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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
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離合ポイントへ(ヘビー視点)

離合ポイントへ(ヘビー視点)




俺は今、離合ポイントに向けてひたすら森の中を歩いている。歩いているのは、比較的時間的余裕がある為だ。


日程としては

初日に各公爵家まで赴きそこで潜入

二日目の大体昼頃までに潜入を終わらせその日のうちに離合ポイントへ

三日目に相方と合流しそこで野宿

四日目に貴族国王都に到着し、打ち合わせした後

翌日(最終日)の夕方に貴族審議会に突入


という予定でいるが、俺は今、初日に潜入まで終わらせてしまったので、かなりの時間がある。そのため今は時間調整という意味で歩いている。ただ流石に夜になってしまったのでこれ以上の移動は諦め、どこか隠れるところで仮眠しようとしているのも、歩いている理由かな?まあ、その道中にも午前見かけたような戦闘を腐るほど見たがな。さてと、どこか休めれる場所はあるか?


「お?あの木の上、枝が丁度真ん中から裂けている。これは軽い寝床になるか?」


そう思い、木登りの要領でよじ登ってみた。登ってみた結果、大当たりだった


「これくらいの広さなら、軽く寝返りを打っても落ちはしないだろう。丁度枝が落下防止柵みたいになっているしな。このまま寝ても良いが、これだと青空のままだから、軽く防犯装置だけでも付けるか」


まあ、木自体がそこそこの高さがあるので、下からは何も見えないだろうが、念のためだ。防犯装置は赤外線センサーだけで良いか。鳴子だと敵兵士に感付かれる可能性もあるしな。上からは、取り敢えず防犯装置的意味で結解だけにしておいた


「これで休むことだけは出来るだろう。さて、少し寝るか」







「はぁ・・・はぁ・・・。ここまで逃げれば安心・・・かもね・・・はぁ・・・はぁ・・・」

「そうだな・・・ぜえ・・・ぜえ・・・。丁度今逃げ切れたっぽいから、休憩するか・・・?」

「・・・そうだな・・・ふう~・・・ふう~・・・流石に走れないぞ・・・俺は・・・」

「まさか・・・あそこで・・・兵士に見つかるとは・・・」

「しかも・・・はあ・・・はあ・・・運悪く・・・魔物にも・・・鉢合うとは・・・」

「・・・キッツ・・・立てない・・・」


「取り敢えず・・・座ろうよ・・・はぁ・・・はぁ・・・私も・・・立てない・・・」

「だな・・・ぜえ・・・ぜえ・・・そのほうが・・・良い」

「賛成だ・・・誰か・・・水・・・持っているか・・・?」

「・・・私のを・・・あげるよ・・・」

「疲れた・・・これ以上は・・・無理だ・・・」

「私もよ・・・」


六人組パーティー(二男四女)は一旦休むことにしたが、彼らに更なる災難が訪れる


ウオオオオオ・・・・


「嘘・・・こんな時に何・・・」

「ふざけるな・・・これ以上は・・・私らも・・・戦えんぞ・・・」

「どうだ・・・何か見えるか・・・?」

「何も・・・見えない・・・」

「足も動かないのに・・・なって事だ・・・」

「どうしよう・・・」


「・・・何か来るよ・・・」

「クソ!!こんな時に・・・」

「・・・やるっきゃないだろ・・・」

「・・・」

「・・・どうした・・・?」

「・・・?」


「・・・オークの群衆が・・・来ます・・・」


「『何!?』」


「クソ!!動けないのに・・・」

「・・・これまでか・・・?」



ジャギジャギ!!


「『何!?』」


「間に合ってよかったな・・・けど・・・」

「ああ。流石にこっちも・・・」

「限界・・・ね・・・」

「立てん・・・」

「すまんが・・・座らせてくれ・・・ほれあんたも・・・」

「すまんのう・・・」


「助けてくれたのは良いけど・・・あなたたちは・・・?」


「・・・どうやら君達も・・・体力を消耗しているみたいだな・・・ここは一旦座るか?」


「・・・それには大賛成よ・・・」


今度は別の六人組(三男三女)が合流?して休んでいたが・・・引き続き災難は続く


アオーーーン


「嘘だろ・・・俺達も・・・着かれて動けんのに・・・」


「こっちもよ・・・」


「今度は何だ・・・」

「何で災難が・・・続くんだよ・・・」

「・・・」

「・・・今度は何見たんだ・・・?」

「ああ・・・息苦しい・・・」


「まだ来るのか・・・」

「体力も回復・・・してないのに・・・」

「はあ・・・はあ・・・俺何か息すら・・・続かんぞ・・・」

「これは・・・きついな・・・」

「妾もじゃ・・・」


「今度はグランドウルフが・・・来ます・・・!!」


「『何!!』」


「君達のグループで・・・誰か攻撃は・・・」


「無理だ・・・それを言うという事は・・・」


「残念・・・こっちもね・・・」


「そうか・・・」



バキバキ!!ゴキゴキ!!



「『!?』」


「ぜえ・・・ぜえ・・・やっつけたのは良いが・・・」

「流石に・・・歩けんな・・・」

「・・・お前ら何座りながら・・・休んでいるんだ・・・?それに俺らも混ぜろ・・・」

「お前は言葉を・・・まあいい・・・」

「こいつに・・・言ったって・・・無駄だよ・・・」

「・・・ぐう~・・・」


「『寝るな・・・!!』」


また更にパーティーが来た。今度は六人組(四男二女)のパーティーが来た。けど・・・まだ続く


「すまん・・・俺らも・・・混ぜてくれ・・・」


「それは・・・構わないわ・・・」


「俺らも動けないからな・・・体力消耗で・・・」


「そうか・・・」



ドスーン・・・ドスーン・・・



「次は何・・・?」


「嘘だろ・・・まだあるのか・・・」


「これは・・・厄介だな・・・」


「・・・次から次へと・・・」

「・・・戦いたいが・・・」

「止めとけ・・・怪我するぞ・・・」

「・・・」

「さっきからだんまりだな・・・」

「これ以上は・・・」


「・・・まだ来るのかよ・・・」

「・・・今度は何よ・・・」

「・・・知らん・・・」

「・・・動けるか・・・?」

「・・・ダメっぽいのじゃ・・・」


「・・・お前は・・・どうだ・・・?」

「・・・ふざけるな・・・これを見ても分からないのか・・・」

「・・・いつものこいつが・・・」

「・・・まあ、そういう事だろう・・・」

「・・・ぐう~・・・」


「『お前は気楽そうだな(そうね)・・・』」


「!?今回は・・・ゴーレム・・・です・・・」


「『!?・・・』」



ゴキ!!バラ!!



「やった!!・・・けど・・・」

「そうですわね・・・ですけど・・・」

「私も・・・」

「同じ意見・・よ・・・」

「でしたら・・・あそこで溜まっているようなので・・・」

「・・・混ざる・・・?」


「すまへん・・・私らも・・・混ざってかまへんか・・・?」


「・・・混ざるも何も・・・」


「俺達が来た時から・・・」


「この状態だからな。大丈夫だろ・・・」


「おおきに。感謝します・・・」


「・・・申し訳ございませんわ・・・」

「・・・仕方ないわ・・・あれに遭遇した・・・時から・・・」

「ええ・・・体力切れ・・・でしたので・・・」

「・・・気に病むことは・・・」

「・・・ない・・・」


お次はさっきと同じの六人組(全員女子)がご登場・・・けど・・・まだ続く。続くったら続く


『おい!こっちだ!!』


『殺せ!!』


「あれって・・・」


「多分・・・盗賊かと・・・」


「・・・厄介だな・・・懸賞首なら・・・猶更・・・」


「どうしたもんや・・・」


「『・・・』」


「しかも今回は全員だんまりだしね・・・」


「・・・同意は・・・する・・・」


「俺もだ・・・」


「・・・私もや・・・」



ジャギジャギジャギ!!ぎゃああああ!!



「首ゲット~~・・・ダメだ・・・立てん・・・」

「俺もだ・・・」

「さっきの戦いで・・・俺も・・・」

「わいもだ・・・」

「儂もだ・・・」

「・・・」


「すまん。これは何の溜まり場だ・・・?お願いがある・・・」


「休憩・・・?良いわよ・・・」


「何しろ・・・」


「俺らも・・・だからな・・・」


「・・・気にせんでええ・・・」


「すまんな・・・」


さっきと同じ以下略(全員男)。けど。残念ながら・・・まだあるんだな、これが



ガチャ・・・ガチャ・・・



「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・察したぞ・・・その雰囲気で・・・」


「『・・・』」


「こっちもな・・・」


「けど・・・今度は・・・ダメみたいですね・・・」


「・・・?どういう事や・・・」


「・・・今回は・・・兵士・・・みたいですね・・・しかも・・・この国の・・・」


「『・・・』」


「・・・もう・・・お終いや・・・」


「どうしたら・・・」



「おい!!そこの溜まっている君達!!そこで何をしている!!」


「・・・何って休んでいるだけだが・・・」


「休んでいる?たかが知れ!!お前らを徴兵する!!」


「『!?』」


「分かったらさっさと来い!!」


「『いっ、嫌だ!!』」


「駄々をこねるな!!おい!!手伝え!!」


「『はっ!!』」




「・・・うるせえ!!!」


「『!?』」


「何だ!?」


「人が寝てるんだ!!起こすなや!!」


「『・・・』」


「・・・何言ってるんだ?こいつも捕らえろ!!」


「『はっ!!』」


「・・・」



ゴキゴキゴキゴキ!!!ぎゃああああ!!!


「なっ、何!?今20人まとめて飛ばしただと!?」


「おいお前・・・俺を起こした罪は・・・重いぞ?」


「なt、何だこいつ!!とてつもないオーラだ!!おっ、お前ら!!全員でこいつを殺れ!!」


「『はっ!!』」


「・・・【氷結魔法。《レベル10》】」



カッチーーーン!!



「なっ、なっ、なっ・・・」


「お前も凍れ」


「まっ、待て・・・」


「待つか!バーカ!【冰結魔法。《レベル5》」



カッチーーーン!!


「【破壊魔法。破壊方法《角砂糖並の大きさまで破壊》】・・・うるせえんだ!分かったか!!」







「【破壊魔法。破壊方法《角砂糖並の大きさまで破壊》】・・・うるせえんだ!分かったか!!」


ああ~。睡眠を邪魔された。俺が言うのも何だが、俺もかなりキレた。?こいつらは?


「おいお前ら」


「『はっ、はい!!』」


「?何ビビっているんだ?」


「『いっ、いえ・・・』」


「?変な奴らだな。ところで一つ聞くが、お前らって30人の何のパーティーなんだ?」


「『あっ・・・』」


「なんだ『あっ・・・』って。お前らの事なのに知らないのか?」


「いっ、いえそうではなく・・・」


「ただ単に・・・」

「一緒になったというか・・・」

「偶々というか・・・」

「そういう事です・・・はい」


「何だそりゃ?お前らは冒険者じゃないのか?」


「『いえ、冒険者です!!あっ・・・』」


「そういう事だろ?少しは気を読めや馬鹿ども」


「バカって・・・」

「ってバカって、そっちもちゃうか!?」


「何がだ?」


「うるせえ!!ってどういうことですか!?」


「寝てたんだよ」


「ね、寝て・・・?」

「寝てたんですの・・・?」


「だからそうだと言ってるだろ?」


「それでキレて・・・」

「あんな高出力を出したのか?」


「そういう事だ」


「『化け物・・・』」


「?化け物ってなんだ化け物って!!まあいい。俺はもう一回寝るからな。起こすなよ?起こしたら、さっきの魔法が来るぞ?」


「『(ゴクリ・・・)』」


そういう事で、ようやく睡眠に入ることが出来た。翌朝の日の出前に出発して、何の支障もなく離合ポイントに辿り着いた。時間を見ると、まだ早かったようだ。ここで軽く暇をつぶすか・・・っと思ったが、一つ問題があった。それは・・・


「何でさっきの冒険者パーティー全員が俺についてくるんだ!!??しかも道中の敵や魔物始末は俺任せだしな!!」


「『だって、あなたのそばを離れなければいいかなって・・・』」


「知るかそんなもん!!あと、俺は冒険者所属じゃないぞ!」


「『え!?』」

「でしたらどこなんだ?何処から来た?」


「俺は国からの指示でここにいるんだ!お前らとは違う!!分かったら去れ!!!」


「『・・・』」


「何故だんまる・・・」


「『・・・道中が・・・怖いので・・・』」


「女子は分かるが何故男子はそうなるんだ!?トラウマでも根付かれたか!?」


「『・・・』」


「はぁ~~・・・」






「あの・・・ヘビー・・・何頭を抱えているんですか?」


「マニー・・・俺が聞きてえ・・・」


「?」





これは面倒なことに巻き込まれたかもな・・・

関西弁が混ざっていますが・・・エセなので・・・察してください・・・

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