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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 休暇の日々!
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自衛隊 休暇の日々! 番外編

少々訂正しました

自衛隊 休暇の日々! 番外編



移住して約5年過ぎた。この5年は色々あった。


貴族問題では、以前あった貴族絡み(国絡みと言った方が正解?)の問題は、自衛隊との協力で口裏合わせていた連中や貴族は即弾劾したため問題は解決した。


したのは良いが相手側がこちらとの関係が崩れて別の問題が出ないか懸念していたが、別にこちらの被害はないので関係が揺らぐことはないと相手側に伝えると安堵を見せたのを今でも覚えている。


何しろずっと怯えていたし、普段交渉慣れしている文官ですら関係崩壊しないか、人によっては緊張とストレスで失神や体調を崩す人が続々出たのも覚えている。

別にそんなに緊張しなくても良いのにと、我々自衛官と外務員が苦笑した。



家族問題は、残りのローズのお仲間さんや分家がこちらにおいでになった。こちらも勿論ビビりながら。


何しろゲートでお迎えを待っていた時、ゲートに入る前から不穏な空気が分家やお仲間さんの乗る馬車から漂っていた。

本来なら話し合いやこちらも交渉慣れしている筈が、終始無言であった。護衛の者や付き人のメイドさんもなんだか居辛そうにしていた。


更にこちらから話しかけようとすると、必ずビク!? と驚くのだ・・・君達当主や長年勤めているベテランだよね!?生まれたての子鹿じゃ無いよね!? 暫く経ってようやく落ち着いて話が出来ると思ったら今度は貴族当主が倒れるという事案まで起きるし、もうこれは行き当たりばったりだな。まあ最後は穏やかな雰囲気で終わったから良いけど。



自衛隊問題としたら、前回はこの星「サラハタ」の小国から宣戦布告してきたが、次は国交を開いていない「クロバス」という星からなんとあちらの星の国全てこちらに宣戦布告してきた。


星丸ごとの宣戦布告はこれで4例目である(勿論全て撃退、反撃し1年過ぎるか?くらいの時に相手が全面降伏宣言を上げた。そのあとの戦争後の交渉でいつもの一部土地の譲渡と多額の賠償金を請求をした。


譲渡は相手側の被害や反対の少ない場所を指定した結果最寄りの陸から108.9フィート離れた島を譲渡するとした。

島の大きさはイギリスと同じ大きさであった。そこに指定された理由は単純に無人島だからである。


何故そんな無人島だったのか、理由は海中に龍がいて必ず襲いかかってくるのと山の養分を独り占めする大樹があり、住む環境としては最悪で手が出せなかったとの事。


勿論直ぐに出動して海龍を保護し調教。大樹は劇物に指定されてる殺草材を使用して根ごと枯らし、倒木させた。驚いた事に大樹が倒れたのを喜んだのは海龍だった。


通訳できる調教師が言うに「山の湧水から出るミネラルも取られていたので厄介だったと嘆いていた。まあそのあとお礼として人化したのは度肝を抜いたが。


賠償金に関しては使用した分を請求した。現地通貨では2億フィートだったがまさかの相手の星側が目を点とさせていた。その理由は高額すぎると。


更に「その額は我々全ての国を掻き集めても足りない。はっきり言って数年かかってようやく返せるくらいだ」と頭を悩ませていた。けどこちらも安くは出来ない。使った分は返して頂かないと。結果として7年ローンで返済することに合意した。



最後に俺は戦争での功績を称えられ、3等空佐→2等空佐になった。功績は撃退王であった。相手側は竜騎士で上空の侵略などを防いでいたが生憎、こちらは戦闘機で対抗のため、スピードと攻撃力でも上回っていたので撃墜するのは容易であった。撃墜数は800である。


とまあこんな感じで色々あった。いやありすぎた。



家族面では相変わらずのラブラブである。

外でローズと出かける時はこちらも必ず背中に乗る。そして周囲から嫉妬の目が集まる。


たまに変な輩がでてローズに「そんなやつといないで、俺たちと遊ぼうぜ」と下心満載なやつが出た時は初めに「ごめんなさい。私、この方と結婚してますの。勿論子供もいますの。なので邪魔しないで頂けると有り難いですわ」とたまにでる小悪魔で夫と子供居る宣言すると、大抵はしょんぼりと帰るが、それでもめげずに来るやつもいる。そんなやつは俺が成敗してやってる。


レイチェルは基本仕事以外外に出ない。たまにレイチェルの友人が遊びに来るが、その時に外に出てる。仕事は今は異動が確定し、今は総合ギルド連携部部長に就任している。連携部とは簡単に言えば衛兵や役所と連携し、犯人逮捕や内部などの陰謀を暴く、いわゆる取り締まり部である。


レイチェルの弟妹達も今は一緒に住んでいる。初めは誰?と不審がられたが「新しいお兄ちゃんだよ」となんか変な子供好きの性癖を持っていそうな、言葉だがレイチェルと一緒に説得したらようやく「お姉ちゃんのお兄ちゃん」というなんか違う気がするがまあいいやと思った。


そんな彼らも5年経つので流石に彼らも俺たちの関係は「お姉ちゃんの旦那さん」と分かった筈だ。何しろ彼らの年ももうすぐ上は14下は9歳になるからだ。これで分からなければ勘弁して頂きたい。

あとは嬉しい事が起きた。それは


「あう〜」

「ん〜」


「ありゃりゃ、起きたか。もう少し寝ても良いのにな。意外に寝るよりかは起きる方が好きなのかもな」


「ふふっ確かに赤ちゃんって普段寝ているのがほとんどだけど、この子達ってなんか起き続けるのよね」


「それだけ好奇心旺盛なのでしょう。流石私達の子供達ですわね」


「今思ったが顔立ちは男は俺に、女はレイチェルとローズに似てないか?」


「あ〜そう思うわね。初め顔を見た時に『あれ?マサルさん似?』かと思ったわ」


「ふふっ確かにそう思いましたわね。ですけど目や口元はレイチェルに似てますわよ?」


「そうかしら?鏡見てもちょっと分かりづらいわね」


「逆に女の子の顔立ちは確かにローズに似てるわね」


「そうでしょうか?私も自分では分かりづらいですわね」


「ああ、レイチェルの言う通りだな。けど女はどこが俺に似てるんだ?顔立ちは分かるけどあとは分からん」


「あらら、人のことも言えないわね。眉と鼻元かな?」


「そうですわね。滑らかな眉がとても似てますわ。鼻も私より高いですわ」


「けど頬やおでこは俺たちとは違うな。もしかして親似か?」


「う〜ん どうでしょう?私はこの子に似てると思うわ」


そう言って妹達を呼んできた


「ほら、この子が一番近いじゃない?」


「どう?俺は多少は似てる気がするけど大大的に似てるとは・・・」


「ああ〜確かにおでこは似てませんが頬は似てますわね」


「そうよね。ほら似てるじゃない」


「ははっそうならそうかもな」


そう。俺とレイチェル、ローズとの間に愛の結晶、子供が生まれたのである。しかもローズは双子。レイチェルとの子供が男2人 年子である。ローズは女の双子である。


名前が上から「アレクサス、ランデムロン、ルルー、サラン」だ。命名は妻2人。俺はネーミングセンスないからな。


長男のアレクサスはもうすぐ3歳になり、一人で立つことも簡単な語彙も出来る。けど何故か甘えてこない。しかも見様見真似で服をたたんだり、一人で掃除もしていた。これは将来色んな意味で不味いかもとここ最近では議論している。


ランデムロンは2歳になり軽く立って歩くことが出来たのか、益々甘えが酷くなった。特にローズに良く甘える。ローズは双子を生んで少し疲労があるのに、問答無用でローズに甘える。・・・もしかしたらマザコン?

双子の2人はまだハイハイレベルなのでこれからが見ものである。



それから更に5年が経つ

多分自衛隊の休暇の日々!はこれにて終了だと思います。

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