ディスデイーンへの侵攻開始
この戦闘シーンはしばらく続きます。
予測ですが毎日2話ずつの更新で10〜15日程になると思います。
戦闘シーンの内容は簡潔に前書きにてお知らせします。
注意としては9割以上が会話シーン又は効果音になりますのでご了承の程お願いします
ディスデイーンへの侵攻開始
他国との交渉から数週間後のある日、ディスデイーンの城内ではとある書状が届けられ、混乱に浸っていた
「なっ何だね!?この書状は!?」
「分かりません!本日の正午、隣国のエルカダ聖国から使者が参りより、我々直々にこのような書状を届けられました。彼らも内容はご存知無いと申していましたが、今思えばあの笑みは内容を知っていた筈です。
我々のミスです。申し訳ございません」
「そんなことは良い!!これは事実なのかと聞いている!」
「すいません。一旦拝見致します」
「『我が国エルカダ聖国は4日後の正午、我々の保有する軍 軍団規模を連れディスデイーン奴隷国家を侵攻する。襲撃する用件は再三の奴隷解放及び自国民の解放を要求したが改善の意思が見られないためだ』・・・これが本当でしたら保守党の懸念が正しいことになります『遂には戦争に陥る』と」
「どうする!?今から我々の軍を率いて早馬で逆に襲撃するというのは?」
「奴隷王。それは無理です。今から掻き集めても集約し終えるのにも一週間は掛かります。
そこから大急ぎで出撃しても大規模行軍になりますので尚更4日でエルカダの聖都に到着するのですら不可能です。誠に遺憾ですが今は奴隷を人質に捕る更に軍を集めるのがベストかと。
襲撃出来なくても残り4日はありますので、準備を整えることは可能です。あとは仮に敗戦したとして我々の退路も確保した方が良いかと。陸では発見される可能性はあるため海で逃げましょう」
「よし!それで行こう!今はこれが限界だ。あとは資金や資源などだな。君、今すぐに財務大臣と環境大臣と国防省大将を呼んで来い。緊急要請とな」
「はい・・・」
1時間後
「お呼びでしょうか?奴隷王」
「緊急要請と言われて慌てて視察から戻りましたが、何かありましたか?」
「奴隷王の雰囲気からただならぬオーラが出ていますよ」
「・・・これを読んでくれ。緊急の意味が分かる」
「「・・・・・!?」」
「これ本当なのですか?完全に戦争予告ではありませんか!?」
「しかも聖国副トップの聖人と聖女の直筆ではありませんか・・・これを見るとブラフでは無いようですね。
おかしいのはなぜトップの教皇では無いのかが気になりますがこの際良いです。
大事なのは戦争によって資源や財源、軍ですね。それで我々が出ることになったという事ですね」
「そういうことだ。3つの観点はどう見る?」
「判断材料が少なすぎますが推測だけで申し上げるなら、長期化は無いでしょう。今のところは一国だけですのでどうにかなるかと。長期化を見込むなら最低でも軍は長期化は無理です。せいぜい長くて1年が限界です」
「財務の見込みは更に短いです。推定9ヶ月でリミットです」
「資源は問題ありません。ただし戦争することによって資源の消費が格段に多くなり消費量が激しくなるだけです」
「そうか。なら短期決戦が望ましいか。分かった。それで行く。一旦解散!エルカダ、今にみてろ?」
☆
エルカダ聖国最前線基地
「大佐、やっと我らの仲間を救出する時が来ましたよ」
「ああ、お国もやっと固い首を頷いたか。これにはこの機会を与えてくれた日本国に感謝せねばな」
「はい。しかも勝利後の領地などは全て放棄すると言っていましたからね。驚きですよ」
「全くです。俺も同意しますよ。しかもどういう交渉したのか、他に恨みを持っている他国も軍隊まで居るとは。しかもこの星全員ということも。もう色々訳わからないですよ」
「まあね、でも私は好きだよ?今まではいがみ合っていたのにこのディスデイーンの殲滅には賛成って、
みんな考えは同じだったんだね。今日は仲間として奴らを終わらせようって気が伝わるよ」
「まあ、そういうことですね。それより配置はどうですか大佐?」
「ああ、4日後とはいえ準備が早いことに越したことはない。既に国境付近の配置は完了している。
物資もこの前線基地を中心に供給準備も終えている。陸は平気だ。海も海軍国家であるフィンター諸国とザキゾロ連邦、イヴェーロ合国、ノスケケ(小)国、日本国が既に領海侵犯前まで移動完了している。
補給も日本国の戦艦が担ってくれる」
「ああ〜。あの化け物戦艦ですか。あれなら何でも吹き飛ばしてくれそうですね。となると後は時間まで待機ですか?」
「いや、日本国が秘密兵器を使用するためにある物を申請しているが、それに手こずっていると」
「マジですか?あれですら脅威なのにそれ以上なものを出す気ですか?」
「さあな」
「因みに今回の指揮は誰が取るのですか?生半可な人だと務まるのですら出来ませんが?」
「そこも平気だ。今回は平等そして偏りを防ぐため自衛隊に指揮を取らせることにした」
「良いのですか?そんなことして大丈夫ですか?」
「良いじゃけ、平気だろう」
「まあ・・・平気なら良いです」
☆
4日後
「さて、皆の衆遂に戦争の時間だ。そしてようやくあの忌々しい奴隷国家の落日の日でもある。
この戦争は奴隷制度の歴史、ひいては全ての歴史上に名が残る戦争ともなるだろう。
それもそうだ。一国の王とその周りにいる取り巻き達も含めて殺戮するのだからな。
故にトラウマや死体現認による体調不良もあるはずだが、今回は多方向から治癒魔法、回復魔法、
衛生兵、精霊、増強魔法持ちの兵士を大量にお呼びした。安心しろとは言わないが、今回の戦争をもってようやく帰路に着ける者もいるのだ。それに比べたら我々は至極マシだろう。
故に我々の勝利が国民全員の勝利であり失敗は許されん!
最後に一言。今回の戦争はこういうのだと頭腐った連中に裁きのハンマーを叩き込め!!!」
「『はっ!』」
一等陸佐の演説で一同は一体感を高めた。そして今回の統合リーダーである陸将補から作戦や振り分けが行われる
「さて、我々自衛隊から陸将補の部隊振り分けが行われる。注意して聴くように。なお将補は軍でいうところの少将に値する。留意せよ」
「さて振り分けだ。ラーズベルト軍は即応部隊第791機械連隊と共に南東から城のある中央都市へ向かい、道中は防衛戦突破を命ずる。
ラーズベルト軍は任意で空挺部隊と陸上強行部隊の振り分けを頼む。約4:6が望ましい。
空挺部隊は中央都市又は道中に降下し援軍が参るまでの奇襲部隊と思え。
強行部隊は我々の機械を使う部隊だ。道中はこの機械と共に敵歩兵隊を叩く。
ベックス軍、龍人は空路の確保として即応部隊第32航空中隊と共に制空権の確保だ。なお制空権は勝敗が決まるまで離脱は許容できない。ある意味では過酷になると予想される。ずっと飛び続けるからな。そのことを踏まえ、ベックス軍は体力のと攻撃が出来る部隊を編成してくれ。
体力のない者は先程の第791機械部隊と行軍だ。攻撃が出来ない者は制空権取得したのち順次偵察を頼む。なお攻撃は我々も行うため流れ弾には注意せよ。
カロバース軍、ディーリング軍、ハイエルフは即応部隊第409機械大隊と共に北から城までの行軍だ。こちらも先程の第791と同様だ。なおハイエルフには攻撃と即席衛生兵として命ずる。
またハイエルフには一部の隊と共に地上の遠距離攻撃を併せて命令する。
ウンバミン軍、ザキゾロ陸軍、エルカダ遊撃部隊軍は即応部隊第308機械連隊と共に東から城までの行軍だ。陸としての移動距離は一番長いため体力温存を重点的に行え。更にこの東ルートは隣国エルカダまでの重要幹線道路でもある。激しい戦闘が予想される為、必要なら他より多くの物資も用意しよう。
サンケル軍、ヒューベイ陸軍アーエフ騎士王国は即応部隊第264機械中隊と共に南から城までの行軍だ。このルートは海にも面しているため、先に編成配備している海軍との協力も可能である。
必要に応じて対応せよ。また負傷者などは海軍に任せるよう通達した。
ただし海軍の砲弾には注意せよ。
ヒューベイ空軍とヴェザゲードン空軍、フェーズノース連合空軍、バデンゴー空軍、ヨグクェボ空軍は即応部隊第809航空2個旅団と共に空戦闘だ。
翼竜、ペガサスなど使えるものは何でも使え。なお、空路の範囲はディスデイーン全域だ。
なので今回は我々も空路で出せる最大の人数を編成した。仲間同士の流れ弾は注意せよ
先の名を挙げた5国の陸軍は空挺部隊第645空挺大隊と共に中央都市の空挺を命ずる。
各方面が中央都市に到着次第降下開始、捕虜と強制奴隷を連れ諜報が紛れ込んだら即殺害しろ。
この空挺には聖人、聖女、フェアリー、治癒可能のエルフ、鑑定スキル持ちが搭乗する。
この部隊が貴重なスキルなどを運搬する重要な部隊である。これが撃墜などあれば多数の捕虜などを解放できなくなる。十分警戒せよ。
さて残りの軍は今方面として手薄になっている北東だが、現在我々のいるここが北東である。
生き残りがいればここで殲滅する。これを残りの軍の一部と機械部隊に命ずる。
次に捕虜などの運搬は現在名が上がらなかった一部の軍と共に即応部隊第121輸送小隊に命ずる。
なお、運搬機械も限りがあるため、場合によっては休憩所まで肩担ぎか背中に背負うしかなかろう。
体力の消耗は激しいが、最後の大一番である。最後まで気を引き締めろ。
次に後衛の衛生だが、中央都市に空挺を開始する前まではここ前線基地で負傷者の治療だ。
その後はワープ装置機に取り付けた航空機にワープ、空挺を行う。
海軍は先ほど編成と振り分けは終了している。海から脱走しようものなら海の藻屑になってもらう。
最後に王家達だがこれを一等陸佐率いる、各国少佐クラス以上の中大連隊と共に強襲部隊第221強襲連隊にて首謀者及び王家と大臣、臣下、宰相、貴族全てを殺戮する。ただし強制奴隷は奴隷解放後も犯罪者なら憲兵に身柄を引き渡す。そうで無いのであれば出来る限り丁重に扱え。
この規模は今回の作戦最大規模を誇る。故に取りこぼしは1匹たりとも許されん。留意せよ。
以上だが質問は?・・・ないな。ではまもなく正午だ。作戦を開始せよ。捕虜達を救出せよ!!!」
「『了解!!』」
「司令部、こちら間もなくディスデイーン殲滅作戦を開始する。送れ」
『司令部了解』
「陸将補、まもなく正午です」
「分かった。各方面一方送信!正午のカウントダウンを開始する!カウント10秒前、
5秒4、3、2、1・・・出撃だ!!!」
「『っしゃーー!!!』」




