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14章 隠された謎 4話

  「とにかく、ヒーロー物の人形の数字を確認しましょう。えーと。三、五、六、九、十一、0,だね。んー、でも順番はどうしたら」


 ハキハキと喋るミリイだったが、いざ順番を考えると悶々としてしまう。


 「後、ヒントがあるとすれば時計だな。何かないか調べてみよう」


 レイジックは暖炉の前に片膝を床につき手探りで時計を調べる。


 「どうレイジック?」


 「いや、これと言った仕掛けはないな」


 「うーん。手詰まりかな」


 ラーシュが、ふとそう聞くが、レイジックは淡々と答える。


 ミリイは頭を抱えてしまう。


 「待てよ。もしかしたら……」


 「どうした?」


 レイジックが何かを閃いた様子だった事にタルヴォは平然と聞く。


 「難しく考えすぎなのかもな。もしかしたら時計通りの進む時間に合わせて入力すればいいんじゃないか?」


 「ああ。なるほど。時計には仕掛けがないし、その時計が置かれているって事は経過通りに入力すればいいって訳だ」


 レイジックの推理に納得した表情のラーシュ。


 「そうなると、0は最後? 最初?」


 「あ、そうだった。それどうすりゃいいんだ」


 ミリイの疑問にラーシュは天井を見てお手上げ状態な様子だった。


 「いや、さっきの日記だ。「終わりは始まりを意味する」って書いてあったから、0は最初に入力すればいいんじゃないか? 0は何もないから終わりを意味するのかもしれない」


 タルヴォは、ハッ、と思いついたかのような様子でそう言うと、レイジックは頷き、「じゃあ入力するぞ」と言うと、タルヴォが「ああ」と口にする。


 0、三、五、六、九、十一と入力し終えると、暖炉の横の壁がギギギと音を立てて独りでに開いていく。


 「よっしゃ! 開いたぜ」


 ラーシュがガッツポーズをし、他の一同は開くまで警戒しながら黙って待っていた。


 「よし、行くぞ」


 レイジックが先導し隠し扉の先に進んで行く。


 辺りは寒くそこは暗くて何があるか分からない。


 そこで、全員は懐に持っていた懐中電灯を取り出し辺りを照らす。


 「おいおい、何だよこれ」


 照らした先はオペ室のような場所だった。


 中央に手術台が置いてあり、医療器具などが設置され、周囲には更に奇妙な物があった。


 「これって、……臓器⁉」


 ミリイは棚に並べられている、臓器保管袋を見て目をギョっとさせる。


 「室内が寒い理由は臓器を保管するためだったのか」


 タルヴォは鋭い目で辺りに置かれている臓器を(へい)(げい)する。


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