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2022/09/26:『リコリス・リコイル』を見ましたよ! その1

週末は動画作成をメインに過ごしました

早ければ来週..遅くても再来週には..

「おてまるゲーム研究室」の4回目が公開できそうです

再生数も1週間で130を超えたので..

少しずつ増えている感じです!


さて...

週末は録画しておいた

『リコリス・リコイル』の最終回を見ました

今クールでは人気のあった作品みたいですね

普段..人気作を逃してしまう紅子ですが..

今回はしっかり見れて良かったです

ということで! 今日と明日は流行に乗って!

『リコリス・リコイル』の感想を書こうと思います!


そんなわけで...

あくまで紅子..個人の感想なので..

よく解ってないところとかも多いと思いますが

そこは寛大な気持ちでみてくださいね

で..感想を2回に分けるのは..

今日は『リコリス・リコイル』のどこが良かったのか

明日は『リコリス・リコイル』の中にあるテーマの考察を

していこうと思います

とは言え..

「凄いです!」「面白いです!」「楽しかったです!」

の連呼になってもアレなので..

ノベリスト視点で書こうかなと思います


『リコリス・リコイル』ですが...

ひとことで言えば..取捨選択の妙を極めた作品だと思います

物語を構築する上で..とても勉強になる作品でした

この作品に出会えた事で..

以降ノベルの書き方が変わる..というくらいですね


『リコリス・リコイル』の良かった点として

5点挙げておきましょう


まず...好まれる要素を幅広く組み上げた事です

 美少女キャラメインの百合要素を持たせる

 銃器を中心とした派手なアクションシーンがある

 銃器の扱いなどのミリタリー要素にこだわりがある

 ダークな要素を含めた勧善懲悪のシンプルなストーリー

 国家の裏組織や対抗するテロリストという陰謀を絡める

これらの要素をうまく絡めて..

幅広く当たるように練り上げられています

この匙加減が絶妙ですね


次に...キャストの演技力が高い

 アニメキャラクターの大きな要素は声です

 主人公のふたりはもちろん..周囲を固めるサブキャラも

 とても生き生きとした演技をされていました

 また内容の非常に濃いラジオ番組で..

 その裏を伝えるという手法もうまく活用されていました


そして...オリジナルアニメである

 本編が放送されるまで..続きが解らないドキドキ感

 これは大きいですし

 原作がある作品だと..

 どうしても原作を意識して作らないといけません

 そうなると上のふたつの要素が..

 うまく組み込めなくなる可能性もあります

 原作からの乖離は賛否両論出てしまいますし

 昨今はやっつけ作業みたいな造りになっているのもありますから


続いて..野暮な説明はしないところ

 映像の中でさりげなく説明を混ぜているのもすごいです

 解りやすいのはサブキャラのフキですが

 彼女は口が悪く..主人公の千束とぶつかり合う事が多いですが

 要所要所でとても仲間想いな部分が描かれています

 あとから振り替えれば..そりゃ..たきなもぶん殴られるわな

 って納得できるようになります


 また..残念指揮官と言われる..楠木指令ですが..

 彼女が指令室に入ると..全員が一斉に指示を待つという

 実際には部下からの信頼が厚いところが垣間見えます

 

 サブキャラにスポットを当てず...

 こういう細かな描写を重ねていくというのは

 とても難しいです

 紅子だと..「こういうエピソードを入れて」と

 物語に頼ってしまいます


なにより...無駄を徹底的に省いた作品である

 これが大きいです

 『リコリス・リコイル』は..

 前半..くるみの謝罪を受け入れるまでが「たきなの物語」

 後半..それ以降は「千束の物語」と二部構成になっています

 全13話でエピソードが大きくふたつです


 サブキャラのお当番回はないですし..

 敵組織の目的も明確に語られません

 そもそもDAがどんな組織なのか..

 どんな指揮系統で動いているのか..

 一切説明はありませんし

 そもそもアラン機関なるものが何なのかもわかりません

 仲間であるくるみも謎の存在のままです

 そもそも何故..吉松を追っていたのかも不明です


 でも..その割り切りが大事だと思うんです!

 これらの謎は..「たきなの物語」にも「千束の物語」にも

 まったく必要のない要素だからです!


 美味しい料理を食べる時に..

 綺麗な器で出すのは大事ですが

 料理を前にして..器の産地や造り方..

 歴史をぐだぐだ説明されても..

 そんなことより..早く食べさせてよ!

 って思うものです! 特に時間が限られている時には!


 たきなと千束のドラマ...

 そこを中心にリソースを注ぎ込むという手法が

 『リコリス・リコイル』を魅力的に輝かせたように感じます


 異論はあるとおもいますけど! 

 やっぱりアニメはキャラなんですよ!


ということで...全然語り足りないのですが..

今日はこのくらいで..

次は紅子が『リコリス・リコイル』のテーマだと感じている

ところについて..です

ぶっちゃけ...全員がすごいアレなんですよね..この作品..

あと..ぞくぞくしたラストについても触れたいですね!

 


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