治療開始
治療開始
「班長。こちら12。敵発見。レーダーでは周囲1キロに敵反応はここのみですね。他には敵反応は無しです。恐らくはここが敵のアジトかと」
「分かった。味方という可能性は?」
「マイクで拾いましたが、内容は完全に強姦する気です。味方ではありませんね」
「分かった。では掃討を開始せよ」
・・・・
「中々来ませんね~敵。今すぐにでもやっつけちゃいたいのにな~~」
「そういうなって。いつかは来るのだか、その時に備えていつでも身体を暖めておけよ~~。勝った暁にはあのいい女を俺達で楽しもうぜ!」
「(ひっ・・・・)」
「ですね!へっへっへ。今から楽しみだぜ!!」
「お楽しみ申し訳ないが、それは叶わない」
「!?誰・・・」
ボト・・・・
「!?敵s・・・」
ジャギ!!ボト・・・
・・・・
「班長。敵全員の死亡を確認。いつでも治療に移れます」
「了解した。では治療を開始せよ。周囲の警戒を怠るな」
「『了解』」
・・・・
「失礼するぞ」
「!?貴方方は!?危害なら加えさせないぞ」
「別に加える気はない。俺達は味方だ」
「何処にそんな証拠が・・・え?」
「見えたか?」
「え?・・・本物ですか?」
「偽物が来てどうする?」
「いっ、いえ・・・ではお願いできますか?」
「任せろ。よし分散しろ。重傷者優先で行くぞ」
「「了解」」
「おい。誰かこの子に水を」
「はいよ」
「すまん。ここを押さえてくれ」
「分かった」
「8。ヘルプ頼めるか?」
「良いぞ」
「ちょっとそこを引っ張れるか?」
「こうか?」
「それで良いぞ」
「すいません。まさか日本国の皆様が来て頂くとは思わず・・・」
「良いさ。別に構わん」
「それより、貴方方が来たという事は・・・この人たちは国から見捨てられたのですか?」
「いや、逆だ。見捨てるのなら俺達はここには来てないさ。君も見ただろ?あの大きい魔物を」
「はい」
「あれに軍隊が歯が立たなくて軍隊が憔悴しきっていたんだ。治療院も軍隊のみならず別の方面で治療にあたっているせいもあって中々間に合わなかったんだ。そこで俺達に応援を出してここにいるわけだ」
「そうなのですね。国には感謝せねば」
「それよりも君も休んだ方が良い。あんたも身体を壊しては意味が無いぞ。ここは俺達に任せろ」
「・・・頼みます」




