(4) 光心祭第二幕
ホントに遅くなってしまい申し訳ございません。はー受験終わってない!?そうです、受験勉強しようと思ってたら、書きたくなっちゃたので書いちゃったZE☆というわけで、光心祭第二幕是非読んでください。
これはゲームでもないし、遊びでもありません。
まぁ、いわゆる、人間の欲望や、願いを叶えさせることができたり、自我を破滅させるようなことも容易にできてしまう、いわばちょっと世界規模なだけのギャンブルみたいなものです。
で、使徒には、その欲望や、願いを叶えさせるために、以下のクエストをやっていただきます。
細かいことは『チュートリアル002』以降のチュートリアルをご覧ください。
この世界のクリア、すなわち『ワールドクリア』をするためのクエストを、『リヴァイヴァル・クエスト』と言います。
リヴァイヴァル・クエストのどれか一つをクリアすることで、ワールドクリア達成となります。
では、そのクエストの大まかな概要を見ていきましょう。
リヴァイヴァル・クエスト
Ⅰこの世を侵略しようとする、悪の手のぶち殺すべし
Ⅱこの『死人島』の真の謎を明かすべし
Ⅲこの世界の住人を、『死人島』最強の戦士に育て上げるべし
Ⅳ我々の体を侵している病を解明するべし
以上です。
この他にもまだあるのですが、これらが一番簡単だと設定されているので、まずはここに表記されてあるクエストをクリアしてください。簡単な方と言っても結構難しいですしが、まぁ、頑張ってください。
チュートリアル001
観客の笑い声はまだ止んでないが執事が先を進める。
「ハァ、お疲れ。そんじゃ最後ね。まだやってないアポさん、前に―――」
観客の声はまだ止んでないが、執事に呼ばれたのでしぶしぶステージに上がる。俺に向けられている笑いではないのに、なぜかその嗤いがひどく痛く感じる。こんな状況で、ステージを下りたスキンヘッドに、俺の思考の0.01%で称えながら、戦闘モードへの切り替えを行った。
目を閉じると、辺りの音がだんだんと遠ざかっていく。自分だけの世界、自分だけの空間。意識は体から離れ、俺の心にある戦闘本能を突っついてくる。俺はこの感覚がなんとなく心地よい。暗闇なのだけど、どこか温かく、そしてどこか冷たいこの感覚が……。
胸中で自分の世界に入る寸前だった俺の(いや、もう入っていたかもしれないが)反対側から、フードの使徒がステージに上がってくるのが見えた。
カツカツと、戦闘用のブーツを鳴らしながら歩くる使徒は、性別は分からなかったが、俺の目線ぐらいの身長からは、とてつもない殺気が伝わってきた。
いや、そんな生易しい表現では表し切れていない。殺気が直接大脳に語りかけてくる。『ねぇ、楽しもうね』『すぐ死なないでね、つまんないから』と。
自分をしっかり持っていないと、貧血で倒れてしまいそうだ。コイツは人間かと疑ってしまうような、殺気の波である。
カツカツカツカツと、よく響く音を鳴らしながら、フードを被った人、いや奴と呼ぼう。奴がステージの中央付近、つまり俺の目と鼻の先まで来ると、この密閉された空間自体が静寂に包まれた。何かを喋ったら、この殺気に殺されるのではないだろうか。
そんな状況をひっくり返したのは、あのやる気のない執事。サルコ・ティーナだった。
「はぁ、皆さん固まってないで、さっさと予選最終試合始めますよ。殺しはナシですからね」
まったく感心される。どんな精神を持ったら今の状況であんなやる気のない声を出せるものか。もしかしたらあの執事も……。
「はい、では。始め」
突発的な開始に少し油断してしっまた。もちろんこのステージに上がった時から愛刀『霖夜一睡』は抜いていた。この刀は俺がこの世界にきた時から持っていた刀だ。ヒロも驚いていて、なんど『その刀を研究させてくれ』と頼まれたかわからない程、ほかにはない一級品なのである。ちなみにこの、『霖夜一睡』のランクは陸段である。
フードで目は見えないが、奴はこの霖夜一睡を見ても動揺することもなく、こっちをじっと見ている。気がする。
奴の口がふっと笑顔を見せた。そう、いかにも勝利を確信したかの笑み。そう感じた刹那、視界が文字どうり引くっり返り、腹部と背中に激痛が走る。たちまち口の中に鉄の味が広がった。
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんなにが起きている?
「カッ……ッハ」
口から何かが出た気が、したがそんなことにかまっている暇などないと、言わんばかりに左から二撃目が向かってくるのが見えた。あれは足か?
他人事のように言っているが、事実攻撃が1スクリーンしか見えないのだ。しかしちゃんと目でとらえていなくても、体が無意識下で動いてガードしている自分がいた。まるでこんな連続攻撃に慣れているように。
ゴキ
歪な音を残して、俺の体はどこかの壁に叩き付けられた。壁から受けた反作用だけで一瞬宙に浮た俺の体は、もうその座標にはなくなっていた。
後ろから蹴られた背中を反転させ体制をなんとか立て直し、後ろに飛ばされつつも何とか着地できた。俺のブーツを見ると火花が散った跡があり、奴の一撃の重さが容易に窺える。
奴は、俺にそんなことも考えさせまいと言うような感じで、次なる攻撃を仕掛けてきた。奴の姿が真上に見えた。
それは俺が着地してから、半秒してから頭上から降ってきた。
高度約30mから繰り出された渾身の踵落としは、俺のガードした左腕でギリギリ止まり、爆音と、ともに俺ごとステージの床を粉砕する。なんとか顔へのクリーンヒットは免れたが、左腕は折れてしまったようだ。そして相変わらず、激痛が走っている。
痛いという感覚は病気のせいで(おかげで?)ほとんどゼロになっているはずだが、スキルには痛みを与えると言ったスキルも存在する。実際にこの前ドランにやった『風影の峰打ち』。あれは痛みを与えるスキルだ。大抵の場合、痛みを伴うスキルは火力が弱い。
だが、こいつが今俺にやったスキルは痛みが半端ないうえ、火力は俺がこの世界に来てから受けたこともない程だ。
奴は踵落としの反作用で宙で一度回転し慣れた足取りで着地する。
意識はぼんやりしつつもやっと余裕ができたため、思考を巡らせ今までの半年の、戦闘シーンを思い起こす。確かに連続攻撃に長けていた神間とも何度か戦ったが、今俺の目の前で笑みを浮かべている奴の比ではない。
次にこっちではない俺の知っているもう一つの世界掘り起こしてみたが、今の状況と類似するものは皆無に等しい。それに不可解な点がもう一つある。
なんで俺は奴の攻撃が1スクリーンしか見えていないにもかかわらず、ガードができたということだ。もちろん今やっている対戦相手とは全くの無面識のはずだし、こんな拳法の使い手の連打攻撃を何度も受けたことがないはずだ。
いったい俺とこいつの接点はなんなんだ?すると奴が口を開くとともに、フードをとった。
「もー、感覚抜けすぎでしょ、アンタ。わたしの『電鎖拳』最初に攻略したのユウヤだったじゃん。それがこんなざまじゃ、みんなに顔向けできないじゃんか」
は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?
「なに僕そんなの知りませんーみたいな顔してんだよー。私は理鎖。ホントに覚えてないの?」
「う、うん」「まったくこの兄弟は」
え?今兄弟っていったか?じゃ、じゃあこの、理鎖とかいう女性は優輝のこと知ってんのか?
「あんたは、いったい何者」
「わたし?わたしは、『死人島解放戦線』の一人。美雷理鎖だけど、……これは重症みたいね」
「リサ、リサ、どこかで聞いたことのあるようなないような」
「あ~もう、うっとうしいそこに立ってなさい」
そういうと、理鎖はワンステップ下がり何か唱え初め終わった。半秒後には奴、こと理鎖は技名を発していた。
「点鎖・雷の鎖」
すると理鎖の周りのエネルが立てた人差し指に集まり、鎖となって俺のハートにジャストミート。
訳がわからん。痛いし、痺れるし。もうヤダ……。
読んでいただきありがとうございます。今作の作品名『孤独の境界』ですが、これを変えてみたいなーとか思っています。毎回読んでいただいている皆様には申し訳ありませんが、『小説家になろう』のホーム左側にある小説検索で、『孤独の境界』と、打って出なくなった場合は、同じく小説検索で『四世夜』と、検索してもらえると出るはずです。あ、でも、次の4.5話を投稿した後に変える予定なので、まだ焦らなくて結構ですよ。こんな駄作なんかにそれほど強い思いなんてねーんダヨと、いう方も、これでも作者は頑張っているので、見てやってください。お願いします。