ディスデイーンの陥落
今回で戦闘最終回です。
ディスデイーンの陥落
『いよいよこの時が来た。遂にディスデイーンが消滅する時が来た。さて作戦を練りたいところだが、俺としては空爆した方が楽だと思うがな』
『いい加減そのトリガーハッピーをやめたらどうですか1佐?それだとディスデイーンが消滅しても今後の未来がありません。俺は空挺や航空射撃をして都市を制圧した後城に突入で良いと思います。この方が撃ち漏らしが無くて確実です。少しは脳を使って考えたらどうです?この戦闘狂』
『二佐、俺をおちょくってるのか?ああ?こっちの方が良いだろうが!あんなポンコツ国家の土地なんて誰も要らんだろ!』
『いいえ、こっちが将来性もあって確実です。ポンコツは肯定しますがそれでも誰かしらはここが欲しいという奴はいるはずです。その事を考えてあげないとこの先も戦闘狂のままですよ?』
『上等だコラ!?表出ろや!!』
『いい加減その脳味噌に能力という戦い方もあるということを教えてあげましょう!!』
『はーいはーい。ストップストップ。これ以上は対立してもしょうがないって。ここは将補に決断を委ねましょう。将補はどう決断したしますか?』
『決断も何も、既にHQからの指示を従うだけだがな。一応二佐の意見を採用する。一佐の意見は最終手段として置いておくそうだ』
『なん・・・だと・・・?』
『良かったですね1佐。こっちの方法もあることが認められてさぞ悔しいでしょうね』
『煩え!!俺の案も最終手段として置いてくれたじゃんけ!!不採用では無いからな!!!』
『何とでも言ってください』
『はいはいそれまでだ。てことでこの案で行くぞ。次にチーム編成だが、これは分かりやすくこの編成でいく。空路は空軍、陸路は陸軍で行く。空挺部隊は5割空で5割が陸の編成で宜しく。あとガンシップも出動するから流れ弾には注意だ。都市内で使える機械は装甲車、輸送トラック、HMV、APC、LAVは使える。ヘリもハンターや汎用ヘリも可能だ。ただし中央都市の門はかなり頑固なためここだけは戦車の突撃や砲弾による破壊も許可しよう。空路で飛んでると恐らくは城も襲撃と思うだろう。そこで兵などをよじ登られ逃走されれば第二第三のディスデイーンが出来てもおかしくない。その為基本門の周りは戦車や歩兵で固め、巡回は装甲車や空挺のヘリ残留者が対応せよ。因みに塀をよじ登り逃走を図る者は原則射殺を命じる。門から逃げ出すものも同様だ。各国も大火力の魔法士などは門の周りで固めろ。各国で空か陸かの編成は各自で任せる。基本的に陸が戦闘が激しいと思えばいい。都市内の奴は原則殺戮しろ。ここにはもう敵しかいないことも裏付けている。投降者は攻撃しなくてもいいが、隙を突かれた場合は殺戮だ。都市の制圧が完了次第、城へ突入する。この時も門や塀の周りも哨戒しろ。これも逃走者は殺戮だ。最後に城内に突入し、王や周りの臣下などを捕らえたのち、尋問し殺せ。以上だ。質問は?・・・無しだな。もうすぐでこの戦闘も終える。気を引き締めろ!!』
『『はっ!!!』
『CP及びHQ。先行の陽動機、まもなく発進する。離陸許可を求む』
『陽動機の離陸を許可する。各国の空軍も続け。以上CPタワー』
☆
『奴隷王。どう致しますか?我が軍はほぼ全滅。隣国エルカダと同盟国がいつ来てもおかしくありません。更に不味い状況で、その同盟国には日本国までいる始末。もし彼らの影が見えたらその先に待つのは我々の死ですぞ・・・。彼ら日本国まで来るとなるとたとえ万全な状態でも我々の敗北は必須。彼ら自衛隊に対抗するには最低でも兵士100億人は必要です。そんなの1000年掛かっても集めきれません。奴隷王どうしますか?恐らく彼らに降伏という単語は無いに等しいと思います』
『・・・そんなことは分かってる!!何故こうなった・・・隣国エルカダだけかと思いきやまさか更に10国以上の兵士を連れてくるとは・・・しかも我が国に同盟国は一国も居ないし物資なども無いのが現状。まさかここまで追い詰められるとは・・・しかし気になるのは何故日本国までが加わっているんだ?彼らは報復時のみ出動する筈だろう?まさか軍が謀反か?それなら軽くだが納得は出来るが、それなら日本国方面は大騒ぎな筈だ。けどそれも聞かないとなるとどうなるんだ?よく分からん。って今そんな悠長なことを言っている場合では無いな。どう対抗すれば良いのか・・・なんかいい案でもあるかお主ら。日本国に対抗できる方法が。何でも良い。魔法でも物理でも召喚でも魔物でもアーティファクトでも良いから何かあるか?』
『『・・・・・』』
『・・・まさか何もないのか?まさか・・・・』
『王、申し訳ありません。全くもって対抗手段が見つかりません。王が挙げた対抗手段は全て実行済みですが全て失敗しています。しかも何も出来ずにです。なので正直に言えばこのまま陥落を指を加えたまま待つしか無いのです・・・』
『そんな・・・どうすれば良いのだ!?存続するにはどうしたら・・・・』
バーーーーン
『どうした?そんなに慌てて。何か朗報か?』
『いっいえ・・・その・・・・』
『何だ?早く言え!!』
『・・・ふう〜〜・・・・襲撃です!!!敵同盟国が我が国の中央都市に襲撃を仕掛けてきました!!!既に上空に日本国の空軍が飛んで・・・・』
ヒューーーーー!!!!!ゴーーーーー!!!!!
『くそ!!!遂に来たか!!!誰でも良い!!!対抗せよ!!!』
『王!!ですが・・・』
『良いから行け!!!騎士でもメイドでも使える者は何でも使え!!!』
『はっはい!!!』
『クソ!!!どうしてこうなった!!!』
☆
『急げ!!!門を破壊しろ!!!』
ドーーーーーン!!!!ドーーーーン!!!!
『まもなく門が壊れます!!!!』
『突入直前で打ち合わせした通り、門破壊後は一旦避難!!!砲弾を数段撃ち込む!!その後中央都市に突入し散開せよ!!!撃ち漏らすなよ!!使える物は何でも使え!!!』
『『はっ!!!』
『門が破壊させました!!!』
『よし7発撃ち込め!!!』
『『7発了解打ち込みます!!!!』』
『装填せよ!!!!』
『装填完了です!!!!』
『発射用意!!!!打て!!!!』
ドーーーーーン!!!!ドーーーーン!!!!ドーーーーーン!!!!!ドーーーーン!!!!ドーーーーン!!!!ドーーーーン!!!!ドーーーーン!!!!
『7発撃ちました!!!まもなく砂埃が晴れます!!!』
『晴れたら突入だ!!!、敵に弾幕の砲弾を流し込んだれ!!!!』
『『はっ!!!!』』
『砂埃が無くなった!!!!突入だーー!!!!』
『『うおーーーーー!!!!』』
『戦車2から空挺部隊!!!!西門の突破を確認した!!!他門の突破を確認後直ちに空挺せよ!!!』
『了解!!!』
『撃て撃て撃て撃て!!!!弾を使い切るほど撃ちまくれ!!!!』
『左に敵一味あり!!!!』
『聞いたな!!!!後方に回り込むことも考えて撃ちまくれ!!!!』
『正面に多数の敵確認!!!!』
『私が援護に当たります!!!!』
『オラオラオラオラ!!!!掛かってこいや!!!!』
『各国何してるんだ!!!???怯んでないでさっさと魔法や剣で向かい打てや!!!!』
『『はっはい!!!!』
『口だけは良いから行動で示せ!!!』
『後方に回り込んだ!!!!各隊流れ弾に注意せよ!!!!』
『こっちも回り込んだからな!!!当たっても責任は負えんぞ!!!!』
『地上部隊!!!こちらは空挺部隊!!!各門の破壊及び突撃を確認!!!!これより空挺を行う!!!上空からの流れ弾も注意せよ!!!』
『聞いたな!!!上からも砲弾に矢の嵐が降るぞ!!!!今日の天気予報は晴れ時々砲弾や矢だ!!!気をつけないと穴だらけになるぞ!!!!』
『『はっ!!!』』
『室内のクリアリングも欠かせるな!!!!アンブッシュもいる筈だ!!!、全てを想定しろ!!!』
『『はっ!!!!』』
『こっちに敵発見!!!屋上へ逃げたぞ!!!!』
『空挺部隊が対応する!!!!』
『他は!!??』
『十数軒の屋上に敵が出る!!!全て殲滅しろ!!!!』
『了解だ!!!!』
・・・・・・
『どうだ!?敵は殲滅したか!?アナライズ!!!』
『・・・・アナライズ完了!!!残敵無し!!!我々の先は残りは城のみです!!!!』
『了解!!!CP、CPこちら西方面の地上隊!!!西の敵殲滅完了!!!』
『CP了解!!城手前まで進め!!西方面の空挺部隊は各方面の応戦に徹せよ!!!』
『地上了解!!』
『空挺部隊了解!!!』
『ではまた城門で会おう空挺部隊!!!送れ!!!』
『おう!!先走るんじゃないぞ!!!アウト!!!』
・・・・・
『こちら西方面。城手前まで移動完了した。送れ』
『了解。他方面の到着を待たれたし。アウト』
『こちら北方面。西と同様に移動完了した』
『了解。他方面の到着を待たれたし。アウト』
『こちら南方向。お待たせしました。現着です』
『了解。東の到着を待たれたし。アウト』
『こちら東。どうやら最後みたいだな。現着。送れ』
『了解。では現時刻は16:29。16:30で突入を開始せよ!送れ!!』
『『了解!!アウト!!!』』
『カウント!!』
『5』
『4』
『3』
『2』
『1』
『『ゴーーーーー!!!!』』
『『うおーーーーーー!!!!』』
☆
ドドドドドドッ!!!!ドガーーーーン!!!!
『何だ!!??』
『何かあったのか??近衛兵!!!』
『はっ!!報告します!!どうやら中央都市の味方は全滅!!!現在はこの城が襲撃されています!!!』
『何!!??友軍全滅だと!!??役立たずめが!!!わしは地下へ行く!!!そしてこの首輪を作り出している宝玉へ行く!!』
『ですが既に宝玉は・・・』
『予備で一つだけある!!!それさえあれば何とかなる!!!』
『王!!!お待ちを!!!』
☆
『っしゃーーー城内に突入する!!!敵は片っ端から殺せ!!!相手が幹部だろうが構うな!!!どうせこの城は誰も使わん!!!徹底的に穴だらけになるくらいやりまくれ!!!』
『『っしゃーーー!!!!』
『左右から大量の敵が来るぞ!!!』
『グレネードやランチャーで蹴散らせ!!!』
ドーーーーンドーーーーンドーーーーンドーーーーン!!!!!
ダダダダダダだダダダッ!!!!!ガーーーーーン!!!ギーーーーン!!!
『空挺!!!背後に回って降下しろ!!!その後は敵空軍を迎撃だ!!!』
『言われなくてもやってるわバカタレが!!!降下開始だ!!!その後は敵天馬などをガトリングなどで撃ち落とせ!!!』
『『はっ!!!』』
ヒューーーーー!!!!!キューーーードドドドドドドドドドドッ!!!!!!
グサグサグサグサ!!!!
『ミサイル撃て!!!!』
シューーーー!!!!!ドーーーーーン!!!!!
『では一言』
『『へっ!汚ねえ花火だ!!』』
『庭の敵殲滅を確認!!!これより建物内に突入する!!!北と南は突入後は上へ行け!!!臣下を捕獲又は殺害だ!!!西と東は地下だ!!!恐らくあの宝玉を取りに行く筈だ!!!別に取るのではなく破壊しろ!!!破壊したら強制力は無くなるからな!!!』
『『了解!!!』』
『なら突入だ!!!!』
『『っしゃーーー!!!!』』
・・・・・
『よし突入した。地下へ行くぞ。敵は殺しまくれ!!』
『『はっ!!』』
『案内係の空曹長!!案内だ!!』
『了解!!案内します!!』
『この先は何が何でも通さない・・・』
ドドドドドッ!!!!
『ああ〜〜・・・・これじゃ蚊を潰す程度しかないや。次!!!』
『二佐!!ここを右行ったら地下へ突入です!!ただ宝玉は地下5階にあるのでもう少し掛かります』
『構わん!!降りるぞ!!弾は再装填しておけ!!』
『『はっ!!!』』
ドドドドドドドッ!!!!ドガーーン!!!
『スゲーな。あれほど倒したくせにまだ敵が出てくるか!!!こいつらゴキブリか!?』
『違うと思いたいですが、この際そう思っても仕方ないでしょう!!!』
『まあいい!!各国も排除をしてくれるからまあ良いけどな!!!次は!!!???』
『この先を右で地下二階です!!!この先はゴーレム系が出る筈です!!』
『構うか!!対物ライフルにミサイルで対抗だ!!!』
『『了解!!』』
コツコツコツコツコツ!
『さっきから足音が響くがまあいい!!ゴーレムが出た!!!殺れ!!!』
ビューーーー!!!!!ドーーーーーン!!!!
ドガーーーーン!!!!ドガーーーーン!!!!!
『おお流石地球の武器だな!!!はっはっは!!!次は何処だ!!!』
『このまま真っ直ぐ行くと扉が見えるはずです!!見えなくても破壊すればいいです!!!その先が地下三階です!!!その先は今度はホムンクルスが基本の敵になります!!!まあ普通に銃弾や魔法の嵐で殲滅可能です』
『分かった!!!取り敢えず地下三階だ!!!』
『多分先手必勝が楽です!!!』
『奈良扉越しからご挨拶だ!!!!』
ドガーーーーーーン!!!!
『ここから先はもし貸したら反撃もあるかも知れません!!!注意して下さい!!!』
『そう言った矢先で反撃を仕掛けてきたな!!!盾持ってる奴は盾で防げ!!!持ってない奴は盾の後ろか魔法で対抗か障害物へ退避だ!!!』
『『了解!!!』』
キューーーー・・・・・・バーーーーーーーン!!!!
『怪我の有無の確認だ!!!!無事の者は引き続き戦闘継続だ!!!!』
『『了解!!!』
『あやつの弱点は親玉を殺すか核を潰すかのどちらかだ!!!どっちでもいいから破壊しろ!!!』
『二佐!!親玉を潰しましょう!!!先程の攻撃で核がないのは判明しています!!』
『そうか!!なら今あの周りの中央にいるのが親玉と想定して潰しまくれ!!!』
『『了解!!!』』
バーーーーーーン!!!!ドーーーーーン!!!!
ガッシャーーーン!!!
『よし破壊成功だ!!!次は!!!』
『奥に入って突き当たりを右に行けば階段で地下四階に降りれるはずです!!!この先は敵は居ませんがトラップだらけですが、先に全て破壊してしまえば全て使用不能になるので効率的です!!魔法でアンチ系のスキル持っている人で対トラップを持っていれば簡単です。無くても片っ端から破壊すればそれはそれで作動しませんが誤作動の危険はあります!!!』
『安心せえ。三尉が持っている。そうだな!!!』
『はい!!任せんといてください!!!こういうのはチョチョイのちょいでどうにかなりますってもんよ!!!・・・・・ヘイお待ち!!!!』
『サンキュー三尉!!次がラストか!?』
『はい!!!少し複雑なのでついて来て下さい!!!』
『おう!!!任せたぞ!!ミスったら筋肉痛セットをお見舞いしてやる!!!』
『これは失敗出来ませんね!!!こっちです!!!』
『少し遠かったですがここで終いです!!!あとは暗唱を解いて終了です!!!っとその前に・・・』
『はっ!やっぱり二曹気付いていたか!!!』
『はい!寧ろ自衛隊の人でしたら全員分かっている筈ですね。ね?』
『『(コクコク。グ!!)』』
『なっ何ですか??』
『前から気になってたんだよな。ウンバミン軍の一部とザキゾロ軍の一部がディスデイーンに情報を流していたことに。まあ我々の行動が速すぎてそちらが中々追いつけなかったのは予想外だったみたいだがな』
『どこにそんな証拠があるよ!?』
『・・・これなんだ?』
『何だそれは?』
『いわゆる録音装置みたいなものでな。ここのスイッチを押すと』
[いわゆる録音装置みたいなものでな。ここのスイッチを押すと]
『とこのように記録されるわけだ。んでこいつを別記録で撮ったものを再生すると』
[ディスデイーン王。お久しぶりです]
[おう。どうしたウンバミンの中尉一味とザキゾロ少佐一味よ?]
[南、南東、東、北の方面から自衛隊が潜入し我々に多大な被害が出ています]
[何!?自衛隊が動いたのか!?わしはどうしたらいい?]
[慌てずに!!今逃げ出したらそれこそ彼らの餌食です。なので今はお待ち下さい]
[分かった。頼むぞ]
『な?これで言い逃れはできるか?映像もあるぞ?ほれ』
『・・・お前たちこの機械を壊せ!!!そしたら最悪は大丈夫だグヘーーー!!??』
『破壊されてたまるかっての。まあもう既に国に渡って提出してきたからもう戻る場所も無いがな』
『・・・・クソ・・・クソったれーーー!!!』
シャキーーーーン!!!
『おっと、自決されて溜まるかってーのー。このまま犯罪者として名に載りな。次いでにこれを寄越した国に賠償命令をくださないとな。あっ、これも次いでだが』
バーーーーン!!!!パリーーーーン!!!!パラパラパラパラ・・・・
『破壊完了であんたらと奴隷王は捕獲っと』
『な!?いつの間に!?』
『やあ奴隷王?初めまして日本国自衛隊です。このまま上に行くぞ。次いでだがあんたのお目当ての宝玉は破壊したぜ。ほれ』
『何!?・・・本当に破壊されている・・・だど・・・もう、おしまいだ・・・』
『それを言うのはまだ早い。もっと地獄を味合わせてやるよ。CP、CPこちら2。奴隷王と裏切者の捕獲に成功。このまま上に持っていき臣下達の運命を定めに行く。送れ』
『了解。裏切者ということは密偵も捕獲したか?あの例のザキゾロとウンバミンの一部か?』
『案の定だ』
『了解。このことは将に伝える。アウト』
『んじゃ、行くか。元奴隷王に裏切者達。はっはっは。お前らも撤収し上に行くぞ!!』
『『はっ』』
・・・・・・・
『地下の戦闘は終え、今から上に来るそうです』
『無線で聞こえた。了解だ。っと言ってもこっちはもう既に例の謁見室に着いたけどな。まあいい。無線はその後だ!!!!ドアを破壊した後スタングレネードを投げ込め!!!』
『了解!!!行きます!!!』
ドーーーーン!!!!!バーーーーーン!!!!キーーーーン!!!!
『うわーーーーー!!!!!????』
『目がーーー!!!!耳がーーーーーーー!!!!!』
『何も見えない!!!!何も聞こえないよーーーーー!!!』
『敵だ!!!!!向かい打て!!!!』
『全く見えてないのに一部は敵に向かおうと一所懸命だな。その行動はあっぱれだ!!!けどな。それでも俺達の敵ということに変わりは無いのでな!!!撃て!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!ドーーーーーーンドーーーーーンドーーーーーン!!!!
『V8を使え!!!!敵はどうだ!!!』
『クリア!!!』
『クリア!!!』
『クリア!!!』
『臣下ら発見!!!捕獲成功!!!』
『逃走を図ろうとした宰相を捕獲した!!!』
『大臣クラスの家族を発見!!!捕虜として捕獲完了!!!』
『元奴隷王の王族を発見!!!捕獲成功した!!!』
『クリア!!!一佐ルームクリアです!!!』
『分かった。まもなく霧が晴れる。注意せよ!!!』
『『了解』』
・・・・・
『キリが晴れました』
『おう。分かった。全員V8を外せ』
『貴様ら!!!ここが何処か分かってるのか!!??』
『ああ。知ってるとも。ここはディスデイーン奴隷国家の中央都市内にある城の中だろ?それくらい知ってるっての』
『なら何故こんな事をした!?』
『何故って言われてもな。強制奴隷の撤廃の要求を全て無視し他国の国民や兵士を誘拐や拉致したそうではないか。そんな状態で戦争にならない方がおかしいからな』
『・・・他国だと・・・貴様ら、何者だ!!』
『まあ答える義務もないが言っとくか。エルカダの同盟国一同と俺らは日本国自衛隊である。まあこの国が無くなろうが日本国には関係無いがな』
『日本国だと!?なら噂は本当だったか・・・』
『何この場にいる捕虜全員が驚いているんだよ。別に来ようが来まいが俺らの勝手だろうが』
『だが良いのかい?この城の中は曲者揃いだぞ?例えば悪魔と魔族の化け物ハーフが・・・』
『宰相が言ってるのはこいつか?この弱すぎる生首の顔に見覚えは?』
『なっ何!?奴が殺られただと!?』
『けどねそれだけでは無いのよ?魔法で我が宮廷に仕えるほどの者がここにはいる・・・』
『女大臣さんが言っている人ってこの壮年のおっちゃんですか?一応死体は持ってきましたけど?流石にこの弱っちいおっちゃんが宮廷魔術師とは思いませんでしたね』
『うっ嘘・・・あなた・・・うう・・・』
『まっまだ負けたわけではない!!!この城にはこの国最強の騎士隊団長と軍団長が・・・』
『元老院の一人の爺さんがほざいているのはこの小娘二人か?一応生捕りにはしたが日本に持って帰ったところで死刑は確実だから一旦返すけどな。まあどこに居ても死刑は避けられないだろうがな。どうした?貴様の娘か孫だったか?まあいい。ほれ。こんなの三軍でも相手にならないだろ』
『お爺ちゃん・・・ゴメンね負けちゃった・・・うう・・・』
『お爺さま・・・ごめんなさい・・・負けてしまいました・・・ぐすっ・・・』
『良いのじゃ・・・今は泣いてもいいのじゃ・・・』
『まっまだいるわよ!!!元奴隷だけど今は立派に育った若きエースの義弟・・・』
『若いにも関わらず最年少で院の一つ賢老院になった姉ちゃんが言ってるのはこの雑魚過ぎる奴か?一々突っかかるから鬱陶しくなって勢いで気絶させた結果、こんな感じで俺らに対してトラウマになってしまったみたいだがな。邪魔だからさっさと行けや!!』
『義姉ちゃん・・・怖いよ・・・』
『義弟君・・・もう大丈夫よ・・・』
『クソならあやつらもか?』
『予想して良いか?今は冒険者でのらりくらりとしているが肩書きはあんたら王族の護衛として仕えている一家か?なら全員あの世行きだぞ?ほぼアンデットになっているがな。ほれ』
『クソ・・・こいつらもダメだったか・・・』
『他にはあるか?生存確認したい者は?』
『その・・・私達の兄で女子の憧れ対象で私達の初恋が兄なのですが・・・』
『王女さんが言っているゴミってこいつだろ?こいつ私が異性なのかは知らんが手加減しやがってな。頭来たから殺した。そこに投げとく』
『・・・お兄様・・・いやーーー!!!????』
『まだ聞くやつは居るか?・・・居ないみたいだな。後で奴隷王も来るはずだ。もう既に宝玉も破壊したからもう何も出来んぞ?』
『『!!??』』
『一佐それは違いますよ。奴隷王の前に元が付きますよ』
『おお、すまんすまん。忘れていたな。というかやっと着いたか二佐よ。随分と時間が掛かったな』
『お待たせしました一佐。時間が掛かった原因は一佐にあるのでは?いつまで死体を廊下に放置しているのですか?お陰で引きずるのが大変でしたよ?』
『おうすまんすまん。どうせこの城は陥落したんだし、別に良いやと思っていたらこんな風になってな。だがこれは俺らのせいでは無いからな』
『はいはい今は良いです。それで?このクズ供をどうしますか?俺としましてはこのまま燃やした方が楽なのですが?』
『俺もその方が良いが、上はそうはならないだろう。それより元奴隷王はどこだ?』
『デブ助なら後ろにいます。投げろ!』
『『はっ!』』
ドン!!!ボヨーーン!!!
『本当にデブ助だな。まあいい。これで任務完了だ。CP、HQこちら1。元奴隷王とその周囲の馬鹿どもを捕獲。任務終了だが、この者達の処罰を決めて欲しい。ここで処刑ならそれでも良いがどうするんだ?』
『CP了解・・・ああ〜〜HQに一任する。送れ』
『HQ了解。先程の会話の最中に一人だけ処罰が決定した。元奴隷王は処刑。それ以外はエルカダにて処罰を決定する。裏切り者も同じようにエルカダにて判決を下す。送れ』
『1了解。なら最後の任務はエルカダ基地への護送だな?送れ』
『そういうこった。すまんが最後まで頑張ってくれ。アウト』
『ということだ。こいつらを護送して帰るぞ!!!』
『『っしゃーーー!!!!』』
『ああ、元奴隷王。日本国の裁判所によるとあんたは処刑だ。残念だったな』
『いっいや待て!!頼む!ここから逃してくれないか?まだ死にたく無い!』
『は!どの口が言う?あんたはそれで救った命はあるか?ねえよな?何しろ全員殺しか強制奴隷だもんな。今更命乞いは無駄だ。て事だ。あばよ』
『まっ待ってくれ・・・』
『王を殺すのはよせ!!』
『お父様!!』
『陛下!!貴様ら待て!!』
バーーーーーーン!!!!!
『燃やせ』
『はっ!』
ボワーーー・・・・バチバチ・・・・
『お父様・・・・』
『クソ!!!』
『・・・』
『今からエルカダへ護送する。変な事を起こしたらあんたらもこうだからな』
『『・・・・』』
『空挺部隊、こちら地上1。チヌークを城庭に着陸してくれ。エルカダ基地に犯罪者を護送する』
『空挺4了解』
『1から各陸海空方面。奴隷王は処刑、周囲の者は世界情勢に判断すべく今からエルカダへ護送する。よって任務は完遂とする!!我らはまだあるが大半はこれで完了だ!以上!!』
『『『『了解!!!!お疲れ!!!!』』』』
『二佐。長い様で短い戦闘が終わったな』
『はい。ですが我々には最後の任務があります。勝利の美酒はその後にしましょう。それに世界はこれからが仕事ですから』
『だな。俺達は終わりでも世界はこれからだな』
ブロロロロロロロロロ!!!!!!
『では乗りますか?』
『ああ。あっそうだ。1から現在中央都市上空にいる各機へ。暫く城から少し離れたところでホバリングせよ』
『『?了解』』
『1からハンター1。城最上部を爆撃せよ!それで我々の勝利の旗とする!!』
『ははっ成る程。それは良いですね〜。承知しました。今から爆撃します!!』
『頼んだぞ〜?盛大にな!!それを横を見ながら、又は背後に背負いながら帰るんだ。良いだろ〜?』
『はっはっは!!それはそれは良い夢が見れそうですね!!了解!!盛大な勝利の花火を上げましょう!』
シュ・・・シュ・・・シュ・・・シュ・・・シュ・・・・・・ドドドドドガーーーーン!!!!!
『おお!いい感じで花火が上がりましたね!』
『ああ。ではあれを行くか?』
『ええ、いきましょう。君らも良いか!?』
『『いつでも!!!』』
『ならカウントゼロで言うぞ!』
『カウント!!』
『5』
『4』
『3』
『2』
『1』
『『『『たーまやー!!!!!』
この戦闘の後書きを投稿します。
戦闘は終了ですが、学園はまだ続きます。




