表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
理想の初恋  作者: 将希
1/2

プロローグ

夏休み初日・・・・俺はひたすら学校の課題をしていた。


なぜかって? そりゃもちろん夏休みをエンジョイするためさ!! なんてわけじゃない。


去年は最後の日まで課題をやらなかったせいでひどい目にあったからだ・・・。


そんな事を考えながらひたすらがんばってる時に俺の携帯が鳴り響いた。


「ん・・・はぁ〜ぁ・・・」 このため息の理由はひとつ、この着信音は親友の良太専用の着信音だからだ。


良太が電話してくる=どーでもいい話orなんかの誘い


これは俺が導き出した答えだ。


どうせ無視しても家に来るなりしそうなので俺は渋々電話に出た。


「・・・何?」 俺はちょっと冷たく言ってみた。


「何ってなんか冷た! せっかくナイスな情報を教えてやろうと思ったのに!!」 


無駄にテンションの高いのは良太の性格だ。


「メールでよくね?」 めんどくさそうに答えてみる。


「も〜機嫌悪いな〜そんなんだから信弥は彼女ができないの!!」 あっちなみに俺、信弥っていいます。はい。


「俺、暇じゃねーから早く用件言えや」


「んもー! まぁ聞いて驚くな!なんと・・・うちの学校に転校生が来るらしい!!!!!」


「あっそ」 俺は電話を切った。 そして携帯の電源も切った。 なんかウザイから。



さてと・・・ここで俺の自己紹介でもしようかな・・・

名前、桐島信弥キリシマシンヤ 年齢16歳 身長174cm 体重57kg もちろん男 光栄高校1年生


運動能力普通よりちょい上くらい 成績普通 


そして性格・・・自分で言うのも何だがクール・・・なフリして実はめっちゃ普通


そして今の悩み・・・めちゃ彼女欲しい・・・!!  でも別に作れないわけじゃないんだよな。。。


俺、実は人より3倍くらい理想が高い。 彼女の条件は顔、スタイル、性格 


この条件が完璧な人と付き合いたい・・・のが俺の今の夢だな。 マジくだらねぇ・・・。


残念ならがうちの学校にその条件にあてはまる女子はいない。 


正直な話、さっきの良太の話の転校生、 実はその転校生に俺は期待と妄想をふくらましている。


俺の彼女の条件が当てはまる転校生を・・・。 まぁこれはホントに俺の妄想だけどね。


その転校生が女とは限らないし、女だとしても俺の彼女の条件に当てはまる確率は極めて少ない。


てかほぼ0だよね。 0!  


もしこの妄想が現実になったら俺はマジで42.195kmのフルマラソンを3時間で走りぬけるよ!


マジで!  とか言って自分に少しでも期待を持たせるように言い聞かせる俺。 いつものことだな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ