真面目に一回推敲しようかと思うので、まだ描ききれてないの

あり少し先になるかと? メルフィのように描きながら進行するのも、なくはないかなあと思うのですが、昔それやってすごく怒られたことがあるので自重します。

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