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7月13日(水)16:30
期末試験の答案が全て返却され、順位が出た。私は学年51位だ。ギリギリ50位以内に入れなかったのは残念だけど、確か3年生の人数は300人弱のはずなので、上位20%に入っていると思えばそれなりにいい順位と言えるのかもしれない。
「八木沼さん、何位?」
「51位」
「え、いいじゃん」
「そういう五十嵐くんは?」
「24位」
「おい私より全然上じゃないか」
何がいいじゃんだよ嫌味か。いや、別に五十嵐くんの性格が悪いだなんて思ってるわけじゃないけどさ。まあでも五十嵐くんの頭がいいのは想定内だよ。そんな感じするもん。それより、気になるのは……。
「……ちなみに四月一日くんは何位?」
「俺か? 俺は7位だった」
「まさかの一桁、だと……」
マジか。四月一日くんはこう見えて天才側の人間なのかもしれないと、気付いてはいたけれど。五十嵐くんよりも点数いいのか。マジか。
「というかお前、得意科目は国語と社会じゃなかったか? 数学100点じゃねーか」
「ん? 確かに歴史なんかは特に好きだが、別に数学が苦手というわけでもないが」
「マジお前ムカつくな」
「なんでだ」
そりゃムカつくわ。私、数学97点なんですけど。何か、得意科目は数学ですって言いづらくなっちゃったんですけど。
隣の席の四月一日くんはどうやら普通に全科目で高得点らしい。




