表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
74/261

出発

出発



午前一時前。二人は潜入に向けて、最終準備を行っていた


「二人とも、早朝に来てもらって申し訳ない。これも作戦遂行には欠かせないから我慢してくれ」


「「はい」」


「今日の午前二時に空自に到着したのち、そこから飛び立つ予定である。なので準備はここで整えるのが万全であろう」


「「はい」」


「今回は二人いるから一人が片方に潜入しているときはもう片方が別の潜入が出来ると俺は思うが、そういった潜入先の分担は済んでいるのか?」


「はい。まだ作戦中ではないので階級で呼ばせていただきます。私三尉がバンゲーカー公爵家に、准尉はアリアラ公爵家に潜入する予定です。こういうのは同性が良いと考えていますのでこういった役割になりました」


「そうか。まあ確かに三尉は男性、准尉は女性だからな。そのほうが妥当だろう。勿論何かしらあればその限りではないがな」


「はい。勿論何もないのが良いのですが・・・」


「そうも言ってられませんからね」


「そうだな。その後の合流はどうするんだ?」


「両方一辺に潜入は出来るので、本日は移動と潜入に重点を置き、二日目の遅くても夜には・・・今地図を広げたのですが、ここでしたら丁度一直線に王都に行けると判断して、ここで三尉と合流する予定です」


「そうか。確かにそこなら敵と鉢合わせすることのリスクを減らせるだろう。分かった。そのことをHQにも通達しておく。さてと、そろそろ時間だな。準備は完了か?」


「「はい。いつでも行けます」」


「よし。ではまずは空自へ行こう」




「ご無沙汰しております。二等陸佐」


「確かにご無沙汰だな。三等空佐。今回はこいつらの輸送を頼んだぞ。なお、航空機に搭乗した段階で任務開始だから、そこからはコードネームで応答するように頼むぞ」


「はい。承知しました。では君らにはこの輸送機に搭乗してもらって潜入先のランディングゾーンに向かわせる。その後日の出とともに降下開始だ。この時の注意事項は上空5000メートルからの降下になるので凍傷に注意してくれ。着地後は速やかに降下時に使用した装備を証拠隠滅しろ。燃やしたりなんなりして良いが、周囲の状況に応じて敵の位置に我々がバレないようにしてくれ。質問はあるか?」


「「ないです」」


「よし。もうすぐ時間だな。ではそろそろ搭乗するか」


「「はい」」


「では、貴官らの武運を祈る」


「「はい」」





「間もなくランディングゾーンに辿り着く。降下開始のカウントダウンを開始する。30分前だ」


「装備を各自確認してくれ。ここで忘れ物は止して欲しいからな。確認したら酸素マスクなどを装着してくれ。・・・装着完了したな?降下開始10分前だ」


「よし。後方ハッチ、開くぞ。降下開始5分前だ」


「よし。後方に移動してくれ。1分前だ」


「降下準備は良いな?カウント行くぞ。

カウント 5.4.3.2.1.行ってこい!!!」


「「はっ!!」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ