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日本国 異世界にて最恐で最強の国家となる  作者: altimate
自衛隊 休暇の日々!
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自衛隊 休暇の日々! 5日目 2

自衛隊 休暇の日々! 5日目 2



パーピーに連れられて始めに案内されたのはバトルロイヤル。いわゆる学園構内の決闘場である。しかも今現在絶賛バトル中であった。更に言えば観覧席は副学園長以上しか入らないVIP席に案内された。どうやら実力や将来有望な子を見てほしい事だろう。因みにVIP室は副学園長と学園長?が同席している。あと恐らく突然の来客を備えてなのか、応接スペースがある


「学園長、並びに副学園長、理事長。自衛隊の方をお連れしました」


「ご苦労。では下がってくれ。ああ、君も観覧はここからで良いから。あと悪いけどお茶を用意してくれると助かる」


「ありがとうございます。では少々お待ち下さい」


パーピーが下がる。って思ったが翼は隠すというか、しまわないのだな


「初めまして。本題に入る前に自己紹介を。このラローツ魔法学園の学園長をしているワールラ・フォン・ノールズと申します。種族はダークエルフです。伯爵を頂いております」


「初めまして。ラローツ魔法学園、副学園長のナナ・トトリアルと言います。私の種族は混血ですがノーム、いわゆる山人が強いです」


「最後に私ですね。初めまして。ラローツ魔法学園の理事を務めています、ラームカート・フォン・ヨルミヤルと申します。種族は私も混血ですが、強さは人族です。以後お見知り置きを」


3人(学園長と副学園長が女性、理事が男)が自己紹介をしてきた。因みに学園長はお約束のロリだな。いやロリババァか


「これはご丁寧に。ではお次に俺の自己紹介だな。知っての通りヤシロ・マサルという。種族は説明しなくても分かるな?職業も説明しなくても分かると思うが一応な。日本国航空自衛隊カサジマ基地所属している。まあ一応身分証も出しとく」


俺は至極当然のように机の上に身分証を開いた状態で置く。やはり3人の様子は芳しく無い


「やはりうちの者は一番敵に回してならない組織を危うく回してしまうところですね。いや貴方様を疑っているのでは無く、どうしてもこの目で確認したいと思っていました。お手数をお掛けしました。さてここから本題に入らさせて頂きます」


「学園長。良いのか?こう言っては何だが今まさに決闘中だろ?事の顛末を見なくても良いのか?」


「ええ。確かに気にはなりますが昨日の出来事で観戦してる場合では無いと直感しまして。確かに生徒の成長を見る、教える、見守るは教師の役目ではあります。ですがそれ以前にうちの生徒のみならず、教える立場である教師迄がまるで、自分の力を見誤っている、いえ慢心していると言うのが正しいでしょう。慢心した結果一旅人 それも旅人の正体が現在は休暇中とはいえ、自衛隊に手を出してしまった。恐らく いえ この学園が始まって以来の存亡に関わる危機、いえ もっと言えばその人の生命に関わる出来事が起きてしまった。この事にこの場にいる全員が危機感を覚えています。そうなってしまった事にはとても生徒の成長を見ることは出来ません。なのでまず最優先に、自衛隊に謝罪などをして、ようやく先が見えてから観戦するという事になりました」


的を得ているが俺はな〜〜・・・


「う〜ん。気持ちは分かるが俺は取り敢えず今は決闘を見たいかな?別に話し合いなんて後で出来るし。それに俺も気になるしな。ここの生徒の実力というか成長を」


「そう言う事でしたら・・・少々時間をください」


3人 いや 4人で話し合いを始めたが直ぐに終えた


「・・・分かりました。では話し合いは後程という事で。あと決闘の方ですがまだ始まっても無いので少し時間を頂いても宜しいですか?」


「ああ。構わない」


「ではお待ちください。あと私は開始前に軽く挨拶がありますので少し席を外します。あと一つ質問ですが実は本日は、自衛隊の方が来校されるのは全員ではありませんが、大概は承知していますのでその紹介といっては何ですがよろしいでしょうか?紹介はあくまでも来校しているから粗相の無いように程度ですので」


「別に粗相程度で罰する気は無いがまあいいや 分かった」


「ありがとうございます」


15分後・・・


「これから決闘のはじまりだ〜〜!!」


「『うぉぉぉぉ〜〜〜!!!』」


「司会、実況は放送部の部長。私 ナスナルが務める。みんな宜しく〜〜〜」


「おぉ〜〜 やはりこのイベントにはナスナルが必要だよな!」

「当然だろ〜〜!他に誰がいるよ?」

「確かにそうよね!ナスナルさん以外いないよね!」

「うんうん。ナスナルちゃん以外ありえないよ!」


おお〜〜 生徒も盛り上がっているな〜〜


「ルールはいつも通り。相手が気絶か戦意喪失、または降伏宣告 または場外に飛ばしたら勝ち!魔法は上級まで!召喚魔法は禁止。精霊などの呼び出しは可。ただし契約した精霊のみ使用可。錬金術師は回復系の使用は禁止。武器は持参か貸し出しを使うこと。時間の都合上。制限時間は30分。なお 開始後直ぐに決着が付くと面白みが無くなるので開始1分迄は相手をノックダウンしないようにすること。出場者は分かったか〜〜!?」


「『うぉぉぉぉ〜〜〜!!』」


「分かったみたいね!では最後に学園長から一言!」


「ごほんっ。学園長の一言はただ一つ・・・魂を燃やせ!!」


「『うぉぉぉぉ〜〜!!』」


おお〜〜いいね〜〜〜熱くなるね〜〜 っと思ったら灼熱から極寒になるような発言をする


「ああ これはお前ら全員 いや 教職員含めて全員に伝える。全員VIP室を見ろ!今 ナナ副学園長とラームカート理事長と光属性教頭パーピー先生が居るのが見えるがもう一人、見かけない人がいるのが見えるだろう。見えたら手を高く上げろ」


俺に注目が集まる・・・俺は動物園にいるやつか?


「よし。見えたようで安心。何故彼がVIP室にいるか。その理由は簡単だ。皆は昨日あった出来事を聞いただろう。自衛隊に喧嘩を吹っ掛けてしまった出来事を。察しの良い奴は分かって顔面蒼白しているだろう。そうまさしく今、その自衛隊がこの学園に見に来て頂いた。今日はあちらにいる自衛隊の方を案内する事になった。勿論決闘も授業も含めてな。って事で私から言うことはこれだ。『自衛隊相手に決して粗相のないように!失敗すればあの小国や昔あった出来事、更に一瞬で相手を滅殺出来る武器、魔法もある、何でもある自衛隊の矢がこちらに向く。そしたらどうなるか言わずとも分かるな?良いか?自衛隊の戦力は凄まじいものを皆も知っているだろう。自衛隊1人に対してこちらの国の最強最高エリートが100万人を束にしても勝てない。そんな戦力を彼らは持っている。だから再三言う。絶対に喧嘩を吹っかけるな!良いな!!?』」


「『はっはい!!!!』」


「あ〜っ がっ学園長ありがとうございます。どうやら私もいつものフランクだと自衛隊の方に失礼に当たりそうですね。てことでこのイベ終了後は少し大人しく行きます。皆さんも承知を」


「まっまあしょうがないな・・・」

「そうね・・・相手が自衛隊だとね・・・」

「あらら・・・自衛隊が相手だと流石に・・・ね。ナスナルちゃんも可哀想に怯えているよぅ・・・」


わぉ〜 学園長。脅しをかけて来たな〜〜 お陰で出場者も観客も顔を青くしてるよ可哀想に


「あ〜でも言わないと貴方が部外者で常識知らずの人族となってしまうので逆にこの方がいいのです」


「それで良いのかよ副学園長。まあいいのなら良いけど」


「お手を煩わせて申し訳ありません」


「いい。それより始まるな。楽しみだな」


「ええ、私達も生徒の成長を見ておきましょう」




決闘のベルが鳴った

副学園長と理事の会話

「マサル様って意外に器が広いお方なのですかね?」

「どうでしょう?意外に腹黒だという点も」

「確かにね。けど今のところ粗相はないわけでは無いのですが全て流してくれてますし・・・」

「まあ それを含めてもまだ様子を見なければいけませんね」

「ですね」


2人は取り敢えず生徒の監視と傍観に徹するみたいだ



決闘内容は残念ながらありません


だってイメージも表現も何もしにくいもん


次は明日かな?期待はしないで・・・

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