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勝負の島。

作者: 七瀬
掲載日:2019/10/10




我々の住んでいる島は、、、?

誰が決めたのか? 『勝負の島』と呼ばれておる!


負けず嫌いの者達が、ごぞってこの島に集まり、みんなで勝負をはじめる。

勝った者は、また更に強い者に勝負を挑み!

負けた者は、この島から離れていくのじゃ~


この島では、勝負をしない者は出て行かなくてならぬ決まりもあるほど!

完全に! 勝者と敗者に分かれる島なのじゃ~!



そしてな、、、!

この島では、“キング”と呼ばれておる者がいるんじゃよ~

100勝0敗 負け知らずのキング!


それが! ワシ、【コットン・ブラン】なんじゃよ~



ワシは、20代前半から50歳になる今まで、負けた事が一度もない!!!

ずっと、この島で楽しく暮らしているんじゃよ~


しかも、、、?

この島では、一番! 強い者は、一夫多妻なのじゃ~


だからな!

ワシの妻は、10人以上いるのじゃよ~

孫もひ孫もおって! みんなで暮らしておるんじゃ~


最近、ワシと結婚した、、、。

1番若い妻は、16歳のケリーなんじゃよ~


ケリーは、若くて村でも美人の娘なんじゃ~

ワシは、一目ケリーを見て、直ぐに嫁にしたいと想いアプローチを

かけたら、、、? ケリーがワシと結婚してくれると言ってくれたんじゃ~



ケリーは、この島で一番強い! ワシを好きと言ってくれたんじゃよ~

ワシは、子供のように嬉しくて嬉しくて! ケリーに何度もキスをしたもんじゃ~



ケリーは、ワシの強さに惚れたんじゃよ~


『ねえ、コットン?』

『なんじゃ~ケリー?』

『ずっと、強い男でいてね!』

『もちろんじゃ~ワシが一番! この島で強い男じゃよ~』

『そうね!』




こんな、幸せがずっと続くと思っておったが、、、!?

ある時、ワシに勝負を挑んできた者がいたんじゃよ~


その男の名前は、『ボンド』

見るからに、ムキムキの男でしかも、、、?

ワシよりも25歳も若いんじゃよ~


こんな若僧に、負けてたまるかと、、、!

ワシは、勝負を受けたんじゃ~


『なあ、おっさん! アンタが負けたら、この島のキングは俺だ、、、!

何もかも捨てて! この島から直ぐに出ててくれよ!!!』

『だが! お前が負けたら、直ぐにお前がこの島から出るんじゃぞ~』

『あぁ! もちろんだ!』

『じゃあ、戦いは明日だ! 今日は、この島でゆっくりするといい!』

『ありがとよ! おっさん!』



ワシは次の日、、、。

あの若僧と勝負をすることになり、、、。


まさかじゃが、、、!?

このワシが負けてもうたんじゃ~


あの若僧に、、、。


ワシは、あの若僧に言われた通りこの島を出ることになったんじゃが、、、。


どうしても、、、?

ケリーの事を置いて行けず、ワシはケリーにその事を話すと、、、?


『なあ、ケリー! ワシとふたりでこの島を出てくれんか、、、?』

『ごめんなさい! 私、勝負に負けた人には興味がないのよ! 今、私が

好きなのは、“ボンドよ”』

『まさか!? ケリー、ボンドと、、、!?』

『えぇ! 私は彼の“新しい妻になったの!”』

『・・・そんな、』

『さようなら! コットン。』

『・・・・・・』





ワシは、家族からもケリーからも捨てられたんじゃよ~

しぶしぶ、ワシはこの島をあとにした、、、。


もう、負けた者は二度と戻れない島。

それが! 『勝負の島』なんじゃ~




最後までお読みいただきありがとうございます。

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