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妖精の神殿(前編)




そこはどこかの森の中、私は魔獣を焼いて食った後、場所を移動してコンパスと地図を見ながら方向を確認して森の中の道を歩いていた。

リュドの村を立ってから一日、乗り合い馬車を降りてからは一人、街道を歩いて森に入っていた。その後私は逃亡後初めての野宿を経験した。しかし女性一人の野宿なのでいつどこから魔物やモンスター、あるいは盗賊などに寝込みを襲われるとも限らないので、私は洞穴を見つけて入り口を木の枝で塞いでそこで夜を明かした。


何故途中で乗り合い馬車を降りたのか、それは馬車は山を迂回して街道に入るので遠回りになってしまうと考えたからだ。街道から森の中を突っ切っていけば最短ルートで次の集落に向かえると考え、私は近道をした。


夜明けと共に私は洞穴を出てからは森の中を進み、この森の先にある集落を目指した。その集落から次の目的地の街へ向かう乗り合い馬車が出ているそうなので、それに乗って行こうと考えたのだ。



「しっかし、どこまで行っても森だなぁ…一応方向はあってるっぽいけど…。」


独り言を呟きながら、私は地図を見てその場に立ち止まる。地図を見る限りでは現在地は正確には分からないが、おそらくこの辺りだろうという察しはつく。その証拠に地図に描かれている古城跡の塔がここから見えた。



「あそこか…。」


ひとまず私は塔を目指して森の中を進んだ。しかし、塔の近くまで迫ったその直後、塔の周辺に人の気配があることを察し、離れた草の陰から様子を伺う。見てみると、塔の真下にはテントが三つほど建っていて、焚き木を囲んで二人の男達が談笑しているようだった。



「例のダンジョン、本当に宝なんてあるのか?」

「親分が言うにはあるらしい…それがとんでもないお宝なんだと。」

「へぇ〜どんな宝なんだ?」

「さぁな、親分が言うには、その宝を手にした者はこの世の全てを統べることができるってことらしい。おそらく宝具の類だろうよ。親分ならどんな宝具なのかは知ってるみたいだが俺らには教えてくれやしねぇ」

「それで親分はその宝を探しに今ダンジョンに潜ってるのか」


ダンジョン?この近くにダンジョンなんてあるのか?他にも仲間が居るらしいが今のところこの場にいるのは二人だけのようだが…。


彼らの側には剣や弓などが置かれていて、それなりの手合いの者であることは伺えた。冒険者のようにも見えないこともないが、みるからに賊っぽい。

あの程度の手合いなら私の敵ではないが、私は別に人殺しの趣味はないので相手にしない方がベストだ。



見つかったら面倒なことになるな。触らぬ神になんとやらだ、さっさと逃げよう。



私はそっと後ろに下がり、道を引き返そうとした。しかし落ちていた小枝を踏んでしまい、バキっという音が響き、私は気配を悟られてしまった。



「なんだ今の音は!?」

「そこに誰かいるぞ!!」


「ヤバッ!」


私はすぐにその場から走って逃げ出し、森の中を駆け抜けた。ところが、無我夢中で走っていたので足元を見ていなかったので、私は石に躓いてしまった。さらにそこが傾斜した場所だったので、私はそこから坂を転がり落ち、地面に開いていた穴に落ちてしまった。



「うわああああああーッ!!!」


穴の中はまるでスライダーのようになっていて、私はぐるぐると回転しながら穴を下り、穴の底へと飛び出した。



「わあああああー!!!ぎゃふッ!!!」


落下したところは柔らかい地面だったため幸い怪我はなかったものの、目が回った。



「いてて…」


どうにか起き上がり、私は辺りを確認する。そこは人工的に掘られた坑道の中のようで、壁や地面は土が剥き出しになっていたものの、松明の灯りで中はそれほど暗くはない。

頭の上に載せていたティアラは斜めにズレていたので、私はティアラを元通りに直してから坑道内を歩いた。



「ここ何処なの?」


松明の灯りは魔力で灯されているようで、何者かが私より先にここへ足を踏み入れたのはほぼ間違いはないようだった。おそらく、さっきの連中の仲間だろう。



「もしかして、ここってさっきの連中が話していたダンジョンの一部なの?」


当てもなく坑道内を進んでいくと、途中から道が変わり、煉瓦造りのしっかりした造りの地下道へと変わった。やはりダンジョンだったようだ。ここも松明の灯りが灯されていて明るいが、何処となく不気味な雰囲気が漂っていた。


そーいや、私、ユリア姫として生まれ変わってからダンジョンに行くのは初めてだな。ダンジョン探索は前世でも経験していたのであんまり恐怖心はあまり感じない。


にしても、随分と深いところに落ちたようだから結構地下にあるダンジョンなんだな。

そんなことを考えながら歩いていると、突然目の前にモンスターが出現した。私は背負っていたリュックを一旦その場に下ろすと、腰の後ろに手を回してダガーナイフを抜き、両手に構える。



「いきなりモンスター出現とは…流石はダンジョンだな。」


私は意気揚々と飛びかかり、モンスターに斬撃を浴びせた。

やはりダンジョンのモンスターは大して強くはないのですぐに倒せた。あまりに物足りなさを感じる。


いや、今はこんなことを考えている場合じゃない!どうにかしてこのダンジョンから脱出せねば!



「とは言ったものの…どっちに進んだらいいんだ?」


モンスターを倒してからまっすぐ歩くこと5分、目の前に二股に分かれた道が現れ、私はその前で立ち止まった。

どっちが出口に続いているんだ?どっちの道が正解か?いや、そもそもダンジョンに正解なんてないだろ?



「仕方ない、アレを試すか!」


私は側に落ちていた木の棒を拾うと、それを二股の道の前に立て、手を離す。

棒は右側に倒れたので、その方向に進むことに決めた。要は運任せだ。



「こっちか…」


道は決まった。私は右側のほうの道に進み、足元にも注意しながら慎重に歩いた。やがてしばらくすると、奥の方から自分以外の足音が聞こえ、私はその場に立ち止まる。



「…足音がする…」


足音から察するに、おそらくモンスターではなさそうだが、おそらくさっきの賊っぽい連中の頭か、私の他にも冒険者が迷い込んでいるのだろうか?

耳を澄ませていると、微かにボソボソと話し声も聞こえていたので、この先に誰かがいるのは確かだった。


助かったと内心安堵する私。あそこにいる人たちならきっと出口を知っているはずだ!しかしまだ何者かわからないので油断はできん。


私は話し声のする方へと向かう。そこにはやはり人の姿があり、私はとっさに岩陰へと身を隠し、そこから様子を窺う。そこには背中に大きな斧を背負った、体格の大きな頬に傷のある筋肉ムキムキな大男が1人と、もう1人はそいつの仲間だろうか、杖を持った背の低い小太りの男の姿があった。



「あの人たち…もしかしてさっきの賊連中の親分か…?ん…?あれは…」


よく見てみると、大男の手には鳥籠のようなものが握られており、その籠の中には羽の生えた小人の少女のような姿があった。


あれってもしかして、妖精!?

籠の中に閉じ込められていたその妖精はぐったりした様子で、とても弱っているような様子だった。



「本当にこの先で間違いないのか?」

「はい。間違いありませんですぜ、兄貴!解読した場所が指し示す場所はこの先ですぜ!階段を下っていけばすぐに妖精の間があるはずです!」

「よし、向かうぞ」


大男はそう言うと、妖精を閉じ込めた鳥籠を片手に持って仲間の小太りの男と共に向こうの部屋へと入っていく。

ちょっと気になった私は見つからないように距離をとって、こっそり後を付けてみることにした。


彼らは部屋に入り、それから階段を下って降りていった。私は足音を立てないように静かに進み、後を追う。

下の階層に下りると、そこにはまるで神殿のような妖精のレリーフの刻まれた大きな石の扉があり、その前には彼らの姿があった。私は近くの石柱の影に隠れ、そこから様子を伺った。



「この扉の向こうが妖精の間か…おい起きろ!」


大男は鳥籠の中の妖精にそう言うと、鳥籠を激しく揺する。驚いたその妖精は目を覚まし、嫌がっていた。



「うぅ…」

「オマエの出番だ!」

「お願い…私を帰して…」

「ダメだ、ほら!さっさとやれ!」


その妖精は言われるがまま、嫌々大男の命令に従い、石の扉のレリーフに手をかざす。

すると、扉のレリーフが青白く輝き、重たい石の扉がゆっくりと開き始めた。



「開いた!」

「やりましたね!兄貴!」

「よし、入るぞ!」


彼らは意気揚々と扉の向こうの空間へと入っていった。彼らが入るとすぐ石の扉が閉じ始めたので、私も彼らが入っていった後を追ってその中へと飛び込んだ。



「せいッ!」


扉は閉まり、ギリギリ中へと入ったはいいものの、どうやって出よう…。扉を内側から押してはみたもののビクともしない。


やっぱり開かないか…仕方ない、今はとりあえずあの大男たちについていくか。


私は奥へと進んだ。そこは神殿の中のような作りで、四方には石柱が並び、壁には宗教画のような壁画が描かれている。

たしかさっきの大男も「妖精の間」とか言ってたけど、妖精を信仰の対象としていたのだろうか。まぁ私は宗教に関してはよくわからんけど、この遺跡?の様子からしてとても重要な施設であったことはわかった。



「地下神殿かな…?」


その時だった。奥の方から突然、彼らの大声が聞こえてくる。



「うわあああーッ!!!」


「!!?」


私は声の聞こえた方向へ急いで向かうと、その場には巨大なゴーレムの姿があり、彼らの前に立ちはだかっていた。

ゴーレムは大剣を握り、ここから先には一歩も通すまいと、彼らを牽制している様子だった。



「ゴーレム!?」


ゴーレムが居るということは、やはり何かを守っているということだろうか。ゴーレムの立つ後ろには扉らしきものがあり、どうやらあそこの入り口を守っているようだった。



「ゴーレムごとき、このザンド様の敵ではないわ!!」


大男はそう意気込むと、仲間の小太りの男に妖精を閉じ込めた鳥籠を預け、背中に背負っていた大きな斧を掴み、それを構える。ゴーレムは大男に向かって大剣を振うが、そこですかさず小太りの仲間の男が杖を向け、防御壁を出現させてゴーレムの攻撃を防いで見せた。


なるほど、あの小太りは魔法使いか。魔力はそれなりに高いレベルのようだ。だが私が見る限り、あれでは背中に隙ができる。魔力は正しく扱えてはいるものの、あれでは不意打ちなどの攻撃は防ぐことはできないだろう。


それにあのゴーレム、巨体な割に動きも素早い。それに対して大男のほうは防戦一方といった感じか。戦いには慣れてはいるようではあるが、あれでは悪戯に体力を消耗しているだけのようにも見える…。



「はぁはぁ…くそっぉッ!!ゴーレムごときが!!」

「あッ兄貴ィ!!」


ここで大男は押され始め、ゴーレムの大剣を斧で防ぐものの、力の差は歴然だった。



「ぬおッ!!」

「兄貴ィ!くそ!こうなったら…!」


小太りの男は杖をかざし、呪文を詠唱すると、杖の先から光の玉を放ち、ゴーレムの巨体に撃ち当てた。

しかしゴーレムの体には傷一つ付かない。何事もなかったかのようにゴーレムは歩き、大剣を振るう。



「バカな!俺の魔法が効かないだと!?」


あたりめーだろ!ゴーレムに通常魔法攻撃が通じるとでも思ってんのか?私は心の中でそうツッコミを入れる。

ゴーレムは小太りの男の方を向くと、ソイツに向かって大剣を振り下ろした。


即座に小太りの男は防御魔法を展開するも、その重い一撃にその防御魔法は役に立たず、小太りの男は弾き飛ばされ、手に持っていた妖精の入った鳥籠も飛んでいく。



「きゃあッ!!!」

「危ない!!」


自然と体が動いた。

私は思わず柱の影から飛び出し、間一髪のところ地面に落下する寸前でその鳥籠をキャッチした。



「ギリギリセーフ…!」


その妖精は驚いた様子で私を見つめていた。



「誰だ貴様は!?」


あ、やっべ!大男に見つかった!


しかし大男は私に構っている場合ではなかった。私は大男がゴーレムと格闘している隙に、妖精の入った鳥籠を抱えながらその場から逃げ出した。

まさかこんなことになるなんて…地上への出口を尋ねようとしただけだったのに、私は妖精を抱えて逃げている。



「まッ待てぇ!!」


小太りの男は立ち上がると、杖を掴んで私を追いかけてきた。

私はもと来た道を引き返して柱の影に身を隠し、息を殺した。



「はぁはぁ…!クソ!何処に行った!?」


小太りの男はその場を通り過ぎて奥の部屋へと駆けていく。姿が見えなくなったところで、私はぷはぁと息を吐いてその場にへたり込んだ。



「はぁ…危なかったぁ…」


一安心だが、まだ気は引けない。さて、これからどうしたもんか…。

そんなことを考えていると、妖精が私に尋ねてくる。



「あ、あの…貴女は?」


妖精は困惑した様子で私を見ている。

そうだった。この子が可哀想に思って思わず出過ぎた真似だとは思ったが、見ていられず助けてしまった。



「あぁ…ゴメンね!今出してあげるから!」


私はナイフを取り出すと、鳥籠の扉を縛っていた鎖の間にナイフを差し込み、それをテコの原理でバキンッ!と破壊し、中から出してあげた。


綺麗な羽だが、片方の羽がボロボロで怪我をしていてうまく飛べずだいぶ弱っている様子だった。


とりあえず私はその妖精さんに村でもらったクッキーを一枚与えてあげると、妖精さんはそれを必死に頬ばった。慌てて食べるから喉が詰まったようで、私は水筒の水を差し出すと、それを飲んでクッキーを流し込んだ。



「大丈夫…?」

「ぷはぁ…ありがとう、おかげで助かったわ。」


サーモンピンクの長い髪に、背中には蝶のような綺麗な羽が生えている。身長は20〜25cmぐらいでとても可愛らしい見た目をしていた。


それから私は場所を移動し、そこで羽に包帯を巻いて簡易的な手当をしてあげた。



「助けてくれてありがとう…私はメイベル。見ての通りフェアリー族の妖精よ。貴女は…?」

「私はリリア、通りすがりの冒険者だよ。」

「冒険者?あなたもこの神殿の宝を狙ってるの…?」

「いや、私は出口を探してただけで、気がついたらここに迷い込んでて…人がいたから出口を訊こうと思ってたんだけど…そしたらゴーレムが現れて…」

「そうだったんだ…でもおかげで助かったわ。ありがとうリリア!お礼に出口まで案内してあげる!」

「ホント!?出口分かるの?」

「勿論、ここは妖精の神殿よ。任せて!構造ならわかるわ。」


それから私はその妖精、メイベルちゃんに案内されながら神殿の上へと続く螺旋階段を上がっていく。メイベルちゃんは怪我をしていて飛べないので、メイベルちゃんは私の頭の上に乗り、落ちないようにティアラに掴まっていた。



「綺麗なティアラね!まるでお姫様みたい!」

「あはは…私はただの冒険者だよ…」


私はそう言って笑って誤魔化す。

まさか逃亡中のお姫様だとは言えんし、言う必要もないだろう。今の所は…。



「ねぇ、メイベルちゃん。ここって妖精の神殿っていうところなの?」

「そうよ。この地下ダンジョンは元々、妖精の神殿を人間たちや魔族から守るために300年ぐらい前に造られた迷宮なの。でも最近は忘れられてモンスターの住処になってるわ。」

「へぇ、そうなんだ。ねぇところでさっきのあの賊みたいな大男って何者なの?メイベルちゃん捕まってたみたいだけど…」

「アイツは自称冒険者のザンド一味のボス、ザンドっていう奴。」

「冒険者…?」

「自分たちはそう言ってるけど実際はただの盗賊崩れよ。アイツら旅人を襲って金品を奪ったり…本当に最低な連中よ…。私は元々ヴァルナスの森の方で暮らしてたんだけど、アイツらに攫われて無理やり連れてこられたの。」

「そうだったんだ…でもどうしてメイベルちゃんは捕まったの?」

「妖精の神殿に眠る宝を探すためよ…。」

「それってどんな宝なの…?」

「それは私にも分からない…でも妖精の神殿に入るには私たち妖精の力が必要なの。多分その為にアイツは私を捕まえて連れて来たんだと思う。」

「そーいや、神殿の扉を開けるときにメイベルちゃんが扉に手をかざしてたけど…あれってそういうことだったんだ。」

「見てたの?」

「うん…柱の影から…こっそり」

「なるほど…それで私たちの後をつけて来たってことなのね。」


まぁ私は出口を訊こうと思ってついていっただけなんだが…まぁ結果オーライだからいいか。


やがて階段を登り終えると、そこには同じようなレリーフの刻まれた扉があった。他に進む道はなく、この先に進むにはこの扉を開ける必要があった。



「開かない…」


しかし扉はとても重く、鍛えているとはいえ、華奢な体格の私ではびくともしない。



「ちょっと待って。」

「え?」


メイベルは頭の上に乗りながら扉に手をかざす。すると、ガコンッ!と何かが外れるような音が響くと同時に、ゆっくりと扉が開く。



「おぉ!凄い!」

「ここの神殿の扉は全部妖精の魔力でのみ開く仕組みになってるのよ」


流石は妖精の神殿。妖精のみに知り得るギミックということか。

扉が開くと、その奥には暗闇が広がっていたが、松明が自動で次々と灯り、そこに地下道が出現した。



「さぁ、行きましょう!この先よ!」

「お、おぅ…。」


戸惑いながらも、私はメイベルちゃんに案内されながらその地下道を進んで行った。








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― 新着の感想 ―
[良い点] メイベルちゃん可愛いですね 主人公ちゃんがかっこいい系だからなんかコンビみたいで可愛いですね 更新楽しみにしてます
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