九月の詩
私は
眠りにつく
金色の波にただよう
流れゆく貝殻 古代の深海魚
引きずりこまれそうな
肉体の死へと
溢れる魂の強い想い
まだ見ぬ何かを求めて
幾度の世界を知り
ページをなぞりながら
眩いばかりの広がる海
本はすべて
私を導く
繰り返し来る息切れ
切り裂く冷や汗
けれど、まだ生を刻み付ける
巡る時計
白い錠剤と無数のカモメ
登りゆく光
ほら、まだこんなにも
この世は眩い
私は
眠りにつく
深い海へ
今日より明日へ
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