研究所に到着
研究所に到着
「陸曹長。間もなく研究所に到着する」
「了解だ。よしお前ら。研究所に到着したら調査隊は正門に配備。治療班は研究所の周囲を警戒だ。その後は研究所に突入、調査隊は地下へ。治療班は上階へ行け。その際手掛かりがあれば随時回収、敵は排除、捕虜などは保護し治療が必要なら治療しろ。良いな?」
「『了解』」
「隊長。いました。衛兵です。人数はどうやら三人みたいですね」
「そうか。ならここで散開だ。周囲の警戒も怠るな」
「『了解』」
「左翼へ向かいます」
「了解だ。お前らは俺と一緒に右翼だ」
「了解」
「副班長。建物にも衛兵がいます。恐らくはそろそろ動きがあってもおかしくないかと」
「了解。「左翼も建物に衛兵はいるか?」」
『ああ。いるな。それもかなりの人数だ。一応引き続き周囲の囲いが終えてないから、続けているが、こっちももう直ぐで動きがありそうだな』
「了解だ。どうする?撃退するか?」
『いや。一旦話し合ってダメそうなら撃退だ』
「了解。「正面も同じか?」」
『ああ。こっちもだな。だがこっちは研究所内にも潜んでいる者がいるな。恐らくは奇襲作戦だろう』
「そうか。なら、攻撃を仕掛けたら撃退だな」
『だな』
「止まれそこの謎の組織軍隊」
「何だ?俺らに何の用だ?」
「用?そんなの分かり切っているだろ?ここ最近正体不明の巨大魔物が出現していて、その関連があるとしてここに来ているんだ。そんなの分かり切っているだろ?恐らくは俺らと同じような組織もここに来たことがあるだろうな」
「はっ!!どうだろうな。だが侵入者には変わりはない。お前ら!!やれ!!」
「その前に一つ。お前らは衛兵か?」
「だったらどうする?」
「それとも私兵か?」
「だから何?」
「それとも保守派の手下かなんかか?」
「!?・・・だから何だって言ってるんだよ」
「・・・反応あったな。これは仕方ないな。ならこっちも戦闘態勢だ」
「おう!!掛かってこいや!!全員まとめて殺してやるわ!!」
「こちら正面にいる調査隊だ。謎の衛兵が敵対したため撃退を開始する。お前らも戦闘準備に移れ」
「『了解』」




