プロローグ
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投稿は不定期ですが月1~2くらいを予定してます
注意!いつかは分かりませんが、このプロローグの文を大量加筆、及び修正します!ご注意を!
プロローグ
20xx年x月x日xx時xx分xx秒
横須賀基地内に突如現れたトンネル。
突如現れたトンネルに自衛隊は一同動きが止まり、会話も静粛した。逆に海風の音が煩いくらいに。
ひとときの時間が経つと、自衛隊は即座に襲撃に備えた。
周囲の安全確保、襲撃による倒壊の恐れのある建物からは離れ、基地周辺の住民に緊急避難指示し、
上官は部下に事細かく指示し、官邸や政界では横須賀基地からの現状報告を受け、緊急会議を開かせ、
隠蔽を防ぐ為上空からのマスコミの撮影を許可し、一般人に現在起きている状況を映像で見て頂いた。
この時は誰も異世界に繋がるトンネル、しかも向こう側では絶賛戦争状態であるのは当時は誰も知る由もなかった。
自衛隊は着々と準備を進め、暫く経った後準備を終えた自衛隊は襲撃に備えた。
陸は装甲車30台に戦車15台、通信車5台に治療車が3台。
応援として警察の機動隊員と特殊部隊が出動し、警察車両40台と大型バス7台と装甲車4台が来た。
空は戦闘ヘリ10機に汎用型ヘリが30機、戦闘機が2機が配備した。
こちらも警察が応援としてヘリ2機と汎用ヘリ3機が来た。
海は護衛艦25隻と潜水艦2隻が配備。
こちらも同様に海上保安庁から5隻が応援で配備。
隊列はトンネルを中心に取り囲む。
全て配備確認と準備を終えるとまた静粛した。
耳から捉えられる音は
空はヘリのプロペラ音と戦闘機のジェット音。
陸は車と戦車と装甲車のエンジン音と響き渡る無線の音。
海は船のエンジン音と海風の音。
自衛隊と警察は警戒していた。何が現れるかは分からなかったからだ。
だが現れたその日は結局何も起きなかった。
その後も翌日も何も起きずに終わり、1週間過ぎても何も起きず、1ヶ月経っても何も起きなかった。
人々は何も起きない事に苛立ち始めた。
そして2ヶ月経ったある日、痺れを切らした1人の警察官がトンネルに催涙ガスと閃光弾を投げ込む。
それが戦の火蓋が切られたのか、そのトンネルから出てきたのは、中世風の騎士1,000人と槍を持った亜人と騎馬が突然現れた。そして問答無用に自衛隊と警察に襲い掛かる。
自衛隊や警察は突然のことで驚いたがすぐに戦闘ヘリや銃等で撃退。
被害は隊員数名が負傷だったが上官が即座に政府に報告。
報復としてトンネルの先にあるところへ行くと要請した。
政府はその要請を容認した。但し条件として先に襲撃者の特徴などを特定、そしてあくまでも襲撃された報復として現地へ向かうこと、そして他国との干渉する事を禁ずる条件を提示。
自衛隊はそれを受け入れ、トンネル先の派遣に向かった。
現地へ派遣された自衛隊はトンネルへと向かい、潜り抜けた先はとまず風景が地球では無いことに気がつく。
次に戦闘している兵士の服装もまるで違う事に驚愕する。
自衛隊はこの事を横須賀基地経由で政府に報告した。
日本では報告を受けた内容を確認し専門家も交え、現在の我が国に置かれた状況を確認する。
この時漸く、トンネル先は異世界であることを自衛隊は勿論、政府も初めて知った。
派遣直後の景色はさながら焼け野原がまだ良いくらいには、文字通り地獄絵図、既に戦争真っ只中であった。自衛隊はその場から車両に乗り移動するが、どこもかしこもそこらじゅうに死体や難民ばかり。
いつもの彼らなら痛みも伴いながら共に歩むのだが、今回ばかりはそうも行かなくなった。
初め自衛隊は政府に要請、報復だけでは足らず、状態改善にはこちらも戦争に加担する必要がある、
そのことから戦争に加担する許可を得たいと要請。
だが政府はこれを拒否した。それもそうだ。何十年間も前から戦争放棄している、憲法にも戦争してはならないと記されているのに、そんなことでそれを変える事は出来ないのだ。
だが自衛隊は再度要請した。このままでは我々の命だけでなく、国民の命を守ることが出来なくなる、
なので要請を受け入れるようにと説得。
政府は苦渋の決断を迫られていた。戦争せず国民の命を脅かすか戦争に加わり国民を守るか。
政府は決断をした。戦争放棄を撤回する。その代わり我々国民を第一に考えろと回答した。
勿論政府の苦渋決断に賛否が分かれたが、国民を守るにはこれしかなかったと返答。
国民も渋々ながら受け入れた。
自衛隊は待ってましたと言わんばかりに先ずは難民受け入れ日本国へ資源の要請、
現在絶賛目の前で戦争中の敵国をその場で宣戦布告を発言、敵国へ有無を言わせず攻撃開始した。
1週間後には双方の国とも疲弊して降伏宣言が出た為、これで終了かと思いきや、
別国で迫害や違法奴隷を見かけた為、保護と迫害及び違法奴隷の撤廃をその国へ要請。
だがそれを拒否し、あまつさえ自衛隊に宣戦布告を宣言した為、即座に敵国の軍も含め殲滅。
勿論国王は謝罪と撤廃の意思を表明したが、自衛隊は時すでに遅しと申し、国王とその身内を全て処刑した。
だが今度は自衛隊に即座に宣戦布告した国が出てきた為、しかも不当軍人もその中にいた為、
自衛隊はこの光景に怒り半(分)軍(隊)状態になりながらも次々戦争をしてくる兵士や国を滅殺。
戦争の合間には戦争だけでなく、物資の補給を疲弊している国から優先的に取り行い、
友好的な関係が出来そうなときは、自衛隊が護衛し現地へ外務官を派遣し要請や条件などを確認、交友を締結をした。
その後異世界派遣から10年後、自衛隊の介入により戦争は終了し人々は平穏を取り戻した。
がそれも束の間であり、今度は別星の戦争に仲介屋として派遣した。
勿論それが受け入れられるとは当然言えず、こちらも関係が悪化し、戦争に発展した。
そしてそれからというももの、戦争したり物資を補給させたり仲介したりと多忙な時を過ごし、
更に言えばまた別の世界にも派遣し、もうお腹いっぱいという感じになったある日、
漸く戦争する国が無くなったのだ。
だが最後の最後に神や魔王、勇者、大賢者や大魔法などの神話級クラスが対立又は共闘して自衛隊を邪魔者扱いや脅しをし、襲い掛かる。
流石に多少の苦戦を強いられたが、こちらも無難に敵を殲滅させた。
そして最後の神殲滅作戦が遂行され、1年後には誰も自衛隊に手が出せなくなっていた。
戦争が終わり、自衛隊は歓喜に満ち溢れていた……が、
終わったのは良いが、余りにも干渉し過ぎた為、政府は批判の対応に追われた。
更に言えば関係維持の為、防衛省と外務省の支部をそれぞれ設立する為其方にも人員を回すと発表し、
そちらにも対応に追われる日々になった。
その時から異世界では共通認識として「自衛隊はお人好し軍隊だが、怒らせると物理的に消される」
という、多少の変化はあれどその認識で捉えられていた。
また同時進行で、日本国の(行政)法執行機関を異世界の絶対的権力に認定する案が異世界連合会議で全会一致で可決。
この結果を異世界から来た使者の報告を受けた日本国は不服として反対を申したが、
神や魔王、勇者などのクラスや各星の代表者、国王などが全会一致で可決されたのを聞き、日本国は渋々受け入れた。
但し条件付きでだ。使者はその話を聞き、改めて伺うと述べた後去っていた。
当初の日本国が提示した条件は通らない、寧ろこちらから願い下げとも言える条件を提示したのだ。
1.我々日本国は政治経済など全て、常に中立の立場に立つ事
2.国々の偏りを防ぐ為、日本との国交を締結している国は原則、その国の領土内に最低3ヶ所以上の日本の基地及び日本の法執行機関を建てる事
3.2の条件が成立したのみ限り、その国の安全は確保される
4.日本の政治、経済、文化、情報等の日本に干渉するものは一切不干渉とする
5.日本からの派遣者は武官及び文官のみとする
6.日本本国への入国は原則禁止(異世界限定での日本への入国は原則可能)
7.日本関係者がその国で犯罪を犯した場合、その国の法律で裁く事(逆も然り)
8.故意で日本の安全が脅かされた場合、厳正な罰を下す
9.自然災害や治安維持などで応援が必要な場合、日本国は原則無償で対応する
10.戦争などで日本が影響を受けた場合、敗戦国が勝戦国や日本国へ賠償金や手当などを全額支払い、指導者には厳罰を下すこと
11.日本関係者が(仕事の有無問わず)その国で誘拐や傷害、殺害などに遭った場合、
その国の王や指導者、実行者、計画者、その関わりを持つ者問わず全員最低終身刑以上、及びその国自体を解体する刑罰を下す事
12.上記の条件は締結後、異世界全ての星及び国に適用される
(他20の条件も提示)
受け入れられないと日本は誰もが思ったが、返答は全て受け入れるという判断が出たのだ。
余りの予想外な返答に固まったが、受け入れられた以上最後までやり遂げる気を持ち、締結された。
そこから150年後ある日。人々はいつもの暮らしを始める。
次回から本編かな? もしかしたら他の職業や階級等の説明かな?