主要人物紹介
白鳥司(15)私立虹色学園に入学した高校一年生で1年2組
実家は国内でトップレベルの「白鳥財閥」でその御曹司。
欲しいものは何でも手に入ったために、
非常に自己中心的で利己的でおまけにかなりのナルシストで
問題事を解決するのは金と権力だと思い、
今までも問題を解決するために数え切れないほど駆使してきた。
更に性悪説しか信じないなど、人格そのものに問題がある。
入学して一週間後、その様子を見かねた担任の
坂上涼子により、「人間更正部」と呼ばれる部活に
入部させられる事になる。
階堂姫子(15)1年2組のクラスメイトで人間更正部の部長。
かなりの美少女であり、成績も常にトップレベルで、
運動神経も抜群の完璧人。
基本的にはクールな性格であるが実際は男勝りで気が強く、
思った事はズバズバ言う。
更に正義感が非常に強く曲がった事を絶対に許さない。
まさにクール&ビューティーな少女である。
人間更正部にはとある事情で入部し、
自らの意思で部長になる事を決める。
白鳥に対しては「クズに失礼なレベルのクズ」と言ったり
「人間で生まれてきた事が可哀想」と見下している。
西原奈月(15)1年2組のクラスメイトで人間更正部の副部長。
所謂「ギャル」で口うるさく騒がしいが心優しく、
基本的にはピュアで乙女な側面も兼ね備えている。
勉強は苦手であるが、家事全般は大の得意であり、
それに加えて異常な程母性が強く、
何かとお節介を焼いてしまう。
よく周りの人間に家庭的なタイプだと言われている。
人間更正部には素敵な女の子になりたいと、
部活の趣旨を理解しないまま入部する。
白鳥に対しては「最低の男」と称していて、
何かと言い争いが絶えない。
大崎誠(15)私立虹色学園の1年3組の生徒。
プロボクサー志望で小学生の時からボクシングを続けている。
基本的には直感的な性格で熱くなりやすく突っ走る。
また血の気も多く、日々喧嘩ばかりしている。
その強さ故に入学して早々、一年を束ねる番長格となる。
奈月とは幼馴染であり、好意を寄せているが
いつも軽くあしらわれている。
ボクシング部がない事と奈月が入部したことを理由に、
切れっぽい性格を直したいと人間更正部に入部する。
相楽大助(15)私立虹色学園の一年二組の生徒。
気弱で極度のネガティブ思考でいつもいじめられてばかりいる。
高校でも一週間足らずで不登校になる。
パソコンやゲームはかなり得意で機械関係をいじらせると、
プロ並みの腕を発揮する。
死ぬのが怖いから生きている理由だと自問自答していて、
自殺出来ずにいる。
また男子よりも女子から特に酷いいじめを受けていた。
寺内聖人(15)私立虹色学園の1年2組で学級委員。
男前で活発であり、行動力が高く人望も厚く、
尚且つ、リーダーシップに優れているために
クラスの中心的な存在である。
学力も運動神経もかなり良いが根が真面目というわけではなく、
どちらかと言えば体育会系の思想を持っていて、熱血的である。
白鳥とは相反する性格のために何かと衝突する。
宮坂秋菜(15)私立虹色学園の1年2組の副委員。
美人であるがかなりヤンキー気質であり、
女子からだけではなく男子からも恐れられている。
クラスの女子のリーダー格とも言える存在。
何かと反発的な姫子とは馬が合わなく、
犬猿の仲とも呼べる間柄にもなる。
桜田詩織(17)私立虹色学園の生徒会長。
美人でスタイルも良く文武両道の優等生。
性格はかなりお転婆であり、何事に対しても強い意欲を示し、
首を突っ込んでいく。
学校中の男子からも女子からも絶大的な人気を誇る、
学校の顔役とも言える。
姫子とはある因縁があり、それが故に人間更正部に顔を出す。
竹内先生(47)私立虹色学園体育教諭兼人間更正部副顧問。
かなりの熱血教師であり、問題ではなく生徒と向き合う
教育方針を取っている。
外見はかなりの強面であるが意外にも涙もろい。
何時でも義理人情を大切にしていて、
生徒とも真剣に向き合うが生徒らには暑苦しいと言われたり
時代遅れと思われることが多い。
更正部の部員らには主に根性をつけるプログラムの指導を行う。
坂上涼子(23)私立虹色学園1年2組担任兼人間更正部顧問。
教師生活二年目であるが情熱と絶対に曲げない信念と
教育ポリシーを持っていて、例え相手が上の立場であろうとも
おかしい事はおかしいと言い切る性格。
だが基本的には物事を荒立てずに冷静に話し合う。
白鳥を始めとする様々な問題を抱える生徒を集め
更正させるべく新たに人間更正部を設立した。
部員らにとっては最大の理解者である。