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竜種転生はチートすぎる!  作者: 佐藤クナ
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第五章






 俺は目的地まで彼女と飛んで向かっていた。

 彼女は高いところが苦手らしく、片手を掴んでいたはずの俺の手には何もなかった。そう、俺の体にしがみついているから俺の手が空いているのだ。

「うわわわわっ……!」

と言いながらしがみついているのは少し鬱陶うっとうしかった。怖いせいか、どんどん俺にしがみつく力が強くなっている気がする。

「そんなに高いところが怖いか?」

「いっ、いえ、そっ……、そんな……、ひぃっ……!」

 彼女は下を見たらしく、またも俺にしがみつく力が増した。

 こんなふうにずっとされるのも少し疲れるから彼女の対処法を叡智者に聞く。すると叡智者は、

「解、そんな都合のいいスキルは獲得していません」

 と言われ、だとねぇ、と言いそうになってしまう。

 困ったもんだな。


 少し飛んでいると目的地のそばまで気づいたらついていた。

 俺が思ったより飛んでいるスピードは早かったらしい。

 目的地の待機場所に着陸する。

「ついたぞ」

「やっ、やっとついたんですか?」

「離陸してから十分しか、かかってないけど」

「本当ですか?」

「本当」

「……」

 彼女は唖然としていた。まるで、空はもうこりごりだ、と言いたげな顔をして唖然としているのだ。

「じゃあ、今から役割を説明するぞ」

 とは言っても、それ道理に行かないのが世の中だ。しかし、彼女が唖然としているのをおかまいなく告げる。

「俺は盗賊らをやる。お前は捕まっている子たちを救助しろ」

 簡潔に説明する。

「制限時間はあと二時間程度、二時間ぐらいたったら仲間たちがアジトに着くからだ」

「わかりました」

「あと、お前にこれ渡しとく」

 そう言って俺は、洞窟にいたとき、暇だったときに作っていたストレングス効果を得られるのゼリーのよっなものを何個か渡す。

「潰して体にかけても、食べても、ストレングスが着くからやばくなったときに使え」

 そう説明しておく。

「ありがとうございます。こんなものまで渡してくださり……」

「一応、思念伝達できるようにしといたから、なんかあったら教えろよ」

「わかりました」

 一通り話し終えると同時に、認知遮断を解除して俺と彼女は立ち上がる。

「じゃあ行くぞ!」

 その掛け声と同時に俺と彼女は走る構えをする。

「作戦、開始!」

 そう言ってアジトに向かって俺と彼女が走り出る。

 まず最初に俺はアジト前の見張りを瞬間的にせまより鉤爪で体を裂いて始末する。

 人間に未練がないわけではない。両腕を竜の装甲と鉤爪に変化させて始末したのだ。

 俺は見張りを始末しアジトに潜入する。とは言っても最終的には見つかるけど。そんなことを思いながらもアジトに入る。続いて彼女も入る。


 そのアジトはいかにもなところで少し残念に感じてしまう。

 人間とは言っても、俺が強いせいか、全然強くなく感じていた。

 彼女は周りを見渡して捕まった子たちを探しているらしい。しかし俺はどんどんアジト内の盗賊たちを始末していく。

「どうだ?、今まで歩き回ったところに子供たちいたか?」

「いえ、まだ見つかっていません」

「そうか、でもあと三十分ぐらいしかないから急ぐぞ」

「はい」

 俺たちは走りながら話す。そう、アジトに入ってもう一時間半過ぎているのだ。割とこのアジトは広く、どうやら本当に天然洞窟を住処にしていたらしい。

 もうアジト内の者たちは俺らが侵入してきたことは知っているだろう。そう思って走りながら探索していると熱源感知に反応がでた。その反応の位置は、どうやら俺の真下。何人もいるらしい。

 俺は立ち止まり彼女に、

「おい!、もしかしたら俺の真下に居るかもしれないぞ!。真下から何人かを熱源感知で見つけた。どうする、直下掘ちょっかぼりりしていく?」

と言って振り向き、彼女を見る。すると、

「本当ですか?。それなら相手が予想だとしない方法で助ければいいのでは?」

と言ってきた。質問した内容と少しずれていた気がするが、スルーした方がいいだろう。

「じゃあ早速そうしよう」

 そう言って俺は自身の真下の地面を見つめる。

 熱源感知で反応した距離は大体俺から十五メートルぐらい。大体この岩盤は十から十三メートルだとして、一瞬にしてこの岩盤を壊した方がいいだろうと思い、その範囲を一瞬にして俺のスキル、『捕食者』を使って削り取る方がいいだろうと考える。

 削り取る範囲を叡智者にコントロールさせておいた方がいいだろう。

「少し離れてくれ、今から真下の岩盤を削り取る」

 そう言うと彼女は俺から離れる。そして俺は彼女がきちんと離れたのを確認してスキルを使用する。

「削り取れ!、捕食者!」

 俺が言うと手から五センチぐらい離れたところから黒がかった青、濃い紺色のモヤが指定範囲を囲うように手の近くから実現し、三秒ぐらいでくり抜き終わった。

 捕食者でくり抜いたものがどこに行くかと言うと、ほぼほぼ無限に近い俺の保管庫に収納される。取り出そうとすればいつでも取り出せるというものだ。このスキルを叡智者に聞かされた時は思わず○スラに出てくる○ラトニイーじゃね?、とおもってしまったもんだ。

「お前はここで待機、俺が下にまず行って盗賊らを始末して安全になり次第報告するからそんときに降りてこい」

「わかりました、おきよつけて」

「あぁ……」

 俺だけくり抜いたところにとび入る。

 着地すると、そこには盗賊はいなかった。

(なんか怖くないか叡智者?)

「解、盗賊の声明反応はここら辺にはありません」

 疑問に思う。普通は子供だろうが一人は見張りをつけるはずなのだ。

 俺は不気味に感じながらも囚われていた者たちを解放したり、怪我を負っている者には傷を癒したりした。

「もう大丈夫だぞ、助けに来た」

 そう子供たちに言うと泣く者もでた。

(そろそろ降りてきていいぞ)

 ここ周辺は安全だとわかったから彼女に言う。

 すると熱源感知にに上から彼女以外の反応が現れた。突然。


 彼から、きていいぞ、と言われたのにいけない理由がある。盗賊らは私を捉えようと下に人を配備しするのではなく、上に人を配備していたからだ。

 これはやばいかも、そう思ってしまう私がいる。

「今なら半殺しと恥ずかしめで済ましてやる」 

 一人の盗賊が言う。前に私を捉えた盗賊と同等の力持ちのようだ。

 この前のようにはいきませんよ、そう思って私は彼から頂いたストレングスゼリーを手で潰して自身にストレングスをつける。

 そのストレングスは自身のステータスが大体二倍になる優れものだったとわかった。

 私はオーガの里の姫、私はオーガの里の頂点である者で、同志を見捨てるなどできない性格があだとなりこのようなことになってしなった。しかし私は後悔していない。兄妹が後を継いでくれると思ったからだ。

 私が死んでも大丈夫と思いつつここにきた。

「はっ!、オーガたる私が人間ごときに負けるはずない」

 そう言って私は戦闘態勢に移行する。

 私は弱い。でも、少しでも争う事はできる。

「じゃあ、ここで死ねよ……」

 そう言って盗賊は武器を振り落とす準備をする。

 戦いは盗賊から動いて始まる。

 相手は剣、それに続いて私は魔法、私は最初に風魔法の斬撃を繰り出す。

「チッ……」

 盗賊は舌打ちをしてその魔法を剣で弾く。

 しかし私は甘かった。私は一人で手一杯なのだ。

私が一人に注意を向けているうちに他も者たちは私の背後に近寄っていたのだ。

「ぐはっ!」

 後ろから剣で切られる。

 私はそこで倒れる。

 意識はあるが、どうやら剣に毒がぬっていたらしい。

「ふっ、あはははは!、強口をたたいていても所詮はこれぐらい」

「……」

 殺される。私はそう思ってしまう。

 もう無理だ。


 どうやら彼女と盗賊が戦っていたらしい。

「ちょっと待っててくれるか?、君たち」

 そう子供たちに聞くとみんなは一斉にうなずく。一応念のために子供たちの代わりを結界で覆う。そうして俺は彼女の方に行く。

 彼女は、俺が渡したストレングスゼリーを使っても、せいぜい一人が限界だとわかっていたのだ。

 穴にジャンプして彼女のいるところに向かう。

 そこには彼女を囲んだ二人の盗賊がいた。

 今度は彼女はどこも切り落とされてないらしいが、毒で体がマヒして動けないようになっているらしい。

「安心しろ、子供たちも、君も助けるさ」

 そう言ってまたも両腕を竜の装甲と鉤爪に変える。

 そこからは一方的な攻撃だった。

「おーい、大丈夫かー?、子供たちは俺の結界で保護しているから大丈夫だ」

「よかったです」

 それ以上何も言わなかった。

「戻ってくる盗賊と捕まった子たちは俺が対処しよう」

 そう言って彼女と子供たちをアジト外に出させて隠れてもらう。

あらすじ部分の注意の5番はどうか守ってくださいお願いします。

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