其の狼 最近流行りのアレ
さくしゃしゃん
最近多忙で
Twitter出来ません。
かなしいね
「もう、用済みです。さよなら。」
幽さんが処刑台に立つ平に言い放つ。
「…え?冗談ですよね?」
平は絶望の顔で返した。幽さんは無言の笑顔で返す。
「…っ!誰か!…」
「ごめんね、お兄ちゃん。」
平の妹である亜優が見放す。含み笑いで見放す。
「私もこっち側なの。」
この2人は嘘つきの狼だった。いや、片方は人のくせに悪の味方だった。
先程平は誰かに助けを求めた。が、劣も秀一ももう話すことが出来ない。物言わぬ屍になっていた。
結局、誰も平を助けること無く。
首に縄がかかり…。
「あぁぁぁあぁあ!また負けか~!亜優と幽さん人狼強くないですか!?」
「だよね!亜優ちゃんと幽さん強いよね!」
「えへへ…」
「連携取れましたね~。」
「っていうか幽さんと亜優さん人狼チームのこと多いですよね。」
「どこか同じ者同士なところでもあるんですかね?」
「うーん…。女の子同士だからでしょうか…?」
「亜優ちゃんひどーい!私だけ仲間はずれ?」
「いやいやいやいや!ごめんなさい!」
「だいじょーぶ!怒ってないよ?」
今何をしているかというと、例のお疲れ様会みたいなやつだ。そこでご飯も終わり、ゲームの時間になり、人狼というゲームをしている。どんなゲームかというと、昼は人、夜は狼の人狼が村に降りてきた。それに気付いた村人達は人狼を駆除するため、昼の内に話し合い、夕方に話し合いで決めた人を駆除し、夜には人狼が夕方に駆除した者であることを祈りながら眠る。
そして次の日に人が食い殺されていたらここまでを繰り返す。
犠牲者が出なければ村人達は生き残る。(村人の勝ち)
全て食われれば人狼がのさばる様になる。(人狼の勝ち)
まぁ詳しいルールは作者がTwitterで呟いてくれると思うから俺はここまでにしといて、(秀一…負担になるからやめてくれ…)そういうゲームを俺と平と幽さんと劣と平の妹の亜優ちゃんの5人でしていた訳だが、今までの4戦で、幽さんと亜優ちゃんが敵チームなのを見ていない。その上、幽さんと亜優ちゃんの負けているところもここまでに見ていない。
「人狼楽しいけどもう少し人数欲しいね!」
「そうですね~。」
「お!じゃあ幽さん烈ちゃん!ネットでやってみる?」
「ネットで?」
「現代社会はもうネットでなんでも出来るんですよ!今ならスマホでアプリを入れちゃうと全世界と一緒にゲームができるから人数もいっぱいだよ!」
「なるほど。」
「やってみよ!」
「ちなみに皆スマホ持ってる?」
「俺はあるよ。」
「私もあるよ!」
「私も持ってますよ~。」
「私も持ってます。」
「よし!じゃあダウンロードしようか!」
~2分後~
「みんな終わりそう?俺はあと30秒くらいだけど。」
みんな口を揃えて、
「そんくらいだね。」
と、答える。
楽しみだなとか、ネットの人上手そう!とか、他愛もない話をしているうちに、
平が倒れた。
劣が倒れた。
亜優ちゃんが倒れた。
俺の目の前が真っ暗になった。
その途切れる合間に見えたのは、
自ら横になる幽さんだった。
投稿が気分になります。
悪しからず。
意見とかお願いします。
作者が主人公に話す感じの表現めっちゃメンタルすり減らす。