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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
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実戦練習

誤字脱字報告していただいた方、ありがとうございます。

実戦練習



「今回は急に正面から襲撃された時の対処と、背後から拘束された時の対処をやっていただく。襲撃役は正面からはこのナイフか魔法で襲い掛かれ。背後からはナイフで首元に突き付け、動きを拘束しろ」


「『はい』」




「なら初めは俺が襲撃される側に立つわ」


「良いのか?アレクサス?」


「ああ。こういうのはどうしても順番みたいのが出てしまうから、無暗に時間を食うよりマシだろ?」


「・・・だな。なら襲撃は俺がやるわ。ジューレイは初めは審判?で頼むわ」


「分かった」


「では始めようか」


という事で初めは襲撃される側に立ち、その時を待つ。暫くすると背後から気配を感じた。どうやら初めは背後から襲うようだ


「動くな・・・!動いたらこのナイフを刺す・・・!」


うん。常套手段をありがとう。けどこれは拘束されたとは言えないな。何故なら首元にナイフを構えているだけであって、口元は抑えられてないし、動けなくするようなテクニックも無いしな。なら初めにやることはまずは声を上げる・・・けど、それは無しにした。声を上げても拘束から抜け出せるとは限らんからな。という事でまずは、取り敢えず相手の腕を掴む。掴んだ後は、敵によってはそれだけで喉を刺す可能性があるので、掴んだ後は即座に力を入れて肘打ちを鳩尾にかます。今回は防弾チョッキをしていないからこそできる技だな。そして鳩尾に肘打ちかまされた相手は、息が出来なくなって怯んだところに、取り敢えず足払いで相手の足を掛けた後は馬乗りになるフリをして


「どうだ?」


「・・・凄いなアレクサスは。何も出来なかったぞ。参った。降参だ」


「いや。大したことはしていない。ただこうすれば最適かな?と考えた結果だ」


「?という事は幾つかパターンはある訳?」


「そういう事になるな」


「益々凄いな。これは正面から啖呵切っても同じになりそうだな・・・」


「そうとも限らないと思うぞ?」


「いや、俺・・・コフスキーも一緒だろうよ。どうだ?コフスキー」


「ああ。あれだけ身のこなしをこなせるんだから、俺も同じく、次にやる襲撃も結果は同じだろうな」


「だとよ」


「・・・そうか。なら引き続き正面からの襲撃もやるか?」


「ああ。けど今度はコフスキーが襲撃者で良いか?どういった身のこなしをするか見てみたいからな」


「俺は良いぞ。アレクサスは?」


「俺も構わない」


「なら交代だな」


次にコフスキーが襲撃役をやることになった。さて、コフスキーはどういったことをしてくる?楽しみだ。暫くするとコフスキーはナイフを俺に刺す仕草をしながらこっちに向かってきた。それと同時に魔法も発動してきた。するとまだ距離があるからか、攻撃魔法を俺にめがけて放ってきた。魔法はレベルの低い魔法だが、連発できる魔法にしたようだ。別に防御もその魔法をカウンターで跳ね返しても良いが、今回は襲撃の対処としての授業なのでそれでは意味が無いので今回は攻撃魔法は全て回避することにした。


まずは攻撃魔法を、親父曰くマトリックス?みたく攻撃を避けながら、時にはバク転や特大ジャンプでかわす。かわされたコフスキーはかなり動揺していて動きが鈍ったが、すぐに再起動し俺にナイフを突き刺してくる。俺はそれをまずはナイフを持っている手を弾き、敵の反対の腕を一本背負いの様に敵の身体を投げる。そして最後は先程と同じように馬乗りのフリでお終い


「どうだ?」


「やっぱり同じ結果になったな」


「やり方は流石に変えたぞ?」


「それでも結果は同じさ。全く凄いなお前は」


「慣れればお前らにも出来るぞ」


「「だといいな」」




『よし。そろそろ攻守交替しろ~』

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