勝負の島。
我々の住んでいる島は、、、?
誰が決めたのか? 『勝負の島』と呼ばれておる!
負けず嫌いの者達が、ごぞってこの島に集まり、みんなで勝負をはじめる。
勝った者は、また更に強い者に勝負を挑み!
負けた者は、この島から離れていくのじゃ~
この島では、勝負をしない者は出て行かなくてならぬ決まりもあるほど!
完全に! 勝者と敗者に分かれる島なのじゃ~!
そしてな、、、!
この島では、“キング”と呼ばれておる者がいるんじゃよ~
100勝0敗 負け知らずのキング!
それが! ワシ、【コットン・ブラン】なんじゃよ~
▼
ワシは、20代前半から50歳になる今まで、負けた事が一度もない!!!
ずっと、この島で楽しく暮らしているんじゃよ~
しかも、、、?
この島では、一番! 強い者は、一夫多妻なのじゃ~
だからな!
ワシの妻は、10人以上いるのじゃよ~
孫もひ孫もおって! みんなで暮らしておるんじゃ~
最近、ワシと結婚した、、、。
1番若い妻は、16歳のケリーなんじゃよ~
ケリーは、若くて村でも美人の娘なんじゃ~
ワシは、一目ケリーを見て、直ぐに嫁にしたいと想いアプローチを
かけたら、、、? ケリーがワシと結婚してくれると言ってくれたんじゃ~
▽
ケリーは、この島で一番強い! ワシを好きと言ってくれたんじゃよ~
ワシは、子供のように嬉しくて嬉しくて! ケリーに何度もキスをしたもんじゃ~
ケリーは、ワシの強さに惚れたんじゃよ~
『ねえ、コットン?』
『なんじゃ~ケリー?』
『ずっと、強い男でいてね!』
『もちろんじゃ~ワシが一番! この島で強い男じゃよ~』
『そうね!』
こんな、幸せがずっと続くと思っておったが、、、!?
ある時、ワシに勝負を挑んできた者がいたんじゃよ~
その男の名前は、『ボンド』
見るからに、ムキムキの男でしかも、、、?
ワシよりも25歳も若いんじゃよ~
こんな若僧に、負けてたまるかと、、、!
ワシは、勝負を受けたんじゃ~
『なあ、おっさん! アンタが負けたら、この島のキングは俺だ、、、!
何もかも捨てて! この島から直ぐに出ててくれよ!!!』
『だが! お前が負けたら、直ぐにお前がこの島から出るんじゃぞ~』
『あぁ! もちろんだ!』
『じゃあ、戦いは明日だ! 今日は、この島でゆっくりするといい!』
『ありがとよ! おっさん!』
▼
ワシは次の日、、、。
あの若僧と勝負をすることになり、、、。
まさかじゃが、、、!?
このワシが負けてもうたんじゃ~
あの若僧に、、、。
ワシは、あの若僧に言われた通りこの島を出ることになったんじゃが、、、。
どうしても、、、?
ケリーの事を置いて行けず、ワシはケリーにその事を話すと、、、?
『なあ、ケリー! ワシとふたりでこの島を出てくれんか、、、?』
『ごめんなさい! 私、勝負に負けた人には興味がないのよ! 今、私が
好きなのは、“ボンドよ”』
『まさか!? ケリー、ボンドと、、、!?』
『えぇ! 私は彼の“新しい妻になったの!”』
『・・・そんな、』
『さようなら! コットン。』
『・・・・・・』
*
ワシは、家族からもケリーからも捨てられたんじゃよ~
しぶしぶ、ワシはこの島をあとにした、、、。
もう、負けた者は二度と戻れない島。
それが! 『勝負の島』なんじゃ~
最後までお読みいただきありがとうございます。




