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悪い天気の時は、明るい顔で

A mal tiempo, buena cara:スペインのことわざ

神谷先生

 竹倉です。本日バルセロナ最終日です。ローマに引き続き洗濯中にこれを書いています。

 先生、ローマからバルセロナまで飛行機で2時間もあれば行くことをご存知でしたか。

 勝手に遠いのではと感じていたのは私が地理に疎いせいでしょう。世界地図で正しく国を指すことはできても実際の距離は分かりません。

 私の宿泊しているホテルはサグラダ・ファミリアが徒歩3分とほぼ目の前です。しかも申し込んだプランで確実にサグラダ・ファミリアが見える部屋にしたので朝と夜に部屋にいるときはいつも眺めていました。

 完成するのは2026年だそうですが、そのときにまた現地で見ることができたらいいなと思います。そのとき自分は何をしているかなあ、なんて考えたりして。

 まあ未来の話は誰にも分かりませんよね。


 バルセロナではいろいろなツアーに参加してみました。

 スペイン到着初日には、夜のバル巡りとサグラダ・ファミリアの夜景を見るツアーに行ってきました。ガイドの方が日本人でホテルまでの送迎がついていて安心できました。

 一人では歩くのがちょっと怖い夜の旧市街を散策したあとに、お楽しみのバル。こちらも地元の人たちでにぎわっていて、日本人がいない店ばかり案内してもらいました。

 各店舗で料理一皿とドリンク一杯をいただくのですが、それぞれの店舗で食べた生ハム、エビのにんにく炒め、マッシュルームの蒸し焼き・・・どれも美味しかったです。

 そして夜のサグラダ・ファミリアは、昼間のホテルからみた雰囲気とは全く違いとても神秘的でした。

 次の日はサグラダ・ファミリアを含む市内観光とモンセラットの1日観光ツアーに。ローマでも思ったのですが、やっぱりバス移動は楽です。

 車窓からのみの見学だけという場所もありましたが、モンジュイックの丘からの見晴らしのよさには感動。サグラダ・ファミリアには待ち時間なく入場できて、ガイドさんの解説でガウディのことも詳しく教えてもらえてよりいっそう楽しむことができました。

 そのほか、カサ・ミラとカサ・バトリョでは写真撮影ができました。

 そして“聖地”モンセラット。のこぎり山と呼ばれる奇怪な形の岩の中腹にある修道院はまさに、荘厳でした。カタルーニャの守護聖母である黒いマリア像も少し並びましたが見ることができました。

 そして3日目はグルメウォーキングツアーに。2時間ほどのお手軽ツアーで町を散策しながら本格的なレストランから市場やカフェにバル、スイーツの美味しいお店を案内してくれたうえに、フルーツなどの試食ができます。人間、美味しいものを知ることは大事です。

 おかげで、次の日からは食事場所に迷うことがなく一人で美味しいものを堪能することができて、満足です。パエリアもスペイン風オムレツもムール貝もたっぷり食べました!

 3日目はグエル公園にも行きました。ガウディのデザインで色とりどりのタイルがちりばめられている公園はかわいらしくもあり、不思議な感じでもあり。もちろん階段に鎮座しているとかげはばっちり見てきました。一部ではドラゴンという説もあるそうですが、やっぱりとかげにしか・・・。

 間違いないのは散策していて、とても楽しいことです。荘厳とかには程遠いですが、ガウディの遊び心を味わえる場所です。住宅として売れなかったおかげで、公園として親しまれていますがガウディがもし生きていたなら、この結果はどうだったんでしょう?


 ピカソ美術館の案内ツアーにも参加してみました。一人で見るのもいいですが、作品の背景やエピソードも知ると面白いです。

 それにしても天才は幼少期からその片鱗があったことは間違いないようです。最初は普通にわかりやすい絵だったのが、どんどん画風が変化して独自のものに進化していく様を一度に見ることができてよかったです。

 もともと、絵がうまかったからこその進化で決して誰も真似が出来ないという点が、以前にみたポロックを連想しました。


 先生、いよいよ明日からはロンドンです!!


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