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Betrayal within betrayal(3)

 救命救護室に着いた琉乃たちは生き残った衛兵たちを寝かせた。

「安岐さん、綾部さん、三菱さんにお願いがあるの」

 そう言い、琉乃は三人に祠と祠周囲の消毒を頼んだ。その際には再度留意しながら行うよう伝えた。

 救命救護室の隣には壮馬が検死室を簡易的に作ってくれていた。

「お前の手紙の通りにしたぞ。これでよいか? 」

「ええ、ありがとう」


 少し籠るから、と言って琉乃は検死室に入って行った。扉を閉め、琉乃は額に汗を滲ませた。そして両手をかざし、その先にハーブを浮遊させた。オーロラが検死室を纏い、そして衛兵や鈴木家、そして身元不明の男性の遺体がそれぞれ冷たいベッドの上に仰臥位で置かれた。


 それから琉乃は三日三晩遺体と向き合った。

「…… やっぱり、百合さん…… 」

 遺体からは異常プリオン蛋白が検出された。

 検死室から出てきた琉乃を待っていたかのように壮馬が立っていた。

「萩原からの伝言だ。集めた鈴木の家の卸した牛乳はどのようにしたらよいか、とのことだ」

 壮馬直々にこんな伝言を伝えてくるということは、壮馬も大分気にしていることを琉乃は察した。

「萩原さんに処理するよう伝えてください」

 琉乃は適切な処理方法を壮馬に伝え、くれぐれも留意して取り行うように念を押した。


 その後、琉乃は壮馬に打診し鈴木家の牛の相殺処分を依頼した。その現場は騒然としていた。

 そして落ち着いた頃、梅に経をたててもらった。



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