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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
ヴァルキリー覚醒編
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ナイト

 そういえば葵が妙に静かだな、さっきまでの剣幕はどうしたんだろう?

 見るとなぜか葵は顔を青ざめていた。

 その視線を追うと『最近、瀬川会長と、高橋葵が仲がいいんだけど知ってる?』と言う書き込みがあった。


 私の視線に気づいた葵と目が合う――葵はなぜか怯えたように目をそらし震えていた。


「ごめん、七瀬、私急用思い出したから帰る……じゃあ、また」


 そう言うと、葵はフラフラと玄関に向かって歩き出した。


「ちょっと、葵どうしたのよ!? 顔色悪いわよ」


「何でもないのよ、気にしないで」


 そう言いながら、まるで私から逃げるように去っていった……。


『ふむ、怪しいな、今の反応と先程の書き込み。 その瀬川とか言うのがイグニスで、葵というのはナイトと言ったところか? いや、逆の可能性もあるか?』


 シルフが妙なことを言い出した。 瀬川会長を疑うのはともかく、葵を疑うのは止めてほしい。


『なによ、そのナイトっていうのは?』


『ヴァルキリーには戦いの女神、自信をサポートする人間の騎士を従えることができる、それがナイトだ。

 ナイトになった人間はヴァルキリーを忠誠を誓う騎士として、主であるヴァルキリーん準ずる力を持つことができるのだ』


『えっ、じゃあ仮に葵がそのナイトだった場合、イグニスみたいにすごく強くなったりするわけ?』


『いや、ナイトは所詮人間の騎士であり、その実力は女神であるヴァルキリーには遠く及ばない。


 だが侮るな、ナイトは戦乙女に選定された騎士であり選定されし英雄――エインフェリアという人間以上の存在だ。


 ヴァルキリーには適わないとはいえ、ナイトのサポートがあれば状況次第では戦闘を覆すこともできるのだ』


『人間以上の存在なのに人間なの? 大体ヴァルキリーが女神だとか言われても、いまいちピンとこないんですけど……人間が変身してるだけだし』


『その辺りヴァルキリアシステムを作った技術者にでも言うのだな。

 悪いが私にはそれ以上のことは知らんし、ヴァルキリーの戦闘能力は紛れもなく電子の神の領域のなせる業だ』


『じゃあ坂崎をナイトにすることもできるの?』


『可能だが、ナイトを選定するのはヴァルキリーとして重要な意味を持つ、何しろ神話とは違いヴァリキリー一人につき、従えられるナイトは一人と決まっているからな』


『何それ、エインフェリアを一人しか持てないって、確かエインフェリアって戦乙女が選定するヴァルハラの英雄でしょう? 何で一人だけなのよ。 元ネタ無視してるじゃなの!?』


『私に言われても知らぬよ。 とにかく選定にはそれなりに配慮することだ。

 ヴァルキリーとは違い、一度決めたら変更不可能というわけではないが、

 次々と乗り換えるのは正体を秘匿する上でも、有能なナイトを育成する上でも感心しない。

 ナイトもヴァルキリーと同じく練度により、その強さが決定する。

 取っ替えひっかえするのは賢明とは言えんよ』


『でもそうなら、イグニスがすでにナイトを従えていた場合、すごく不利になるんじゃないの? 一対一でさえまるで勝負にならないわけだし』


『その可能性は高いだろうな。 イグニスはすでに長い間ヴァルキリーとして活動していると言っていた。 故に本物の戦闘能力を持つ。 その期間をサポートなしでやっていたとは考えづらい』


 もしそれが葵だとすれば、私は葵とも戦わなければならないことになるんじゃ……そんなこと信じられるはずない。 だって葵は親友で……


やっとリフォームが一段落つきましたが、小説の方はいまいち今後の方針が決まっておらず続きがなかなか進みません、三作目が、なろう向けに書こうと思ったのですが、独自路線とは違いとにかく難しくて。

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