間章 飲み会2&緊急出動
何とか12月に入る前に書き終えた・・・つもりでいたのにな・・・
一応また加筆しました
間章 飲み会2&緊急出動
「次の質問は?・・・六崎」
「車両や機体などは何使ってるの?やっぱり自衛隊系車両や機体だけかな?」
「いや、自衛隊系だけでなく、消防や救急、警察車両を貸与してもらっている。
何しろ自衛隊系車両だけだと災害派遣や増強時に車両や機体不足で補えないし、更に同時に治安維持で出動する時に大型輸送が出来ない状態だと尚更だしな。
なので陸や空は消防系や警察系、海は海保系や消防系を借りて運用している。
代表的なものだと、
陸はたまに警察のトラックやバスが緊急で通る時があるだろ?それを使ったり、
空は山火事などで消防ヘリが飛んで消火活動をしているものを使ったり、
海は海保の船を使って巡回警備にあたらせている。
そんな感じだ。何しろこれを全部自衛隊で行うとなると、とてもではないが賄い切れないし、ただの容疑者一人、それも窃盗だけの容疑者を自衛隊が出るのも余剰戦力になるしな。つまりはそういうことだ」
「やっぱり自衛隊だけだと、金も時間もかかるもんね。けど流石にそこまで貸与してるとは思わなかったね。けど分かったわ。ありがとう!」
「次は・・・松平」
「法執行機関はさっき聞いた限りだと外務省と防衛省だけに聞こえるけど、他に法執行機関はないのか?例えば姉妹組織の捜査局とか?
あと、異世界にもそういった姉妹組織があったりするか?」
「1つ目の回答は、ある事はある。但し独立している組織はないな。必ずどちらかの、又は両方の傘下に属す形になるな。一応姉妹組織は一般に公表しているから言うけど、組織はさっきそっちが言った捜査局や、管理局、情報局など多岐に渡るな。勿論さっき軽く上げた局はほぼ全て外務省と防衛省両方存在する。違いは規模というか、管轄下の違いくらいだな。
例を挙げると、
捜査局の場合は防衛省は全ての区域に対し外務省は国交を開いている国のみが区域になっている。新しく開きたい場合は先ずは防衛省に依頼することになっているからな。まっ結局は安全かどうかに左右されるからな。
管理局の場合は防衛省は危険物や危険人物系を管理、又は処分するのに対し外務省は相手国の状況を確認し、異世界の方が渡航国に渡航出来るかどうかを管理する。場合によっては外務官が赴き、治安や感染等を確認し判断する。てとこだな
情報局の場合だと、防衛省は有事の際に出動するのに対し、外務省は内密に相手国を情報収集をし、場合によってはその情報を公表、又は捜査に使用することになっている。
とまあ分かりやすく説明する為に、若干 話が膨張した事は否めないが、他にも組織があることは分かっただろ?
2つ目の質問は、勿の論で存在している。向こうはこちらと違い、独立している組織があることだ。
捜査は衛兵やギルド。感染系は魔法士、管理はギルドや国、情報は国やギルドと、ギルド系が多いが向こうにも存在している。但し良くドラマとかである管轄争いは頻繁にあるみたいだけどな。ははっ」
「凄いな。まさか独立している組織が無いことに驚いたな。2つ目もまあ勿論当然争いがあるのも当然と言えば当然だな」
流石に質問攻めされて疲れたな。いい加減普通に会話したいわ
「・・・あ〜すまん。そろそろ質問攻めは良いんじゃないか?流石に勝が可哀想だ」
流石腐れ縁の永羅!助かったぜ!
「すまん、助かった。後で酒一杯奢ってやる」
「いいってことよ。どうせ切るに切れない縁だしな。はは」
「だな。この先一生死んでも切れない縁だな。まっ気楽に行こうぜ」
「だな」
「なんか昔といい今といい、相変わらず仲が良いな。お前ら」
「正直私達から見れば羨ましい限りだけどね」
「別に特別な事はしてないさ。ただ単に気が合うだけさ」
「そうそう。バトる時もあれば協力もするし、案外良い意味でデコボココンビかもな」
「それが今ではこれだしな。俺は今は医者で奥さんは警察官、勝は自衛官に奥さんは現地の人という国際結婚になったしな。人生何があるか分からんものだな」
「それは今も昔もだろ」
「愚問だったか。失敬」
「やっぱり羨ましいね。そういった関係は」
「うんうん。私達には難しい、寧ろ入ってはいけない領域な気がするしね」
「まっ長い付き合いがあるからこそ出来る芸当だったりするかな。じゃなきゃあんなに信頼し合えないからな」
「言えてるな。さてそろそろ飲み直して会話と盛り上がるか」
「だな。改めて」
「『乾杯!!』」
「そういえばあいつが居ないな。有作と涼子」
「まあ、逆に今まで勝が来なかったから逆に2人が欠席なのは珍しいしな。ああ、理由だったな。
有作はああ見えて大手運送会社に働いている。運送系につくと大概は無理だと言って断る奴が多いが、有作はこういった忘年会系だと事前に日付等を知らせていれば必ず行くやつだったからな。今回は風邪ひいてダウンしたらしいから今回は欠席だ。
涼子は国際結婚して今は妊娠中だから大事を取って今回は休むと、結構前から教えてくれた。
逆に今、勝が忘年会に出席してるとSNSで投稿したら、勝のことを知っているメンバー全員驚いているな。勿論今回欠席している有作に涼子も含めてな。それ程驚愕しているんだ。お前の出席はな」
「何だよ。じゃあ逆に来なければ良かったか?その気ならこの先一生会わなくても良いと俺は思ってるぞ?」
「いや、それだけはやめてくれ。喧嘩別れはごめんだからな」
「そうか」
こうして飲み会はのんびりと時間が過ぎていった・・・筈は無いよな。残念ながら運命は味方してくれなかったみたいだ
「(勝の携帯の着信音)♪♪♪」
「誰かの携帯鳴ってるぞ!」
「すまん。俺だ。外出た方が良いか」
「いや別にここで良い。外寒いしな」
「恩に着る・・・(防衛省からかよ)・・・」
「誰から?」
「六崎。お前まさか盗み聞きする気か?」
「いやいや。誰からかな〜っと気になるだけだよ〜」
「はぁ〜〜まあ良いか。防衛省からだ。多分緊急招集だろうな」
「という事は中座?」
「かもな。取り敢えず出るわ」
☆
『もしもし、八代勝二等空佐です』
『もしもし、勝二佐ですか?私は本局防衛省の田城萌執務官です。休暇中に申し訳ございません』
『何故休暇中の俺に電話した?俺に電話寄越すということは緊急出動があるということだろ』
『まあ、結果論からいえばその通りなんですが・・・内容を聞いて頂けますか?』
『聞くだけ聴こう』
『用件は2つです。どちらも航空幕僚長から命令ですが。
1つは現在の所属の航空自衛隊遊撃隊から自衛隊総合司令部に出向になったこと。
2つ目はそれに伴い、直ちにタザーロニアの災害派遣と治安維持に現場指揮官として出動せよ。
という命令です』
『自衛隊総合司令部って陸海空の3隊全ての指揮をする事が出来る、現場最高指揮部じゃないか。その部署ってある意味では異世界方面の最高権力部署である、総監部の次に強い部署だぞ?良いのかよ、そこに所属が出来るなら俺としてはこれ以上のない喜び何だが。しかもその部の最低階級は数人除いて2左以上じゃないか。逆に足引っ張らないか?』
『大丈夫です。だからこそ貴方に任命したのでしょう。なので出来れば貴方に出動を命じたのでしょう。引き受けて頂けますか?』
『逆に命令だから逆らえないだろ。分かった。1時間で現着する』
『承知しました。ありがとうございます』
☆
「ということでスピーカーで聞いていた通りだ。すまんがここで中座させてもらう」
「短かったけど災害派遣に治安維持なら逆に引き留められないもんな。頑張れよ!隊長!」
「サンキュー零!んじゃ!永羅。また今度な!」
「おう。いつでも待ってる」
「まるで牢獄から出るのを待つ言い方だな。まあ間違いではないからな」
「そんな言い方はしてないつもりだったがまあいいか。ほれ行ってこい!」
「ほんじゃあな!元気でな!」
「『いってらっしゃいー!!』」
☆
「けどな。これはないだろ〜・・・」
そう。現着したのに俺は手持ち腐していた。その理由は
「ほら、そこは・・・」
「そこはそこに運べ〜」
「んで、ここは・・・」
「それであれは・・・」
そう。何故か災害派遣は俺の指揮無しで動いているし、治安維持は何故か9割以上相手が死亡し、残りは投降し鎮圧した。そして今は情報収集に当たっている。んで現場指揮は
「そこはそこ!あれはあれ!」
「お前は何してるんだ?こんな所で。というかここは立入禁止だぞ!」
外交官(多分臨時執務官)と女自衛官(一等陸尉)が仕切っていた
「別に部外者ではないのだがな・・・まあいいや。俺は上官に報告してくる」
「だから部外者は・・・」
「この方の通りにした方が良いですよ。こちらの女性自衛官はとてつもなく強いですよ?」
「だから部外者じゃないって・・・って俺は今は私服かいな。そら分からんわな。ほれジャケット脱ぐからよく見てみ」
ジャケットを脱ぎ、俺が自衛隊だということを示した。そして2人は俺が関係者と分かったあと、襟にある階級を見た瞬間、2人は動揺した。別に階級なんて努力次第で誰でも上がれると思うけどな
「まあいいや。
自己紹介するとだな。俺は日本国防衛省異世界方面本局航空自衛隊笠島基地自衛隊総合司令部所属、八代勝二等空佐だ。まあ正直俺がいなくても良さそうだけどな」
2人・・・というか周囲にいる自衛官と執務官と協力者が俺の自己紹介に驚愕をあらわにした。そんなに驚くか?
「「たっ大変申し訳ございませんでした!先程の無礼、平にご容赦を!」」
「別に気にしないから。多分だけど俺より、一等陸尉と執務官が指揮した方が良さそうだしな。何しろ俺は休日出勤とはいえ、1時間も遅れて来たからな。今更感があるだろう。だから頼むな。上官にもそう伝えておく」
「「ありがとうございます!」」
☆
とある会話
「ねえ。二等空佐って何?
あと自衛隊総合司令部って?」
「二等空佐って軍隊で言えば中佐にあたる。だからさっきのマサルという人は相当高い位人になるな。
だが流石に自衛隊総合司令部は分からないな。これは聞いた方が早そうだしな。あとで聞くか」
「そうだな。それはあとで聞くとして分かった事は一つある。所属?を言ったらその場にいる全員がマサルに頭を下げた。つまりこれを見ると彼は相当より更に上の可能性があるな」
「それは私が答えても良いかな?」
「あっカエデ2曹。お願い出来ますか?」
「分かったわ。皆にも分かりやすく説明するね。
本来軍隊は軍隊のトップ達で話し合って色々したりするでしょ?勿論私達自衛隊も同様よ。トップ達って基本は総監部に篭って指示出したりするでしょ?けどあくまでもそれは本部にいて、更に総監部に篭っているから現場の状況は分からない。つまりは内部から指示出し。
対して総合司令部は外部の司令部になる訳。だから内部とは違い、現場の状況が分かっているから臨機応変が出来る。つまりこの部署は現場出動する最高位の部署って訳。
階級も凄くって最低でも2佐、つまり中佐以上が対象だから私みたいな下の階級だと天と地の差だよ。だからトップの次に高い部署はその総合司令部になることよ。
規模は陸海空合わせて120人くらいの小規模だけど、現場総監督だから実際にはトップを除く陸海空全てが部下みたいな感じだから、実際には1億人を軽く超えているじゃないかしら?」
「そんなに凄いのか・・・」
「陸海空のトップを除く全てがその部署の部下・・・想像つかないな」
「しかも現場指揮にこの規模だから、相当な仕事量とストレスだと思うわ。寿命が縮まりそうだよ・・・」
「実際そんな感じだってよく聞くからね・・・注意しておいてね。今回の指揮官は緩い人だから私達も安心したけど今後は分からないからね。お互いに気をつけないとね」
「「「ですね」」」
こうして勝の行き当たりばったりの人生はまだ続く
間章は以上で次からまたのんびりつっかえながら学園編に戻ります。
やはり自分に学園編は向いてないと改めて知ったので、そんなに書かずに次の章に行くと思いますがご了承をm(_ _)m




