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前語り
皆さんは殺し屋が身近にいることがあるだろうか。僕はある。隙あらば殺そうとされる。そんな気怠い殺し屋に倦怠感を抱く。今は倦怠感と言うより怠くなっている。私生活ならまだしも学校にまで転校生として入ってきた。そのくらい執拗い。いや、執念深い。どうして僕なんだろうか。というか誰が僕の事を殺すように言ったのだろう。依頼主マジで恨むからな、死んでも怨むからな。マジで。…こう見ると僕の方が執念深いだろうか。
あぁ、そういえば自己紹介が遅れたな。僕の名前は億山秀一。自分で言うのも気が引けるけど容姿端麗、文武両道の…正直言うと完璧人間だ。僕はこんな僕が嫌だ。まぁ唯一の欠点、僕にとっての幸運は性格が悪いこと。自覚もしてるし自制もしている。でもこの性格のおかげで完璧人間で居ることを拒めたんだと思う。
こんな僕の物語。物語と言うには恥ずかしい笑い話。笑い話でもないただの閑話。無味乾燥な話。聞いてくれるとありがたい。
初めての小説です。
まぁぬるめの目で見てください。
でも批評も欲しいな!