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6月13日(月)12:45

 文化祭の、クラス企画の検討がすでに始まっているようだ。なぜ、「ようだ」なんて曖昧な表現かというと、3年生にはクラス企画なんてものはないからである。そんなことをしてる暇があったら勉強しろってことですね。まあ、一応部活の方の企画もあるし、3年生は文化祭を楽しめないというわけではないけど。でも、写真部はどうせただの展示だろうし、私は今年は完全に見る専だな。




「家庭部は文化祭でお菓子売るよね」

「ああ。手作りクッキーの詰め合わせをラッピングする感じになるだろうな。買いにきてくれ」

「行く。将棋部は?」

「将棋盤を設置して『ご自由にお使い下さい』」

「……それはまた……何というか」

「まあ一応、常に部員が待機していて、将棋部に挑戦もできるようになっている」

「あ、そっちがメインね」




 びっくりした。本当に将棋盤を置いとくだけかと思った。さすがにそんなわけなかった。




「でも私将棋わからないし、遊びにはいけないか」

「俺がいるときで、かつ誰か将棋部員が挑戦を受けてたら、盤面の解説をしてあげる」

「おお。それならあり、かも?」

「俺も一緒に行く」

「そういえば四月一日は将棋わかるよな。ならお前が解説してやれば」

「うむ。せっかくだし、アルフィーに挑戦しよう」

「勝負しながら解説する気かよ。まあ、その場にいるのが俺とお前と八木沼さんだけならそれでもいいけど」

「それもう、文化祭である必要ないね」






 隣の席の四月一日くんはどうやら将棋を指せるらしい。

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