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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 初任務!
154/261

善悪

善悪





「・・・夜が明けて暫く経ったな。今は?10時か」


『大体そんなもんだな。しかしまさかオープン回線にしたとは言え、数人が会話だけで夜を乗り切るとは・・・つくづく女性陣は怖いものだ』


「はっは。言えてる。結婚している奴なんて猶更尻に敷かれているだろう」


『だな。俺も人の事は言えないがな。あんたは、シングルファーザーだっけ?』


「ああ。シングルだ。だが寂しくはないぞ?寂しいとしたらいつか娘が嫁ぐことだろうな」


『はっはっは。お父さんは辛いな』


「ああ。実に辛い。それはさておき、何時に突入するかだな」


『それは私が答えましょう。先程同行中の精霊国と話し合ったのですが、週に一回テレビ会議があるそうなのです。それが正午に行われるそうなので、それに合わせて突入するのが良いという話があったのです』


「テレビ会議?この国はテレビがあるのか?」


『いえ。私達のようなケーブルや電波でテレビを映しているわけでは無く、精霊が所有するオーラ?霊?を媒体に映像を映しているそうです。つまり精霊の一人が映像になり一人が被写体になって映し出すことをしているそうです。それで会議をしているそうです』


「・・・つまり?精霊が映像になりすまし?をしているのか?」


『ざっくりにはそう捉えても構わないかと』


「・・・精霊に軍があることもそうだが、まさか映像がなりすましかよ・・・。そこは魔力を媒体とか俺達みたいに電波とかもあるだろ・・・。あれ?あの屋敷当主逮捕時の時にいた精霊は意思疎通と言っていたが、あれは?」


『あれは高位の精霊のみ適用だそうです。今回は高位の精霊は衛兵以外はいないそうです。なのでああいった面倒くさいことをしているそうです』


「成程な。んでその会議が正午からだからそれに合わせて突入すると。それは分かったが、二つ疑問がある。

一つ、は門番はどうするんだ?素直に通してくれるのか?軽く騒ぎにはならないか?

二つ目に、会議中に突入しても良いのか?」


『先に全ての門に事前に聞いておきました。門自体は平気ですがその代わりに汚職や幇助している民間人も一緒に捕らえてくれと頼まれました。なので今は念のためその方が門番に立っています。

会議ですが、それは特に問題はないです。今回の会議は一言で言えばダミーなので逆にぶち壊しにしても構わないとの情報を頂きました』


「門番の件は分かったが、門番は平気か?ずっと立っていて不審に思われないか?」


『それは平気です。事前に聞いたときはまだ交代したばかりだそうなので特に問題は無いそうです。次の交代は突入と同じ時間の正午だそうです』


「それなら良いか。ならダミー会議は?よく精霊王も承諾したな?」


『それは不思議に思いましたが、逆に好都合だそうです。まず偶々私達がこの地に降り立ったのが前日であり翌日は会議の日なのでそれに合わせようと思ったそうです。次に今精霊国は不穏な空気、主な原因はあの屋敷当主の件と今の件ですが、それがあってより一層会議内容を濃くしたそうです。最後に元々ここの領主は色々と怠けたり虚偽をしていたそうなので流石に誤魔化しが効かなくなってきたと自分でも分かっているそうで、それを悟られないようにテレビ会議に熱心に話を聞くようになってきたそうです』


「三点が理由か。そんなことしてももう手遅れだがな。さて、なんやかんや言ってあと30分だな。先に空自には先手として空軍基地を潰してもらうか」


『?出撃は構わないが空軍基地なんて首都に・・・あ、いやない方がおかしいか。座標は?』


「?知らなかったのか?すまんかった。これが座標だ。先手必勝だぞ。飛び立たれても別にのんびり撃墜してもらって構わんぞ。そっちは空自に任せた。陸自は上空から敵の様子、場合によっては銃や魔法も使ってくれ」


『空自了解。座標を頼りに向かう』


『陸自も了解だ。さて派手にやるか』


「俺達もそろそろ準備をしよう。塀を登るものは城壁上にいる兵士に注意しろ。残りは門に移動だ。移動していたら案外いい時間になるだろう。ああ。ステルス迷彩は突入まで解除するなよ?行くぞ」


「『おう』」






「着いたな?よし。一旦門番に話しかけろ。突入する旨を伝えてくれ」


「『了解』」




『いつでもどうぞ』


「分かった。カウントダウン行くぞ。

5、4、3、2、1・・・・・行け!!!」









「お前ら。間もなく精霊王との会議の時間だ。邪魔するでないぞ」


「はい」


「相談役と中将、執事とメイド、臣下全員は会議に参加してくれ。今回の会議は現在起こっている状況について会議するそうだ。なので重鎮も参加するよう命令された。お前らも来い」


「はい」


「皆さま。所定の席へお座りください。お飲み物をお持ちします」


「頼む。おい。エイゾウ係」


「はい。今なります」






「精霊王。お待たせしました」


『いや。構わん。会議を始めるぞ』


「精霊王。他領主は?」


『?移っていなかったか。おい。映っていないぞ』


『『すいません失礼しました』』


『よしこれで映ったはずだ。これより会議を始める。今回の会議の内容は現在の国内状況だ。今我々の国はとある勢力から圧力をかけられている。圧力の内容は専属精霊をもっと増やせとのことだ』


『『!?』』


『誰ですか?その恥知らずの輩は?しかも身内って・・・』


『一軍事の上層部が発言した。名は挙げていないが、発言を撤回するように求めている。だが先程それを拒否する発言をしたため現在どうするか思考中だ』


『・・・そうですか・・・軍事という事は我々の部下の可能性があるな・・・それとなく言っておきます


『頼む。次に国際状況だ。隣国の妖精国に何やら不穏な雰囲気が出ている。それを探るため我々から調査隊を派遣するように要請された。不穏な雰囲気の内容状況だけど、原因不明のウイルスが発生している。媒体元は何かは知らんが、推定で魔物から出たウイルスであることが高いと報告を受けた。その証拠にダークエンシェントを最近討伐したが、その際樹液を採取している最中に草が枯れたため、急遽調査した結果、現在蔓延しているウイルスであることが判明している。だがそれだけで媒体元にするには少々証拠が足りないという事で我々に応援を頼んだ、という事だ』


「陛下。媒体元が断言できないのは何か理由が?」


『さっきはダークエンシェントと言ったが、これが狼系の魔物からも採取されている。なので断言は出来ない事になる。ただ蔓延しているウイルスが分かったという事だけでも大きな進歩だろう。んで協力者はそれなりの報酬を用意するそうだ。条件は媒体しているウイルスを特定、死滅する研究を行ったものとするそうだ。この研究は命がけになる。そのような命かけることは我々にはできないし妖精国も出来ない。なので向こうは強制とかではなく要請で出してきた。参加する者はこの会議後各領主に申し送りすれば必要なものを調達するようにしてくれ。調査期間は特別設けているわけでは無いが、長く調査に関わればその分だけ報酬も増大する。だが命第一なのでそのウイルスに感染した時点でその調査は終了し強制送還される。そして研究の妨害をしたという判断がされ、下手すれば牢獄行きになることを理解してくれ。質問は?』


「民間ではダメなんですか?」


『民間も協力を申してきたが、一か八かの賭け事に命を預けるわけにはいかないそうだ。それもそうだな。成功すれば天国で将来どころか末裔まで安泰だが、感染すれば前科者とか、そんなの引き受ける奴なんていないからな』


「という事は必然的に・・・我々のみに?」


『そういう事だ。勿論反対ならそれでも構わない。だからこれは頭の片隅にでも入れておいてくれ』


「分かりました」


『次に・・・』




バ~~~~ン!!!




「動くな!!!ここは包囲した!!!」


「だっ、誰だ貴様らは!!??今会議中だぞ!?おい!!!誰かつまみ出せ!!」


「「は、はい!!」」


「おい。誰か相手してみろ」


「自分が行きます」


「さて。若手が対決中なら、ベテランは大人しく話し合おう。な?」


「誰に口利いているんだ!?目の前にいる方を誰・・・」


「知るかよそこの相談役」


「!?何故俺の役職名を、貴様らが・・・」


「はい黙ってろ。団長。取り囲め」


「はい。君達!!」


「『はい!!』」


「君らは俺を誰と・・・ってその紋章は!?まさか」


「お?知っているみたいね?そうよ私達は首都を管轄に動いている軍隊の騎士隊だよ。今回はとある事情でここに来たのよ。心当たりは?」


「心当たり?そんなものはない!」


「ふ~~ん。まあ良いけど。すいません。話を折ってしまって」


「構わんぞ。さて話の続きをしよう」


「ふん!誰が貴様らの話なんて聞くか!ほら君の若手が押されているぞ?」


「?ああ。あれなら放っておいても良いのだがな。結果が知りたいか?」


「ふん!結果何て分かり切っているさ」


「なら良く見な。おい。やれ」


「はい。投げて制圧します」



ドギャ!!バギ!!



「ほれ。制圧までされたけど?」


「うぐっ・・・。いやまだ終わりではない!まだこっちには手札があるんだ!おい!使用人共!やれ」


「「はい」」


「今度は数の暴力だよ?勝てるかな?」


「そうだ!ご領主様の言う通りだ!!今解放したら不問にしてやる!!」


「数の暴力?これでも?次の若手が相手しよう。今回はスピード勝負をご所望みたいだからな。行けるか?」


「はい!それなら私の出番だね。何秒で終わらせようか?」


「・・・そうだな・・・5秒もあれば全制圧できるか?」


「全制圧ですか?・・・20人で一部は獣人、残りは成人形態の精霊・・・。いけるよ!」


「5秒で何が出来る!?笑いものにされる前に諦めたほうが良いぞ?執事のみならずメイドもかなりの腕だからな!!お嬢ちゃん?諦めな?」


「お嬢様。今手を引けば私達も苦労せずに捕まえられます。ですのでここは・・・」


「お嬢様。幾ら同性でもそのお顔に泥を塗りたくないのです。実力は私達が上なのです。ここは手を」


「引かないよ。5秒ね?」


「・・・交渉決裂ですね・・・」


「残念です。ではその首を頂きましょう」





「な、何故20人相手に・・・」


「私達が・・・しかもロープで縛られている・・・動けない・・・」


「へっへっへ~~実力が違うよ~~」


「おい・・・何かのキャラのセリフを言うな・・・」


「へっへっへ。すいません」


「んで?使用人も捕獲したが?何なら君達の隠密も捕獲したぞ?ほれ」


「!?な、何故隠密も捕らえられた!?目視では確認できなかっただろ!?」


「?普通に見えたけど?あれで隠れたとは言えないね。あれで隠密ならその名前を返上したほうが良いよ」


「く、クソ~~~・・・」


「ご苦労。んで?」


「こ、このよろ~~~・・・。なら切り札だ!!やれ!!」


「「は~~い。任せてね。領主様♡」」


「次は私の愛人たちで結構強いぞ?この領地の実力でナンバー1、2だぞ?こいつらには勝てまい。っはっはっは!!!」


「?ああ。こいつらが噂の領主お抱えの騎士団達か。ならそのプライドをズタズタにしてやる。このチビッ子が相手になってやる」


「ちょっと?チビッ子は酷いですよ!!これでも身長は145CMくらいはあるんですからね!」


「いやチビッ子だろ。まあ良い。あいつらを普通に制圧してくれ」


「普通ですね?わっかりました!!!」


「あら?これは元気なチビッ子ですね。お姉さんたちと遊びたいの?」


「あら~かわいい~~。お人形さんみたい~~。これで遊びたいね~~」


「はは!今度こそは勝てまい!!体格差が凄いからな!!」


「?体格差?それくらいはあいつの身体能力でどうにかなるぞ?ほら?」


「何を負け惜しみ・・・は?」


「どっせい!!!」


「ち、ちょっと!?」


「この子凄い力あるんだけど!?これだと私達が地面に叩き・・・」


ゴキ!!!


「ありゃ?骨折れちゃった?すいませんやりすぎたみたいです?」


「何故はてなが出る?まあいい。縛っておけ。次は?領主さん?」


「な、何故だ!?なぜこうも私達の自慢の護衛がこうも悉く・・・。こうなったら空軍の騎士隊に連絡してやる!!君達ごと道連れだ!!!」


「お~そう来るか。最後の足掻きか?」


「はは。そうだ。貴様らも道連れで地獄に落ちろ!俺は脱出する」


「『!?』」


「!?領主様!?私達は!?」


「煩い!!君ら何てお荷物程度にもならん!!相談役、盾にしてくれますよね?」


「え、いや・・・ですが!?」


「盾にしてくれますよね?ん?」


「・・・」


「ダメなら他の人に・・・」


「分かりました!!!私が盾になりましょう・・・」


「はっはっは!!頼もしいな!!やっぱり持つべきものは有能な部下だな!」


「ですが領主様。私はどうやってこの囲われている状況から脱出を・・・」


「?それくらい自分で考えろ。俺は空軍に信号弾を送る」


ドン!!


「よし。これでしばらくすれば空軍がここを空爆する。俺はそれまでに脱出しよう。さあ君達はどうする?人質はいないがこの空から魔法弾が落ちてくるぞ?君らは何かやることがあるのでは?」


「?何を言っている?」


「?だから領民の避難を・・・」


「ああ。その事ね。それなら・・・いや、後で言っておこう」


「何だ?気になるではないか」


「その前に映像が繋ぎっぱなしのこの会議はどうするんだ?」


「そんなの建前だけだ。俺は逃げる。そして新天地でまた企むさ」


「だそうですよ。この映像をご覧の皆さん」


『『・・・・』』


『・・・貴様・・・今投降すれば罪を軽くするように言ってやる。逃げたら指名手配にするぞ!!』


『はっはっは。それは幾ら精霊王と言えど出来ない相談ですね。俺は前から地道にクーデターを考えていたのです。どうすれば唆すことが出来るのかと試行錯誤しながらね。誤算はまさかあの場に自衛隊が現れたことですよ。あれが現れなければ俺の計画が順調に進んでいたのに、残念です』


『貴様・・・』


『あんたには精霊の心得が無いのか!?』


「心得?そんな道徳がましいことはとっくの前に捨てましたよ。さあどうしますか?間もなくここに空軍が来て空爆する。貴様らに何も出来ない。さあどうする?謎の勢力さん?がっはっはっは!!!」








「謎の勢力?ああ。俺達か。それなら心配いらない」







「なに?」


「それなら心配いらないと言った」


「はっ!死ぬ前の懺悔か!?遅かったな!!もうちょい・・・」


「誰が懺悔と言った?お?現れたな。ほれ。外を見てみろ」


「外?・・・な・・・」


「あ、映像の皆さんもご覧ください。今我々が中継するんで」


『あ、ああ。頼んだ』


『・・・って何だこれ!?』


『あれって、空軍の皆さん!?』


『後ろに何か・・・』


『何ですかあの鉄の塊は!?』


「な、な、な・・・」


「見えたか?まずガラス越しに外にいる影がいくつも見えるのが分かるな?まずは一番建物寄りにいるのがあんたら管轄の空軍だ。竜にこの領地の紋章が下げられているのが分かるな?それに乗っている騎士も見えてるな?次に飛行船も見えるな?んで数人が手に持っている旗が見えるな?あれでここの空軍であることが嫌でも分かるだろ。ではその後ろには何がいるか。それは俺達謎の勢力所有している鉄の塊だ。そいつらがあの竜騎士らの後ろにいるという事は?」


「そ、そんな馬鹿な・・・何か言え!!」


「す、すいません・・・。空軍は謎の勢力にて制圧されました。空軍は今は誰も動けません。今ここにいる理由はあの信号弾が見えたのでどうしようと思ったら『あの城に向けて行け。何かしたらこいつの餌食だぞ』と脅されて、それで今この場にいます」


「な、なんだと・・・貴様ら!!!こいつらに何した!!!」


「何か?何もしていないぞ。抵抗した奴は消したがな」


「け、消した!?貴様~~~!!!」


「お~~頭に血が上っているところ悪いが、ここに君達の味方はいないぞ。映像に映っている方も含めてな。あんたの味方ならこの通り全員囲まれているからな。脱出もしないほうが良いぞ?」


「な、何を言っている!!俺だけでも逃げるぞ!!さらば」


ガゴ!!!


「ぎゃああああ!!!」


「だから言ったろ。脱出も逃げもしないほうが良いぞ、と」


「は!これだけではない。隠し・・・」


「隠し兵器ってこれか?」


「?な、何故それもお前が!!??」


「いや。至って普通に解除しただけだが?」


「普通に解除しただけでこうなるかよ!!!クソ・・・何か・・・何か方法は・・・」


「ないだろ?とりあえず眠っておけ。さて、裏切った奴も取り敢えず眠ってもらおうか?」


「ま、待ってください!私達はただ単に従っていただけです。なので・・・」


「だから?お前らも眠っておけ」


「お、俺達は上に顔が効きます!!ですので今この紐を解いてくれたら上に掛けあって君達を軍に引き入れます。そのほうが安泰だし私達も今後に備えられる。どうですか?悪条件ではないと思いますが」


「備える。戯言言うな。あと俺達はとある国に所属しているからそれも無理だな。取り敢えず煩いから眠っておけ。後で目覚ましを掛けておく」


「わ、私達は?こんな美少女二人を眠らせようなんてこと、ないよね?」


「まさか眠らせた後で、襲うとか・・・?」


「君達はお花畑だな。とりあえずその花に水をやるから寝とけ」


「あ、あの・・・俺達は・・・」


「?ああ。君達はさっきの軍人たちか。いや君達は別の方が君達に用があるらしいから、それに従ってくれるか?大丈夫さ。今寝てる奴は全員裏切り者だからな。何ならさっきみたいに嘘ついて『私は従っただけ』なんて抜かしやがったからな。それに比べ君達は領民たちを第一に考えて悪徳領主たちから遠ざけようとしていた。そこは称賛する。だが領主の金庫から盗み出そうとしたのはいただけない。それが幾ら領民に分け与えようとしてもだ。盗んだ金何て誰も欲しがらないだろ。その件で呼ばれているぞ。未遂だからまだ良いがな。大丈夫だ。話をしっかりと話せ。向こうも君達の行動は良く見ている。安心しろ。俺達が保障する」


「!!ありがとうございます。あの、お名前を・・・」


「恐らくまた後で合うはずだ。その時にな」


「はい!!」


「さてと。取り敢えず縛り上げるか。映像の皆さん。お待たせした。容疑者とその関係者の吊し上げが完了したぞ」


『すまんな。わざわざ自衛隊の皆さんの手を煩わせることになってしまって。誠に申し訳ない』


『『陛下・・・私からも、申し訳ございません』』


「・・・」


『・・・あの・・・』


「今は頭を上げてくれ。今は頭を下げる状況ではない。頭を下げるのは全て終わった後だ。全てというのはな、今ここにいるアホたちを首都まで引きずり、裁判を掛け罪を償わせる。その後はここの後釜だ。こんなことがあったんだから生半可な後釜では済まんぞ。それに一度領民を裏切っているんだ。勿論その映像も領民たちに公開している。その影響で今猛反発が起きている。今は俺達が抑えているがその余波が来るのも時間の問題だ。お前らはこの件の状況説明する立場にあるんだ。噓八百並べても信頼の回復にはならんぞ。それが過ぎてようやく信頼が回復してそこで宣言するんだ。二度と裏切り者を出さない、と。それで領民の賛同を得てようやくすべてが終わる。長ったらしい説明で済まんが、何が言いたいか分かるな?」


『・・・まだ頭を下げるのは早い。まだ何も解決していない。それが全て終えてから頭を下げろ、という事ですね』


「分かってるじゃないか。そういう事だ。それが分かっているなら、次は何をするか分かってるな?」


『ああ。やることは分かった。だがまずはこれを終わらせるのが先だ。どうしてこうなったか俺達は知る必要がある。なぜこうなったか、どうしてこんなことをしたのか、どうしたらよかったのか。それが終えてから次に移ろう』


「・・・お前ら。お前らの王はかなりの有望株みたいだ。久しぶりに見たぜ。ここまで話が分かる相手と話すのはな」


「『『ありがとうございます!!!』』」


「こいつらの事は一旦置いといて、ファントム。お疲れ。あの光景で戦意喪失したぞ。帰投で構わない。竜騎士たちの処遇はお前らに任せる。送れ」


『了解した。とりあえず空軍基地にこいつらを下ろしたる。後は・・・まあ多分こいつらは査問会議に強制参加だろうな。まあとりあえず帰る。なんかあったら呼んでくれ。送れ』


「了解。アウト。さて暫くしたら起こすか。どういった口を出すか楽しみだな」


「おお~~黒いな~~?」


「けどお前も楽しみだろ?」


「まあな」






「おい。いつまで寝てるんだ?いい加減起きろ」


「ぐへ!!!・・・何するんだ・・・」


「何をするも何もいつまでも寝ているあんたらが起きないのが悪いだろうが」


「・・・ん?何だこれ!?何故縛られている!?」


「何故かって?簡単な話だ。あんたらの暴露話だぞ?」


「暴露?は!貴様らは俺のことを何も分かっちゃいない」


「何がだ?」


「俺はこの領主で終わるような立場ではない。いつかは精霊を支配下に取る。そのためにありとあらゆる可能性を考えた。そして最近それが可能とするとある秘密兵器を開発した!!聞いて驚くな!?名前は安直だが威力は強力だぞ?その兵器の名はオーバーフローズンだ!!」


『『!?』』


「?どうした?お前ら。そんなに慌てて」


『貴様・・・何故そのような兵器を開発した・・・』


「何故?そんなの簡単ですよ。私は貴女の采配が気に入らなかったのです。対抗したかったが悉くと追い返されてしまった。発言力や行動力でどうにかならないならどうするか。なら実力行使にするしかないだろ?どうだ?驚いたか」


『『・・・』』


「なあ?その兵器ってなんだ?」


「ふん!!破滅に追い込む前に教えてやる。だが別に難しくはない。これは人間界で言うところの生物兵器、バイオウイルスとでも言うべきか。これを使って今まで俺の話を聞かなかった奴らを思い知らせるんだ。歯向かったらこうなるんだぞと知らしめるためにな!!」


「成程な。ウイルス兵器か。効力は?」


「作用するのは精霊系統のみだ。因みに異種族婚姻で生まれた子も作用する。それと多少でも系統が入っていただけでも作用するから、一部のハーピィや神にも作用する。ゆくゆくは他種族にも俺の手に収めてやる。効力がないのはその系統が無い奴だ。つまりハーフでもない限りは人族や獣人には効力がないわけだ。正直不本意だがな。どうだ?俺をはめたお前ら!!話を聞くだけでも良かったのにあんたら追い返したんだからな。当然の報いさ」


「因みにどんな話だ?」


「ふん!!部外者は口を挟むな!!」


「それは良いや。どうせ解放しないしな」


「?まあ良い。部外者の君らには分からんか・・・。だが今解放しないと暫くしたらその装置が自動的に発動して弾丸が発射されるぞ?良いのかな?」


『『!?』』


『何だと!?今すぐに止めろ!!』


『嫌で~す。それで?見返りは?』


『く・・・・』


『無いよね~~。だって俺を追い返したんだからな。ついでに弾丸の発射時間だが、あと10分だな。それまでに俺をどうするか決めるんだな?』


『だが口を開けば税上げや強制徴兵などの非現実的な発言しかしないだろ!!そんな奴の話聞いて誰が賛同する!?』


「?今後ろで縛り上げられているやつら全員だが?」


『・・・』


「さあどうする?」


『・・・』


「さあ?さあ?さあ!!」


『く、クソ・・・。ここまでなのか?』







「?何諦めてるんだ?」






「『何?』」


「別に発射される前に奪えばいいのだろ?」


『そ、それはそうだが・・・だがどうやって・・・』


「は!!場所も解除方法も知らない奴らに弾丸は止められない」


「そうか?なら今後ろを振り向いてみろ。今数人の隊員が手に持っている全面透明の筒を持ったものは何だ?」


「?・・・は?何故!!!」


「あんたバカだろ?そんなのとっくの前から回収済みだ」


「な、何だと!?いつだ!?」


「いつ?う~~ん・・・。いつだっけ?時間見たか?」


「?俺は見てないぞ?」


「私も見ていないね」


「ボクが見ました。今から約2時間前です」


「2時間前なら、ここの部屋に来る前だな」


「な、何だと・・・」


『ふう・・・焦らすなよ・・・』


「すまんな。だが正体が分からないものをどうしようか迷うものだろ?」


『?その発言から察するに、何も知らずに奪ったのか?』


「ああ。別に手に取るのは容易いことさ」


『はっは・・・どこまでも驚かすな貴殿たちは・・・。だがありがとう。脅威は去ったな』


「そういうこった。けどな?俺達は別の方法も考えているんだ」


『?それは?』


「これを使って白状させようかと」


「『『!?』』」


『それは良いな・・・。幾ら口が開こうと嘘ばっかりで何が真実なのか分からなかったからな。この際いい機会だ。だが俺らの騎士団達は?』


「ああ。今はこの場に留まってもらうが、使用時になったら最優先で屋外に逃がすさ。な~に。作用するのは精霊系統とさっき言っていただろ?俺達は大丈夫だ」


『あ、ああ。だがそれって空気ですよね?それは密閉にしないと不味いのでは・・・』


「安心しろ。その策も練ってある。今は任せてくれ」


『・・・私達はここからだと何も出来ないですからね・・・。任せましたよ』


「おう」


「な、なあ・・・。何か聞こえたな・・・。まさかここで使う訳ではないよな?」


「?白状したら使わないでやる。だが嘘ついたら即座に使用する。俺達は本気だぞ?これは床に叩きつけたら液状が空気になって消えるんだっけ?だが消えても空気の粒子が化学変化、この世界って化学変化という概念ってあったっけ?まあ良いや。それで有害になるんだろ?これを使わない手はないじゃないか」


「ま、待て。それは俺達の運命を決まるものだ。簡単に貴様らの思い通りにさせるか!!強引に奪え!!じゃないと俺達が死ぬぞ!!!」


「『は、はい!!!』」


「お~~。ならやるか。やれ」


「は~~い。ではおさらば。ふっ!!!」



「ま、待て~~~!!!!」


「?どうした??どうした?」


「わ、分かったから。俺達は下がる。だから叩きつけるのは止めてくれ・・・」


「なら今は何するか分かるな?」


「・・・お前らも下がれ・・・」


「で、ですが・・・」


「言い訳するな!!こいつらは本気だぞ!!!今見ただろ!!本気で床に叩きつけようとしていたのだぞ!!??つまり分かっているな?」


「は、はい・・・下がってください」


「・・・下がったぞ・・・」


「はい。良い子ね。んじゃ、改めて暴露会を開催しようか。領主はこれ以上聞いても良いことないから、次に、そうだな、おい相談役ら臣下達。映像まで歩いて自分らがしでかした悪事を暴露しろ。言い訳は聞かないし嘘も嫌いだ。正直に話せよ?因みに俺らは嘘か真実か見極める装置を持っている。これなんだが、おいお前。軽く何でも良いから嘘を言ってみろ」


「?何でも、ですか?」


「何でも良い」


「”私は昨日身体を洗いませんでした”」


ピロ~~ン!


「『?』」


「つまり身体を洗っていないのは嘘で本当は身体を洗っていることになるという事だ。この装置の意味が分かったな?」


『因みにその嘘の程度は?』


「今回はこの事件に関わることのみ作動する仕掛けにしておいた。別件とかは作動しないが、その尋問をするのはあんたらの仕事だろ?」


『なるほど。あくまでも今回のみ、という事だな?』


「そういう事だ。さて始めるか。あんたらは表向きは領主のお手伝いとかだったが、裏では極悪非道冷徹者である」


「『いいえ』」


ピロ~~ン!


「?」


「『は、はい・・・』」


シ~~ン・・・


「その内容は、テロ組織に資金的援助をしていた。そしてテロ組織に依頼もしていた。自身の案に反対する者は身分問わずに捕らえ、迫害をしていた。その見返りとして名声を非公式で獲得していた」


「『いいえ』」


ピロ~~ン!


「?」


「『・・・』」


「無言だから肯定で良いな?」


「『い、いいえ・・・』」


ピロ~~ン!


「別に良いぞ俺は、何時間でも待ってやるぞ?それで?答えは?」


「『・・・はい・・・』」


シ~~ン・・・


「陛下と重鎮たち。どういった名声を獲得したかは知らんが、非公式だから気にしなくても良いが、洗ったら恐らくはどこかでボロが出るはずだ」


『分かりました。陛下。こいつらは自分が担当します』


『頼んだ』


「もっと聞きたいが、それをすると後ろがつっかえるから次に移るか。下がれ」


「『く・・・』」


「次は、裏切り者の衛兵やこの痴女たちに聞こうか。前に来い」


「ふん!誰が来るか!!」


「そうよ!!何も答えないよ!!」


「おい。割れ」


「りょ~~かい~~・・・」


「クソ!!!分かった・・・」


「・・・前に行くわよ・・・」


「俺としては別に割っても良いと思ったがな」


「お前も中々黒いぞ」


「そう褒めるなって」


「褒めてない」


「残念。さてこいつらは・・・。これか。まずは愛人たちに聞く。この中の数人は元娼婦である」


「『はい』」


シ~~ン・・・


「まあこれは嘘ついても仕方ないからな。だが次だ。領主様に近づいて自分より上に立つもの、例えば指名ナンバー1の娼婦を領主からもらった汚い金で外部の殺し屋を雇い嬲り殺した」


「そ、そんなことするわけないじゃない!!」


ピロ~~ン!


「なら何故反応する?しかも俺は誰かを指名していないぞ?なのにここまで動揺してるとか、白状しているのと一緒じゃない?」


「!?黙れ・・・黙ってよ!!」


「俺は何も発言していないが?」


「・・・」


「それにあんたのみならず他も心当たりがありそうだな。何なら仲間討ちもありそうだな?」


「そ、そんなことない。それは私達は固い結束で・・・」


ピロ~~ン!


「!?でも私じゃないよ!?」


シ~~ン・・・


「おお~~。これは予想外。ならこの中にいる誰か、または全員誰か殺したいと思ったことがある。仲間内で」


「『ち、違う』」


ピロ~~ン!


「裏切りに裏切りがいるぞ?何が固い結束だ?」


「そ、そんな・・・」


「俺が代わりに答えを出してやる。全員誰かしら殺したいと今も思っている」


「『い、いや・・・』」


ピロ~~ン!


「全員一度殺し屋を雇ったことがある」


「『いいえ・・・』」


ピロ~~ン!


「ふ~~ん?これでも?」


「・・・」


「・・・元はと言えば、あんたが!!!」


「何だってこのババア!!!」


「それはこっちのセリフよ!!!」


「何だって!?」


「おうおう荒れているな。続行不能だからもう一度寝ろ。皆さんお見苦しいとところをお見せしてしまいました」


『い、いやいい。しかしまさか愛人同士で討ちあいとは・・・しかもその中には領主お抱えの騎士団も関わっている・・・これはお先絶望だな・・・』


「仕方ないさ。それぞれの心情何て誰も分からんさ。だが一部の騎士団が関わっていたなんて、面目丸潰れだな。再教育を薦めるぞ」


『ああ。勿論だ』


「しかしさっき捕らえた騎士団の愛人と陰で捕まえた愛人がまさかの対立か・・・。女って怖~~」


「何悠長なこと言ってるんだ?次だ次」


「おう。次は衛兵たちだな。前へ」


「『・・・』」


「こいつらはさっきの奴らに比べてみればまだマシだ。可愛く思うぞ?お前らは衛兵という国家権力に甘え、無銭飲食や気に入らない奴を無作為に身柄を拘束していたな?移動も無断で馬に乗っていたり民間の馬車とかに乗っていたな?捜査とか犯人を捕まえるなど言った口実を作って。何なら自治体が所有している馬や空飛ぶ竜や飛行船をプライベートに使用して交際相手などと一緒に乗っていたとか?」


「『はい』」


シ~~ン・・・


「お?いきなり白状ですか?潔いな。どうした?」


「いや。話聞いていると俺達が本当に可愛く思えてきてな・・・なら先に白状しようと思っただけだ。言っとくが殺し屋に依頼とか賄賂は俺達は受け取っていないしやってもいないぞ」


ピロ~~ン!


「!?何で反応する!?俺では無いぞ!?」


シ~~ン・・・


「確かにそうだな。つまりこの中にいる誰かになるな。誰だ?片っ端からでも良いぞ?」


「『・・・』」


「いないみたいだな。ならその裏切り者はこの領主たちと同じ処遇・・・」


「わ、私です・・・私がやりました」


シ~~ン・・・


「みたいだな。何したかはこの場では聞かん。査問会で言うんだな。さて、最後にお前らだ。使用人共。お前らの場合は、この中の大半は指名手配、または殺し屋である」


「『いいえ』」


ピロ~~ン!


「?」


「『はい・・・』」


シ~~ン・・・


「ならこの中に善良者はいない」


「『はい』」


シ~~ン・・・


「ここは本当みたいだな。まあこれだけの人数を相手に聞くのは正直無理だから、これもお前らに任せる」


『分かりました・・・これは骨が折れますね・・・』


『仕方あるまい・・・ここまで放置していた我々のミスだ・・・』


「さて、これで終いだな。さて?どうする?映像の皆さん?」


「『!?陛下殿!!お許しを・・・』」


『何を今更・・・。貴様らは道を踏み外し過ぎた!!!覚悟しろ!!すまんが後は頼めれるか?俺は疲れた』


「ああ。任せてくれ」


「お、おい待て!!国際状況はどうする!?俺がいないと何も出来んだろ!?」


『?ああその件か。その件ならこう申そう。今日話し合った会議だが、これは全てハッタリだ!!』


「ハッタリ?嘘という事ですか!?」


『そうだ。全て嘘だ。妖精国にウイルスなんてものはないし専属妖精も嘘だ。全ては貴様らの気を引くためにした事だ』


「そ、そんな・・・何故こんなことを!?」


『?そりゃ決まっているだろ。貴様らを捕らえるためだ。そのために色んな所に協力を仰いだな。かなり骨が折れたが。今君達の目の前にいる方々も同じだ』


「そう言えば、こいつらは何者ですか!?こいつらこそ捕らえる対象では!?」


「『そうだそうだ!!!』」


『黙れ!!!貴様らに答える義務は・・・』


「陛下。大丈夫だ。なら答えてやる。俺達はな・・・全員の胸か腹辺りにあるバッジを見てみろ。見覚えがある筈だ」


「何?・・・なん、な、な、何故ここに!?」


「『?・・・・え、え、え?』」


「ま、まさか・・・本物ですか?」


「本物だぞ。ほれ。バッジの他にも証拠のID」


「『ほ、本物だ~~~!?』」


「うそ、だろ・・・ここに、何故日本国の自衛隊が・・・」


「それに答える義務はない。あんたは取り敢えずこの場で処罰だ。頼む」


「はい」


「!?貴殿は!?王太子!?」


「お久しぶりです。まさかこのような形で再開するとは、残念極まりないです。今この場で裁判権を行使します。領主様。貴方の行動はあまりにも悪質。更生の意思もなく挙句には領民のみならず他種族にまで命の危機に晒した。この事から領主は即時死刑に処する。今すぐに跳ね飛ばせ!!姉様!!」


「うん!!!!」


「ま、まて・・・」



スパ~~~ン!!!ゴト・・・



「大人しく従わないとこうなります。その前に日本国の方々が牙を見せるでしょう」



ギラ~~~ン!!!



「『は、はい』」





「では私達はこの方たちを王都まで輸送します」


「頼んだ。お前らも数人護衛に回ってくれ」


「了解」


「すいません。最後までご面倒をおかけします」


「構わんさ。さて、この先はあんたらの仕事だ。采配を」


『ああ。ご面倒掛けた。すまん』







「CP。こちら容疑者を無事確保し、現在精霊国の衛兵たちと数人の隊員らで王都まで輸送開始した。送れ」


『CP了解。戦車や隠密部隊の出番は?送れ』


「それなんだが、まさかの会議室にて全員確保してしまった。だから出番は無しだ」


『ありゃりゃ・・・。まあ念のためだったしな。分かった。とりあえずは大部分が今から帰投で良いか?』


「ああ。それで構わん。それでだ。一部は帰った後は休暇を取らせた方が良い」


『何故だ?・・・ああ、湿地帯か・・・』


「そういう事だ」


『分かった。とりあえずご苦労』


「おう。さてお前らも帰るぞ。結局出番はなかったな。送れ」


『いや。俺達戦車隊は良いんだ。問題は・・・』


『出番なかったのか!?なら何のためにキツイ思いまでして地下道に入ったと思っているんだ!?送れ!!!』


「すまんな。そこは運が悪かったとしか・・・」


『クソ!!!皆!!!帰ったら直ぐに風呂だ!!!それと1週間休むぞ』


『『おう(はい)!!』』


「元気だな~~・・・取り敢えず、お疲れ様だ。帰るぞ!!!」





『『おう(はい)!!!!』』

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