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ロマンチック・スターズ

掲載日:2014/07/06

「うわぁ、きれーい」

私は、今、天の川を観に、科学館に、密かに想いを寄せる人と来ている。

私は星夜織乃。

星夜財閥のトップ、星夜聖太郎の一人娘。

なんでも完璧にこなす、天才ともてはやされ、家庭教師と習い事に自由を奪われた高校生。

部活も禁止。無論、無断の外出なんてもってのほか。

登下校もリムジンでする。

つまるところ、困ることのない不自由な生活をしている。唯一の自由は毎月7日。

友達はすぐにできるのだが、それ以上はない。

そんな私に、それ以上の唯一の光がある。

それが、ここに来た密かに想いを寄せる、天鴉財閥の御曹司、天鴉彦典。

私達はお互いに同じように自由を奪われ、唯一の自由を共に過ごしている。

お互い、同じ境遇の異性に惹かれたのだろう。

家族も、昔は争っていたらしいが、現在はとても仲が良く、合併するのでは?

と思うぐらいだ。

「あそこに短冊と笹があるよ?願い事書きに行こうよ」

「ああ、行こうか。ところで、どんな願い事を書くの?」

「んー?秘密ー」

「えー、教えてよ」

「後で短冊みればいいじゃん。」

「それは野暮ったいじゃん。願いは知らないからロマンがあるんだよ。」

「そーだよねー…えへへ」

「?…どうしたの?」

「ううん、なんでもない。」

「ホントに?」

「ホントだよー」

「そう、ならいいんだけど。」

はたからみれば、普通にラブラブのカップルだろう。

しかし、私達はまだ付き合ってはいない。

「よーし、書けたー?」

「うん、書けたよー」

「それじゃあ飾りに行こうか。」

_______________________________


2人は飾って、かえっていった。

『彦典君と付き合えますように』

『織乃さんが幸せになりますように』

この二つの願いが書かれた短冊を笹に残して---

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