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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 休暇の日々!
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自衛隊 休暇の日々! 3日目 2

今回は短めです。

自衛隊 休暇の日々! 3日目 2



その日の夜レイチェルに明日、ヤポーマヌを出ると言うと


「・・・そうですか・・・ そう言えばここはあくまでも観光目的ではなく通過街でしたね。いつか発つとは思いましたがまさかの明日とは・・・」


「まあ 急ですまんがそうゆう事だ。だからここでの泊まりも熱い夜も最後になる。次の熱い夜は本国になるな」


そう言うとレイチェルは悲しそうなかつ、寂しそうな顔を浮かべた


「そう泣きそうな顔をするな。別に一生の別れでは無いんだ。あくまでも住む場所が変わるだけだ。まあ レイチェルからすれば場所も人も変わるからその分のストレスもあるかもな。我ながら我儘ですまん」


「確かに一生の別れではありません。しかし私が悩んでいるのはマサルさんが休暇を終えるまで熱い夜がない事です。暫く一人になるのでとにかく寂しいのです。自分で言うのもなんですが、思っていた以上に貴方に依存していたみたいです。仕事中も大好きな貴方の事を必ず思い浮かべて、それこそ仕事にも支障が出るレベル程依存しています。それを周りにも勘付かれています。『支障が出てるぞ。恐らくマサル様の事を考えているだろ。全く今まで告白されてはかわし続けたのに何故かマサル様はOKを出したんだろうな』とギルドマスターに言われる程。まあそんな事を言ったギルドマスターにはキツイ言葉を言いましたが。とにかくさみしいのです」


「そうか。そんなに俺の事を想ってくれてたのか。正直嬉しいがそれだと俺が街を出たあと更に悪化するな。俺も本当は寂しい。一生お前の伴侶として生きていくと誓ったのに単身赴任の様に旅をするんだからな。俺も本当は一緒に旅をして欲しいと思うがそれは無理だと思う。レイチェルはギルドという仕事があるし俺も休暇中とは言え自衛隊の仕事がある。それに折角の休暇だから色々なところを見たいと言う気持ちもあるからどうしてもな」


「ええ 分かっています。だからここで言うのも何ですが言わせてください。『あなた いってらしゃい。良いお土産と話を聞かせてください。そして領地に戻ったあと直ぐに私を迎えに来て下さい。そしてまた一緒に愛を育みましょう。その間は私も貴方をお待ちしています。気をつけて』」


レイチェルが嬉しい言葉と寂しい言葉を織り交ぜて言う。俺も答えなければな


「ああ 俺もこの言葉を言うのは恥ずかしいが聴いてほしい。『ああ 行ってくる。良い土産と話を沢山持ち帰るから待っててほしい。そして休暇を終えたら俺達の家を準備する。そこで改めて愛を一緒に育もう。勿論家は子供もいることを想定してな。だからその間は待たせる事になるが我慢して欲しい。最後に一言、お前も身体に気をつけて。何かあれば今は手助け出来ないがギルドの仲間がいる。安心しろ。お前は一人では無い。仲間も良い上司も、そして俺と言う夫もいる。だから安心しろ』」


「はい!お待ちしています!」


俺たちはそのまま見つめ合って口づけをした。とその前に


「レイチェル、左手を出してくれ」


「どうかしました?何か手に付いていますか?」


「いや、今は付いていないがこれから付けるものがある」


「なんだろう?取り敢えず出しますね」


俺は事前にベッド横にある小さなテーブルの上の小箱を取り、中に入っていた指輪をそのまま彼女の左手薬指にはめる。そう結婚指輪だ。ようやく左手をだした理由が分かり、目を潤せてそして涙を流した


「あっ あ〜っ そっそうゆう事だったのですね。 ぐすっ・・・ 嬉しい、嬉しいです。嬉し過ぎます う〜」


「まさか涙するとは。でもそれだけ嬉しいし想われてる俺も嬉しい。ほら泣かないで可愛くて綺麗な顔を見せてくれ。泣き止んだら俺の左手も見てくれ」


「はい・・・ 少しお待ちを・・・ ぐすっ」


暫くひと泣きしたあと、俺の左手を見た


「あっ マサルさん・・・」


「そう 書類も形もこれで誰が見ても俺たちは本物の夫婦だ。これでお前は俺のものだ。悪い言い方だけど許して欲しい。これで少しは言いよる輩も減ると思う。言い寄られたら、この指輪を見せつければ取り敢えずどうにかなる筈だ。勿論襲われても平気なようにその指輪には少し仕掛けが施されている」


そして少しその指輪の内容を話した。具体的には襲われそうになったら周りにバリアが敷かれてその人は近ずくことが出来ないとか、映像記録能力があるため証拠としても大丈夫などの説明もした。レイチェルの反応は驚きと安心の顔を浮かべた


「流石 自衛隊の人ですね。これで私も安心です。あとは今日の夜だけですね」


レイチェルが急に妖艶な顔を浮かべた。どうやらヤル気らしい


「ああ この街での熱い夜は最後だからな今日はとことん愛し合う!」


「はい! もう子供は出来たかな?」


「だといいな」




そのまま2人の影は重なった。俺は押し倒される形で。


この町の最後の夜は最高だった




レイチェル

「今日の貴方は最高でしたよ。思えば最初は少し大きい人だけど全く威圧感がない不思議な人でしたね。そのあとはBランクに喧嘩を挑戦されて正直私は動揺してしまいました。不味いのではと。けど内心はもしかしたらどうにかなってしまうのでは?と失礼極まり無いですがその後文字通りどうにかなってしまいましたね。もしかしたらその時から少し貴方に恋をしたのかも知れません。そのあとは正体が自衛隊の人と分かって皆さんひざまづいていましたね。勿論私も。けど貴方は全く怒らず他言無用にするなら罰しないという寛大さに留めを刺されてしまいました。そのあとは半ば強引な逆ナンにも怒らず、告白も了承して頂きました。もう私は貴方しか考えられません。内心は責任を取ってくださいと思いました。勿論そのあとは責任を取っていただきましたので文句もありません。もう私は貴方から離れません。一時的でも離れません。ですが今は我慢しましょう。愛想尽かされても困りますから。あなた 愛しています」



レイチェルはかなり一途みたいだな。



次の更新も未定です。

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