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『証拠は以上。要救助は無しだ』
『了解した。したらこの証拠をもとに次の証拠も探ってくれ。今度は複数の国に潜入することになりそうだからな。今回は近年まれに見る大物鳥になりそうだ』
『何だかウキウキしているな』
『そう見えたのなら済まない。取り敢えずご苦労であった。取り敢えずBSAA共々帰還してくれ』
『了解』
・・・・
「先日はご苦労であった。先日押収した証拠から、使えそうな証拠を揃えたが、我々としては更に証拠を集めて相手を追い詰めたい。今回の相手はどうやらこの世界の保健機関だからな。規模もかなりのものだからな。生半可な証拠じゃ揉み消されるであろう。そこでだ。絶対に動かない証拠を掴んでくれ。良いな?」
「「おう」」
「それでだ。今回は国をかなり跨ぐため、どうしても管轄という問題が生じてしまう。そこで今回は各隊に2~3人のとある者を就ける。そいつらと共に移動してもらってくれ」
「その者とは?」
「何。至極簡単な事だ。俺達で言うところのアメリカのFBIやICPOみたいな者だ」
「成程。そいつらと共に移動して管轄を跨げる、という事だな?」
「そういう事だ。別に公共機関が変わるわけでは無いからな。俺達と一緒の自衛官であるのは変わりはないからな。そこまで神経質にならなくても良いぞ」
「了解した」




