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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
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試合当日

試合当日





「けどなんやかんや言ってまさか試合当日まで何事もなかったように過ごすとは俺も思わなかったぞ・・・」


「おはようアレクサス」


「ライゼンか。お前は参加は・・・」


「俺はしていないし仲間も参加していない。自由参加だったから全員不参加だ。その代わりスタジアムの警備だ」


「ああ。風紀委員としてか。またご苦労なこった。すまんが暫く頼む」


「ははっ。今回は隊長代理としてやるさ」


「それよりお仲間さんは?」


「既に配備についている。

門からスタジアム入り口まではメルカイナ、クエスタ、マーク、ネンリ、ミア

スタジアム周囲をゴウリーグ、レラカイナ、ユレイナ、アーカイブ、オーユ、ビビアーナ、ギュロール

スタジアム内を俺、ジャリーグ、リアリィ、エザゾブロ、ガンベルク

残りのユーネ、セリーヌは休憩回し要員だな」


「意外だな。自分達の隊だけで回すのか」


「俺もそれには意外だったがまあ管理長のいう事も一理あるしな。他部隊と混ぜるとこんがらがると」


「そういう事か。因みにだけど入り口までの警備は一時的だろ?」


「いや、そうでもなさそうだ。他の試合が興味ないとかで途中入退場があるそうだ」


「まあ、自分の試合がもうないのにまだ居るとか退屈でしかないか・・・。逆に勉強になると思うけどな・・・」


「そこはどうこう言っても仕方ない。だからどの場所も欠員が出るか出ないかの瀬戸際みたいだ。それより自分の隊に何か一言はないか?」


「一言?」


「そ。一言」


「・・・お前」


「まあ良いじゃねぇか。ほれマイク」


「はぁ~~~しょうがない。アレクサスだ。暫く俺は闘技で手一杯だ。すまんが暫く離れる。頼んだ」


『『了解』』


『アレクサス。お前の醜態。この目にしっかりと焼き付けてやる!」


「趣味悪いなお前!そんなんだからエザゾブロに勝てないんじゃないか?」


『それは関係ないだろ!!』


『ほう?同級生だからって容赦しないぞガンベルクさんよ?』


『上等だ!と言いたいが今は』


『アレクサスに免じて許してやる』


『はは!!上級生は怖いですね~~。僕たちはのんびりと周囲を警戒しますよ。ね~ユーネさん』


『そうですね~。私達に飛び火が来ないようになるべく離れていましょうか~?』


『は~い』


「・・・お前ら仲良いな・・・」


『あれアレクサス知らないのですか?』


「何が?」


『僕とユーネさん。お付き合いしていますよ?』


「・・・」


『アレクサス君?』

『アレクサス?』


「・・・あ~お前らに言っとく。固まっているぞ」


「『アレクサスが珍しく動揺している・・・』」


『ライゼン。教えてやらなかったのか?』


「すまんなゴウリーグ。俺も今初めて知った」


『え!?あぁ~~ライゼンは俺達の隊とは別で今まで行動していたもんな。知らないのも無理はないか・・・』


『さて復活一発目の一言は何だろうな』


『案外冷静に答えるんじゃないか?』


『そうかな?逆に祝ったりして?』


「・・・すまん。固まってた。まあ、そのなんだ・・・。すまんなお前らの中を察せられなくて、暫くは二人の仲を裂くつもりはないから風紀委員に来なくても良いぞ。仲睦まじい姿を見せれば良いから」


「『まさかの謝罪と生々しさ!!』」


『おい副隊長!!アレクサスを元に戻せ!!』


「そうは言ってもな・・・。お前らどうにかできると思う?」


「『・・・』」


「ま、大丈夫だ。何しろアレクサスだしな」


「『そうだな(ね)』」


『けど今が原因で試合に影響を及ぼすなんてことは、ない、よ、ね?』


『そう言うなビビアーナ。俺も心配になってくるぞ』


『流石に無いと信じたい・・・』


『多分大丈夫だろう、と!!祈りたい・・・!!!』


「そう言うなよミア、アーカイブ。取り敢えずこいつは何とか元に戻しておくから任務に就いてくれ」


『『了解・・・』』


「まあ、そういう事だ。お前は今は試合に集中しろ


「分かった。んじゃ頼む」


「おう(流石だな。もう復活した)」





「あ、アレクサス君!」


「おう。どうした?」


「いえ。今回引き受けてくれたことに感謝したいと思って」


「今更だろ。お前らも観戦席から観戦するのか?」


「勿論だ。君の勇姿を見届けないと俺の、いや俺達の名が廃る!!だから責任をもって見るぞ」


「名が廃るって・・・。そこまで大事ではないだろ?」


「いや。それほどの事ってことさ」


「まあ、良く分からんがまあいいや。しかしスタジアムって集客人数結構入るんだな」


「初めて知ったの?まあ無理もないよね。ここはそうね。外部から来ても収まりきるように設計されているんだから」


「ざっとで良いからどれくらい入るんだ?」


「20万と聞いたことあるわね・・・本当かどうかは分からないけど」


「けど実際に入りそうだな・・・」


「緊張してきた?」


「いや?無駄に大きいなと思っただけだ」


「大きい?スタジアム?」


「そうだ。まあここはここと思っておこう。それより今年の出場者はどうだ?」


「何とも言えないわね・・・。幸い味方がアレクサス君だから平気なのは知っているけど・・・。とりあえず強敵なのはやはり実力主義の高等部と大学部ね」


「けどバランス調整でかちあう事はないんだろ?」


「いえ?バランス調整とはいえ、実力を隠して登録しているのもいるから油断禁物なのよ」


「弱い者いじめか」


「少数だけどね?けど実際にいるし今年もいると思うわ」


「そうか。まあ高等部とかは決勝トーナメントで合うとして、予選はどうだ?」


「予選ね・・・。苦手な部門はある?」


「いや。オールラウンダーだからない。剣ハンマー弓杖 魔法召喚眷属 何でも出来るぞ」


「・・・そこまで行くと凄いとしか・・・アレクサス君。君本当に何者?」


「それは秘密だ。それで?」


「そこまで出来ると逆にいらないかもね。でも中には不正働いても勝つ輩がいるから、そこは気を付けてね」


「分かった」

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