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第91話 最善とは何か

2023年12月9日pm2:48   紅魔館  (木島三尉視点)


「廊下を走るな」と怒られたことがある人は多いのではないか?


 俺などは小学校時代、まだわんぱく少年だった頃に廊下で鬼ごっこなどをしては、その度に教師に注意されたものだ。そのことは自衛官になってからも基本的には変わらない。防大時代もそうだったし第2小隊長として部隊を預かってからは部下にもそのように指導していた。


「松本、遅いぞ! とっとと走れ!」


「はっはい!」


 だから、今のように廊下を走るのが遅いという理由で部下をどやしつけるという状況は、イレギュラーなものに違いなかった。


「訓練不足だぞ! それ以上遅れるようならハイポートで永遠に走らせるぞ!」


「勘弁して下さいよ! 自分は三尉と違ってレンジャーじゃないんですよ!」


 俺にどやされた松本はハイポートと聞いて血相を変えた。3kgの小銃を抱えて走らされる事のキツさは体験した者にしか分かるまい。たかが3kgと侮ったが最後、10分も走れば小銃の重さを嫌というほど思い知ることとなる。


 その重さを知っているからか、松本は心なしかペースを上げた。だが、ゴールはまだ見えない。


 鎮静剤を取りに96式装輪装甲車(WAPC)に戻ったのが15分前。館内に戻り、通りがかりの妖精メイドに咲夜さんの居場所を聞き出したのが10分前。そこから言われた方向に向けて全力で走り続けて今に至る訳だが、それらしき人影は一向に見当たらない。


 外から紅魔館を見たときはこんなに広くは見えなかったから、やはり例の空間拡張が影響しているのだろう。これだけ走り続けているというのに廊下の終わりは今だに見えていない。


「本当にこっちで合ってるんですか? こんなに走ったんですし、いい加減見つかってもいい頃合なんじゃ……」


「分からん。さっきの妖精もこの方向を指さしただけで、正確な場所は教えてくれなかったからな」


「そんなぁ」


 松本が悲痛な声を挙げるのも分かるがこればっかりは何ともしがたい。チルノとかいう妖精が艦艇に異常接近した際に取り調べを行った海自のレポートでは、妖精の知能指数は決して高くないとの報告が上がっている。


 それでも海自が取り調べた妖精は、幻想郷では上位に位置する存在だったらしい。であれば下級の妖精の知能指数などたかが知れてくる。質問に対する回答が指差しだけだとしてもさして驚くまい。


「吸血から30分以上の時間が経ってますから、ニーナ少尉でも限界なはずです。レミリアさんの言ったことが真実だとすれば、これ以上は少尉の精神が持ちませんよ」


「そんなことは分かっている! だから、もっと速く走れと……いや、待て」


 不意に減速した為か、松本がつんのめる様にして足を止めた。


「ちょっと! 一体どうしたんですか!?」


「見てみろ」


 松本が抗議の声を挙げるが構ってはいられない。同じような景色が永遠と続くかと思われた廊下に、突如として現れた()()を見るように促す。


「階段ですか……」


「今まで無かったよな。さっきの妖精の指示は、これを目指せってことだったんじゃないか?」


「なるほど。でも、この階段は上だけじゃなく下へも降りられそうですよ。どっちに行くんです?」


 松本の言う通りで階段は2階へ続くものだけでなく、地下の暗闇へと伸びる2つに分岐していた。 どっちが正解かは分からないが、一つだけ確かなのは毒の効果時間を考えると選択肢を誤るわけにはいかないということだけだ。


「二手に別れよう。俺が地下に行くから鎮静剤の注射をくれ」


「その必要はありませんよ」


 廊下に女性特有の高音が響いたのはちょうどその時。まるで、俺の決断を待っていたかのような見事なタイミングだった。


 声がした階段の踊り場を見ると、青と白を基調としたメイド服に身を包んだ少女が立っていた。


「なんだ咲夜さんじゃないですか。ずっと見られていたのかと錯覚するくらい完璧なタイミングですね。(ちまた)で聞いた完全で瀟洒(しょうしゃ)な従者と言う評価は伊達じゃないようで」


 紅魔館のメイド長として実務全般を執り行う彼女のことだ。館内の地形は頭に入っているだろうし、恐らくは俺達がどの程度の時間でこの場所にたどり着くかも正確に予想していたのだろう。


「お褒め頂き光栄です。お困りかと思いまして僭越ながらお迎えに上がりました」


 そう言い放つと彼女はスカートの端を持ち上げて恭しく礼をした。美しく隙が無い彼女の所作からも、この館を取り仕切るプライドが見え隠れしている。

 これほど洗練された振舞いができるものは、マナー研修を一度受けた程度の幹部自衛官にはいないだろう。


「助かりました。お恥ずかしい話ですが、もう少しで迷子になるところでしたので」


「紅魔館は広いですからね。迷われるのも無理はありませんよ」


 涼しい顔でそう言い切られたが、館を広くした張本人が誰か知っている身としてはコメントしずらい。


「早速ですがニーナ少尉の元へご案内致します。こちらへ」


 先行する咲夜さんに続き、階段を上ると3階のフロアへ案内された。この階も相変わらずだだっ広いが、ニーナ少尉の居場所はすぐに分かった。


 数ある扉の中でも一つだけ妖精が扉を守っている部屋がある。間違いなくあの部屋だろう。


「一応、聞きますが部屋に入ってどうするつもりですか?」


 彼女が声を上げたのはそんなタイミングだった。その質問は純粋な興味で出てきた……という訳ではなさそうだ。先を行く彼女からは警戒心がヒシヒシと感じられる。


「鎮静剤を打って自然に解毒するまで眠ってもらいます。誓っていかがわしい真似はしませんからご安心ください。何なら同席していただけませんか? その方が我々としてもトラブル回避につながるので有り難いのですが……」


「フフッ―――信じますからね? あと、ご要望であれば面会に立ち会うのは一向に構いませんよ」


 咲夜さんの肩から力が抜けたのが分かった。背後からでは表情を伺うことはできないが、笑ったのは嘘じゃなさそうだ。


「感謝します」


 彼女はそれには答えず、ニーナ少尉が待つ部屋のドアノブを回した。


「失礼します。体調にお変わりはありませんか?」


 扉の向こうには清潔に保たれた白いダブルベットが置かれていた。教育隊で仕込まれたように綺麗にたたまれたシーツは咲夜さんの生真面目さを象徴しているようだ。

 扉とは反対に位置する窓の方を向いていたので顔は見えなかったが、特徴的な銀髪のボブカットを見れば流石に誰かは分かる。


「咲夜さんでしたよね? お陰様でだいぶ楽になりまし……」


 振り返ったニーナ少尉の言葉は俺と目が合った瞬間に途切れた。


「ちょっ!? 木島三尉! どうしてここに?」


 毛布を押しのけ飛び起きるさまは、まるで寝坊でもしてしまった学生のようだ。彼女は軍人でありながら華奢な体系をしているし、背もそれほど大きくは無い。

 その見た目のせいか、ライフルや装具を外しベットに入ってしまった彼女は全然兵士には見えなかった。


「部下の状態を把握するのも指揮官の仕事だからな。身体は何ともないか?」


「問題ありません! 全然平気です! ほらこの通り……」


 言葉が途切れたのと彼女の上体が吸い込まれるようにベットに倒れ込んだのは同時だった。


「ニーナ少尉!」


「ごめんなさい。ちょっとボーっとしちゃったみたいです。すぐ起きますから」


 彼女は力なく笑った。俺を安心させようとしたのが見え見えだ。


「大丈夫だから寝ていろ。貧血状態なんだから無理しちゃダメだ」


 彼女はいつも自分を犠牲にしていながら、それでいて周りを安心させようと無理をする。自分がどんなに辛く苦しい状況に置かれていても、周囲の人を心配させないように無理に笑顔を振りまくのだ。

 

 それは傍から見ていてもひどく痛々しい。


「すみません。でも本当に大丈夫ですよ。こんなのすぐに治していつもの私に戻りますから」


 彼女はそう気丈に振舞おうとするが、とても大丈夫には見えない。にへらと笑った彼女へどんな顔を見せればいいのかもわからなかった。


「木島三尉、そろそろ注射を打ちましょう。ニーナ少尉もだいぶ消耗しているようですし」


「分かった。始めよう」


 思わず扉の前で立ち尽くしてしまったが、松本の言う通りここへ来た理由は鎮静剤を投与して彼女の苦痛を和らげてやることだ。


「注射……ですか?」


「ええ、だいぶ消耗されていると思いましたのでビタミン剤を持ってきました。これを打って一寝りすればたちまち元気になりますよ」


 ニーナ少尉の質問に対して、松本が笑顔で取り繕いながら自然と注射を打てる環境を整えていく。わざわざ注射を打つ本当の理由を話して、彼女を傷つけることが無いようにという配慮だった。

 咲夜さんが準備してくれた丸椅子に腰かけながら、改めて彼女の首筋に視線を向けるが、そこには相変わらずぷっくりと膨れた小さな刺傷が2つその存在を誇示していた。


 だが、意外にもニーナ少尉は普通に会話ができるし、レミリアさんから事前に聞いていたような症状が出ているようにも見えない。と言うことは毒の効果が思いのほか早く切れた可能性があるということか。もしそうだとすれば、ひとまず安心ということになる。


 幸いにも松本が持ち出した医療バックには経口補水液も含まれていたはずだから、貧血状態になっていたとしても充分対処できる。


「ニーナ少尉。君はよくやっている。捕虜となりながら生き残った隊員達を掌握して、祖国の為に最善となる道を選び抜き現地の人々の信頼を勝ち取った。正直言って俺が君の立場だったとしても、同じことはできないと思う」


「三尉、急にどうしたんです?」


「急にじゃない。ずっと思っていたんだ。君はもっと自分を大切にするべきだ。指揮官としての君には敬意を払うが、このままではいずれ潰れてしまうぞ」

 

 全て本心からの言葉だった。


 彼女が自分を責めるのは今回だけの話じゃない。島田一曹が殉職した時も同じように彼女は自分を責め続けていた。当時もラスカー大尉が相談に来るくらいには自分を追い詰めていたのだろう。


「ご忠告ありがとうございます。でも、それが私の仕事です。私はどうなってでも部下を守らなきゃいけないんです」


「どうしてそんなに……」


「私は幼い頃から父の仕事を見てきました。部下と上官ではない、本当の家族のような関係を築き相互に信頼しあって仕事をこなす姿は私の憧れでした。でも、今の私には同じことはできません。ならせめて、彼らの事は私が守ろうと……この階級章を戴いた時にそう決めたんです」


 彼女の親父さんは立派な人だったのだろう。彼女はその背中を追うことに何の疑問も持たず、心から父親を尊敬しているのがよく分かる。

 対して俺は指揮官としてどうだっただろうか? 部下を二度も失っただけでなく、こんなに幼い少女にも無理をさせてしまっている。とてもじゃないが良い指揮官とは思えない。


「親父さんは立派な人なんだな。指揮官として見習いたいよ」


 そんなことを考えていたから、彼女へかけた言葉は柄にもなく自嘲気味になってしまった。ニーナ少尉は一瞬呆気にとられたように目を見開いたが、すぐに笑い出した。


「おいおい、俺は何かおかしなことを言ったか?」


「フフッすみません……三尉が柄にもなく拗ねていらっしゃるように見えたので」


 年下の少女に自嘲気味になったことがバレるのが、こんなにも居心地の悪い事だったとは……気まずい空気から逃れようと思わず顔をそむけてしまう。


「三尉、こっちを向いて下さい」


 流石に大人げないと思い視線を戻した時だった。

 ―――!?

 気が付けば視界いっぱいに彼女の顔があった。柔らかな感触が唇に触れている。キス……されているのか? 俺の頬に手を添え唇を重ねられている。状況が分かると次に浮かんだのは激しい混乱だった。


 何故? どうして彼女はこんなことを?


 疑問は尽きることなくあふれ出していく。ややあって彼女の身体から力が抜けた。重ね合った唇が離れて彼女との距離が戻る。


「三尉、貴方は立派な人です。私は幻想郷で貴方に会えて本当に良かったと思っているんですよ。貴方は私にとって指揮官としての目標です。だから、自信を持って下さい」


 混乱する俺を尻目に、彼女はこれ以上ないくらい素敵な笑顔で微笑んだ。指揮官としての威厳を保つためにしていた普段の表情とは打って変わった魅惑的な笑顔に思わず惹かれてしまう。


 だが、これには不可解な点が多すぎた。


「ニーナ少尉、無理していないか? 俺は君の身体の状態をレミリアさんから聞いている。隠す必要はないぞ」


 キスをした後、彼女の顔を凝視して気が付いた。彼女の顔は普段と違い紅潮しているし、息も荒い。そして何より、さっきの言葉も吐息交じりで幾ばくか苦しそうだった。


「……お気付きだったんですね。実を言うと吸血が終わってから身体が熱くて堪らないんです。今までは何とか耐えてきました。けど、それももう限界です」


「分かった。どうしたらいい?」


「選択肢は2つです。今すぐ部屋を出て私を一人にして頂くか……もしくはこの場でキスの続きをしてもらうかです」


「……君には自分を大事にするべきだと伝えたはずだが」


「わかっています。でも、その上でお願いしているんです!あの……流石に恥ずかしいのでこれ以上言わせないでください」


 30代に突入したオッサンが18歳の少女から関係を求められる。犯罪の匂いが漂っているが、毒はそれほどまでに強力だったということか。

 ふと顔を挙げると注射器を片手に持った松本二曹と目が合った。後は針を刺すために彼女を抑えつけさえすれば終わる。


 俺は賭けに出ることにした。


「なるほど。だが、俺は第三の選択肢を選ぶよ」


「それはどういう事ッ……」


 彼女の言葉が続くことは無かった。再び唇が重なり喋ることができなくなった事が原因だが、今回は彼女からのキスではない。


 咲夜さんと松本二曹が驚愕の表情を浮かべる中、ニーナの右手を掴んでベットに押し倒した。


 彼女は一瞬驚いたように目を見開いたが、すぐにあの蠱惑的(こわくてき)な微笑みを浮かべキスの激しさを増した。


 この瞬間、彼女の意識は完全に俺とのキスに集中していた。


 その隙を松本二曹が逃すことは無かった。俺がさり気なく押さえていた彼女の右腕の袖をゆっくりと捲り上げ駆血帯(くけつたい)を巻き付けた。そこから先は素早かった。

 瞬く間に針が少尉の静脈に穿たれ鎮静剤が投与されていくと、数十秒もしないうちに彼女の身体から力が抜けた。


「ニーナ少尉、鎮静剤を投与した。安心して眠ってくれ」


 俺の言葉に彼女が答えることは無かった。乱れた着衣を直しながら丁寧に毛布を掛けてやると、松本二曹と目が合った。


「私たちが見ている前で随分とお楽しみでしたねぇ。もう少し注射を打つタイミングを遅らせた方はよろしかったですか?」


「バーカ! 見ればわかるだろう。彼女が興奮状態にある中で注射を打つリスクを回避してやったんだ。ニーナ少尉はともかく、お前には礼を言われてもいいくらいだと思うがね」


「分かってます。今のは軽い冗談ですから怒らないでください……」


 不機嫌な声にビビったらしく、松本の最後の言葉は消え入りそうになっていた。だが、打ち合わせのない急な行動を前にしても臨機応変に立ち回ることができる彼はやはり優秀な人材なんだろう。


「木島三尉、今のは一体どういう事です? 突然のことで私にはさっぱりで……」


 むしろ、この状況を前に狼狽えているのは咲夜さんの方だった。完全で瀟洒な従者と呼ばれた彼女にしては珍しいと思ったが―――よく考えてみれば彼女もまだ若い女性だ。

 急にこの様な情事を見せつけられては狼狽えるのも致し方無いだろう。何なら咲夜さんは箱入り娘っぽいところがあるし、そういった行為には耐性が無かったのかもしれないな。


「要するに私が予想外の行動を起こすことで、ニーナ少尉の意識をこちらに向けさせ注射を円滑に行ったってことですよ。後は毒の効果が切れるまでニーナ少尉には寝てもらうことで万事解決です。問題ありませんよね?」


「ええ、大丈夫……なのかしら?」


「正直言って俺もわかりませんよ。彼女の目が覚めた後で、万が一訴えられるような事があれば大人しく辞職しますよ」


 俺の死にかけのキャリアなど、どうでもいいが彼女を傷つける結果となっていない事を祈るしかない。彼女の言葉が本当ならば指揮官として尊敬してくれているらしいが、俺はそれにふさわしくは無い。彼女が目指すべき指揮官像はもっと他にあるはずだ。


 思考の渦に飲み込まれそうになった時、室内にノックの音が響いた。


「山本一曹、入ります」


「よし、入れ」


 どうやってこの部屋にたどり着いたのか? そんな疑問もさることながら、驚くべきことに山本一曹は小銃を手にした完全装備の状態で立っていた。


「どうした?」


「報告します。連隊本部から帰還中止命令が出ました。第2小隊は紅魔館に残り、防衛態勢を執れとの事です」


「なんだと? いったい何があったんだ」


「詳細は不明ですが、どうも第1中隊が敵主力の誘引に成功したようです」


 俺達の知らないところで作戦が大きく動こうとしている。そしてその作戦は間違いなく、ここ紅魔館も巻き込むことになるだろう。


 戦争の早期終結を目的とした作戦は、最早後戻りできないところまで進んでいた。




用例解説

・駆血帯…採血や点滴の際に、その部位に巻き付けて血管のルートを確保する器具。

・瀟洒…スッキリとあか抜けているさま。

・経口補水液…通称『飲む点滴』成分は食塩やブドウ糖。

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