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2023/08/11:夏のちょっと怖い話です!

ある漫画の台詞ですが..

「バカは貫いてこそバカ」

という言葉があります

紅子はとても気に入っているんです

紅子は選択をする際に..

損得勘定よりも..自分らしさを大切にしています

どう考えても損な選択であっても..

「バカは貫いてこそバカ」でありたいのです


さて...

ぶっちゃけ..

「なんでこんなバカやったんだろう?」

って事が山ほどあるんですけどね!

それも紅子らしいといえば..紅子らしい


それはともかく...

最近は電車で紙媒体を読んでいる人が

少なくなったように思います

漫画雑誌すら..

読んでる人が少ない気がしませんか?

紅子も最近は..電子書籍がメインですしね

漫画は時折紙媒体のを買ってますけど

通勤で紙媒体で読んでた本って

「我が闘争」が最後かもしれません

文庫版で買ったんですよね

まだ..下巻が読めてませんけど

文章がマジでイラっとするんですよね


それはさておき...

紅子が子供の頃は

漫画や娯楽小説を読んでるとバカになる

とか言われたもんです

読むなら新聞を読め..なんて言われもしました

今は..すっかり逆になってますよね

新聞なんて読んでたらバカになる

そんなものを読むなら..

漫画読んでる方がはるかに有意義だ

紅子に子供がいて....新聞なんて読み出したら!

もうね! そんなもん読むな! 漫画読め!

と怒鳴って!..ハリケーンミキサーしちゃいますよ!

もちろん! 死のフルコースで!

っていうか! 紅子のノベル読んでよ!


そんなわけで...

電車でぼんやり周囲を眺めていて..

朝日新聞とか真剣に読んでいる老害..

えっと..ご年配の方を見かけると

思わず! ぎょっとしますよね!

昭和の頃だったら..

ポルノ雑誌読んでるようなもんですよ!

っていうか! 

ポルノ雑誌って単語..今時使いますか?

使うなら! どのくらいの頻度ですか!

毎朝..窓を大きく開け放って!

「ポルノ雑誌!」とか絶叫していますか!

もしそうなら!

..マジで止めた方がいいです..人間を


それはそうと...

昨日..テレビで幣原喜重郎氏について

やってたんです

時期的に..大東亜戦争の特集の一環ですね

幣原氏は戦争直前に外務大臣を務めた方です

昔の学校では..戦争に突き進んだのは..

軍部..特に陸軍の暴走が原因と習ってきました

その事については..事実だと思います

ですが..何故暴走したのか? 

という点については..あまり触れられてないな

という印象があります


それはそれとして...

昨日の特集では..満州事変のあと..

戦火を拡大しようとする陸軍に..

「このままでは日本が外交的に孤立する」

と危機感を強めた幣原氏が..

外交による回避を画策し..

なんとか国際世論を味方に付けようと奔走します

中国への侵攻を停止した事を..国際連盟に伝え

また陸軍上層部を説得し..侵攻を止めさせます

その後...国際連盟から査察団を派遣してもらって

日本の正当性を訴えると共に..

孤立化を防ぐ見積りでしたが!


そんなこともあって...

それは失敗に終わります..

失敗したから戦争になって..

負けに突っ走っていくんですが...

何故そうなったかというところです

陸軍は止まった..政府も止まった..

国連も聞く状態に入った

でも..ひとつ抜けたところがあったんです!

それは..新聞です!

計画が進む中..

「中国への侵攻を止めるよ」と言うことを

アメリカの大使がインタビューで話してしまうのです!

で! 各新聞社は「弱腰外交だ!」「外国の言いなり!」

..と凄まじい非難を行います!

もちろん! 新聞を読んだ大衆も! 

大声を上げるわけですよ!


それはさておき....

現地にもニュースは届きます

そりゃもう大変ですよ!

軍部の統帥に対し..

外務省が口出しているんですよ

言うなれば! 

文民が軍人を踏んずけてくるんです!

当時はシビリアンコントロールなんて概念は

ないですからね!

結果的に前線の不満は高まり..

陸軍は押さえきれなくなって..侵攻を再開します

そして..開戦に突き進んでいきます

この後..引き返すチャンスはあるんですけど

その度に..弱腰だのなんだので..

民衆が焚きつけられるんです

そういう流れを見るにつけ...

軍部の暴走で戦争へ突き進んだという事実の中に

何が..軍部を暴走させたか..

何が..暴走させる民意を作って焚きつけたか

という事を考えないといけない気がします


それはそれとして...

見識のない紅子には..正解が見えないのですが

戦後..その何かは..自らを省みる事もなく残り

日本を破滅に向かわせるよう..

市民を焚きつけているんじゃないかな?

なんて不安になったりするんですよね

夏らしく..ちょっとホラーな話ですけど!

信じるか信じないかは! どっちなんだい!




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