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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
21/261

朝の波乱

間違えて投稿ボタンを押してしまった・・・まだ半分も終えてないのに・・・


反省している・・・


ということで(開き直るな!)訂正が入ります!ご注意を!

学園での波乱



翌日の早朝に寝室の周りが何やらうるさいので起きてしまった。目を開けると使用人達がこちらを見つめていたり、物などを忙しそうに運んでいた・・・何かあったのか?


「おい、朝っぱらから何だ?」


声を掛けるとその場にいる者全員がこちらを振り向いた


「お客様、早朝から申し訳ございません。私達はサラ王女様の使用人と護衛を承っています。あっ申し遅れました。私、王女様の常駐使用人のユリカと申します。宜しくお願い致します。・・・それで誠に恐縮なのですが、貴方と王女様とのご関係はどうなのでしょうか?実はサラ様はこう見えて警戒心が強いお方です。大変失礼なのですが、見ず知らずの者をご一緒に泊まることはないのでこちらとしても困惑したいたのです。物などは昨日からサラ様はこちらに暫くお世話になるので、家具などを運び込んでいました。物々しくて申し訳ございません」


種族はシルキーかな?女メイドのユリカさんか。しかも側近に当たるのか。そら何処の馬の骨も分からん奴と屋根一つの下で寝ているんだから、そりゃ困るわな。すると一人の男、多分常駐の近衛兵が声を荒げて威嚇してきた


「おいお前!何者だ!今すぐサラ様から離れろ!場合によってはここで始末する!」


「レイクさん!今はこの方の話を聞きましょう!もしサラ様を暗殺するなら既に殺されている筈です。更にサラ様は侵入者がいたら直ぐに大声で助けを求めます。それがないので何かあるはずです。なので先ずは話を聞きましょう」


「ユリカ!見ず知らずの者が居る時点で重罪に値する!このままでは危険に晒される!おいお前ら!その者を囲め!」


おうおう、よくテレビとかである槍をクロスさせて道を譲らないフォームをここで拝めるとはな。案外面白い。と感心してる場合ではなかったな。さてどうやって誤解を解く?


「う〜ん。俺との関係を俺の口から説明しても納得しないだろうな〜・・・まあいいや取り敢えず関係だけど、王城で聞いてないかな?新たに血縁関係が判明したことに耳を挟んでないか?」


「新たに判明した血縁関係?・・・あっ!もしかして、いやまさか・・・!」


お?分かったか?急に驚き、困惑を見せるユリカさんに周囲も何事かと手を止めてこちらを見ている


「失礼ですが、まさか貴方のお名前って・・・アレクサス様で・・・お間違い無いでしょうか!」


「お?流石王女の側近メイドだな。その通り。俺はアレクサスだ。ほれ、ここの学生証な」


「たっ大変申し訳ございません!まさか貴方がこちらに宿泊してるとは思わなかったもので・・・あっ直ちにこちらにいる脳筋近衛兵を退かしますのでひらに!」


「あっあ〜うん。別に慌てなくても良いけどな。彼らは当然の事をしてるのだからな」


「いっいえ!それでもこちらの失態です!申し訳ございません!」


「おい!何故俺たちを退ける!そいつは不審者だぞ!」


「お黙りください!この方は絶対に敵に回してはならない方です!これは王命でもあるのです!」


「王命!?どういう事だ!それに何故敵に回してならないのだ!こいつは敵だろ!」


「そうですよ!何故ですか!?」


「あまり口出ししたくはありませんが、私達もその方の事は何も知らないので私達も反対ですね。例え王命だとしてもです」


「皆さんの意見も分かります。なので今からご説明しますので、先ずはその方を威圧するのをやめるだけで良いので、そこだけはお願いします」


「・・・仕方ない。たっぷりと話を聞こう。取り敢えず槍だけをしまえ。但し何かあった時のために即時対応はさせて頂く。それで良いな?」


「構いません。・・・皆さん、ご協力ありがとうございます。それではご説明致します。事の発端はサラ様がこちらにいる、アレクサス様に一目惚れしたのが発端です」


その後も俺と王女の馴れ初め話が続く


「そして先程、新たに判明した血縁ですが、実は王の妻のヤヤ様にはご姉妹がいらっしゃいます。ローズマリーという公爵家です」


「『!!』」


その言葉で使用人全員が驚く


「だがローズマリー様とサラ様と彼の関係は何だ?」


「簡単な話です。アレクサスの父は2人の奥様がいらっしゃいます。その内の1人がローズマリー様ということです」


「なっ!?」


「つっつまりヤヤ様には姉妹がいて、その姉妹のローズマリー様はご結婚されている。そしてこの子がいるということは・・・」


「サラ様とアレクサスの関係は・・・」


「従兄妹・・・ということになりますね・・・」


「つまり我々は・・・」


「・・・流石に察しましたか。ええ、お察しの通り、我々が王族に無礼を働いているのです」


メイドの口からその言葉が出てきた瞬間


「『アレクサス様!申し訳ございませんでした!』」


と側近メイド以外は頭を下げた。勿論近衛兵も槍を床に置き、片膝をついて頭を下げている、がやはり数人はあの『単語』が気になっていたみたいだ


「あの、ユリカさん。まだ気になる点があるのですが、何故敵に回してはならないのでしょうか?もしかして別の王族とかでしょうか?けどその割にはユリカさん、酷く怯えているように見えますが」


「あ〜確かに。いつもなら排除する者は徹底的に戦うのだが、今は戦う前に負けている顔になっていて、しかも今から被害を被った罰としてこれから殺されるような顔だぞ?」


「実はそれにも事情があるのです。これは、本人から聞いてもらった方が早いかもしれないのですが・・・」


「ですが何だ?」


「これを聞いたら貴方方の顔が更に不味くなる様な顔になるかと。・・・恐らく人によってはトラウマモノになるかもしれません」


「何故だ?」


「・・・ここから先は本人から聞いて頂ければ。あぁ、アレクサス様。王からの伝言です『責任は俺が取る』と」


「・・・そこまで言うか・・・王に伝えておけ『責任を取るということは処刑も覚悟しろ』と」


「・・・承知しました」


「何故王を脅す!?理解が出来ん!」


まあ当然反発するわな


「王が責任を取ると言ってるのだ。そこに口出しは俺もお前も出来ないのでは?それでしたらお前も反逆罪では済まないぞ?」


「ぐっ・・・分かった」


「まあ王がそこまで言うからには言うか。お前らに言っとく。そこのペコペコメイドは察したみたいだが、他は俺を知らないからな。今から言う。その前に軽く質問だ。君達はここを知ってるか?『250番地』を」


「250番地?何があるっけ?」


「分かる人居ますか?」


すると1人の女性がこちらに来た


「250番地!?そこは確か・・・」


「ご存知なのですか?」


「・・・はい。そこは・・・」


「教えて下さい」


「早く言え!そこには何がある?」


「・・・そこはアレがあります・・・『自衛隊基地』が」


「『・・・!?』」


「その自衛隊とお前の関係は?」


「これで察せないか。まあいい。関係はその自衛隊に『俺も所属している』という事だ」


そこで更にいつもの身分証を出す。すると


バタリ ガッシャーン ヒェー ・・・


色々な擬音が出ているが、やはりこうなるか


「『申し訳ございません!直ちに謝罪しますのでひらにご容赦を!』」


「いや、分かってるから良い。取り敢えず普通に仕事してくれ」


「『はっはい〜・・・』」


相変わらずの朝が始まった。そう言えば一緒に寝てるサラが、こんなに騒々しかったのに起きなかったな。王女は。まさか眠り姫か?

取り敢えずまだ寝れるのでもう一眠りさせてもらおう


「悪いがもう少し俺は寝てるから。6時になったら起こしてくれ。但し条件として6時丁度になったら直ぐに起こせ。良いな?」


「しょ、承知しました」


さっきのメイドが応対してくれたが、やはり俺が自衛隊と知った瞬間、ブリキの人形みたいに動作が硬すぎる。勿論他の人もそうだ。特にシルキー?は神経を尖らせてるのが遠目から見ても分かる。別にそこまで緊張するか?


「アレクサス様。6時になりました」


「・・・(飛び起きる)」


「うわ!?」


「あ〜驚かせてしまったな。すまん」


「いっいえいえ!一応6時になりましたので起床連絡しましたが、この後何か用事でもありますか?」


「いや。これから自衛隊がいつもやっている、筋トレをやろうと思ってな」


「成る程。分かりました。ではお怪我がないように気をつけて下さい」


「おう」


てことでいつもの朝の筋トレを始める。いつものようにランニングを30キロと腕立て伏せ、腹筋、スクワットを各200回行う。これが結構キツイんだわ。まだ正式に入ってから間もないがこれはこれで結構くる。

1時間後、朝飯の匂いに釣られる。丁度もうすぐで筋トレが終わるから丁度良い。さて、今日はどんな出来事が起きるのか。

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