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ヴァルハラ・シンドローム  作者: 織原 直
ヴァルキリー覚醒編
25/94

坂崎の証言

「へえ、じゃあその見せたいものっていったい何よ?」


「今準備するからちょっと待っててください」


 そう言いながら、坂崎が家のデスクトップパソコンとノートパソコンに電源を入れる。

 PC二台とは和風の部屋に似合わずにハイテクなやつだ。

 坂崎がPCに向かい合ってる間に、葵が声をかけてきた。


「七瀬もちょっと不用心だよ。 簡単に男の部屋なんかに上がり込んで……男はみんなオオカミだって言うじゃない。 もう少し気をつけてよ。

 坂崎みたいなタイプが実は一番危ないんだから。 よく言うでしょうおとなしい人は犯罪者って」


 姉みたいなことを言う、まあ間違ってはいないと思うけどね。

 犯罪者の下りは偏見だと思うけどね。


「それとも同意の上で、まさか、二人は大人の関係になるつもりだったとか!」


 ゲフンゲフン、あまりに突飛した妄想にむせかえってしまった。


「そんなわけないじゃない、だいたい今日は葵とファミレス行く予定だったんだよ。


 ここに行こうって言ったのは葵の方じゃない」


「でも、約束がなければ、一人で行ったでしょう?」


「それは……そんなことないよ。 私が一人で男の子の部屋に上がり込むなんて、そんな大胆なことできるわけないじゃないの。 あははは――」


「なんか白々しいよ。 とにかくそんな事態を防ぐために私が同伴してんの、何かあってからじゃ遅いんだから。 七瀬にはそのあたりの自覚が欠けてる」


 もし坂崎にその気があったら、葵がいても大して変わらないようなと思ったのは黙っておく。


 そもそも坂崎が興味があるのはヴァルキリー・シルフィードであり、普段の三奈坂七瀬ではないわけで……

 その辺りのことがなければ、私も部屋にお邪魔するのは遠慮してたね。


「終わりました。 モニターを見てください」


そうこうしているうちに、坂崎の準備が整ったらしい。 モニターをのぞき込む。


「なにこれうちの学校のSNSのログファイル?」


「ええ、実は僕はSNSを管理していまして。 色々と校内の裏情報に詳しいんですよ。 話を聞いてみてスマフォから調べていたんですけど。 掲示板に興味深い書き込みがあったんです」


 そう言ってパソコン画面を操作する坂崎。

 画面に表示された『瀬川会長でハアハアするコミュ』をクリックする。

 名前からしてドン引きである。


 ――っていうかなんだよの怪しいSNSは? こんなものがあるなんて初めて知った。

 一通り話を聞いてみると。 興味深い書き込みというのは、最近瀬川会長の行動に不審な点が多いというものだった。


 その多くは会長が最近何をしているのを見たとか、そんな報告なのけども、普段の会長の行動に詳しくない私には、いまいちぴんと来ないものが多い。


 しかし、この掲示板にはプライバシーというものがないのだろうか?

 中には会長で卑猥な妄想を書き込んでいるものさえいる。 本人に見せてやりたいくらいだ。 たぶん即刻閉鎖よね。 このコミュサークル。


 その書き込みのいくつかが私の目がとまる。 今週の日曜日、つまり私がヴァルキリアシステムを拾った日に、瀬川会長が秋葉原で目撃されているという書き込みがあった。


 しかもネットカフェでの目撃である。 あのときのゲーム大会に参加していたとすれば、少しは私の情報についても、もっているかもしれない?


 確か翌日瀬川会長に直接引き出した証言では、社交パーティーに出席とのことだったが……どうして嘘なんかついたんだろう?


 ――ハッ!? 実は瀬川会長の隠された秘密とは、実は完全無欠のお嬢様はアキバ系だったとかそういう……って、だからどうしたのよ?

 じゃなくて、長谷川会長はあの日秋葉にいたことになる。

 そうなると瀬川会長=イグニス説が真実味を帯びてくる?


「坂崎、この書き込みってどのぐらい信憑性があるの?」

「ちょっと待ってください、登録者(アカウント)IDを調べて見ます

 ……ええと、書き込みしているのは、森田さんと、坂田さんと、三島さんですね。


 確かこの三人は重度のオタクで有名で、他のコミュニティでも秋葉原へ遊びに行っていたと言う旨の書き込みがあります」


「ちょっと待って、これ匿名SNSじゃないの? 何で投稿者の名前まで分かるのよ!」


「僕は一応このSNSの管理人なのです。 誰の書き込みか管理者権限を行使すればすぐに分かるんですよ」


 職権乱用じゃないのよ。 まあ、別に職業って言うわけじゃないだろうけどさ、こう言うのって許されるんだろうか?


最近リフォームでゴタゴタしていて、小説書く気力もなければ、曜日感覚もちょっと曖昧で、二週間土曜日が来たことを忘れてました。ごめんなさい。


 まあ、寝不足やらなにやらもあるのですが、色々ゴタゴタしています。 追伸、評価が少し伸びてうれしいです。

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