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2020/03/19:狡猾な罠だったのです!

明日はお休みですね

ルビ打ちの頑張り具合で...

Kindle本の発売日が決まる感じです!

ここは集中して頑張りたいと思います!

もうね! 他の事なんて考えない!

この紅子が! 数十年ぶりに本気になります!


さて...

RGサザビー..


そんなわけで...

あ..なんでもないです..こっちの話です

ん..またモリカケがなんとか言い出したんですか?

自殺した人の手記が..今さら出てきたとか

巧妙に隠されていたんですね

亡くなった方には気の毒ですが..

今はそんなことより..コロコロアタックと憲法改正です!


それはともかく...

紅子は永遠のアナーキストを自称していますが

ごくごく普通に生活しています

気だるそうにオフィスに座って..

小説のアイデアを練り練りしながら..

お給金を頂くという..一般的な庶民です!

ぬぅぅん! 社会の寄生虫パワー全開! 

パワーオブソーシャルパラサイツ!


それはそうと...

紅子は傭兵稼業なので..立身出世とか派閥争いとか

そういうのにはまったく興味がありません

せいぜいOLさんグループの抗争に巻き込まれるくらいです

詰まんない人間関係のいざこざやってる暇があったら

家でノベルをぺろぺろしたいんです! 


それはそれとして...

ある戦場での事ですが...

課長とかいう肩書を持つ方とお昼を食べる事がありました

安っぽいコンビニ御飯じゃないですよ!

なんと! ランチが1200円もする超高級店です!

しかも! 「紅子はいつも頑張ってるから奢ってあげる」

とのお心遣いですよ! 

もうね! 今日の定時までは忠誠度が85まで爆上昇!

明日には20まで下がりますけど

美味しい焼肉定食で..何を聞かれても..

「うまうま..うまうま..」って応えてた気がします!


そんなこんなで...

食事が済んで..もふう..と余韻に浸っていると

課長さんが...「あぁ..食べてしまったねぇ」

と謎の言葉を呟きながら..

手にした鞄から..A4の紙を紅子の方に差し出しました

「自分でお金払えというなら..ここで吐き戻しますからね!」

と軽く忠告しながら..紙を見ると...

お客さんからの仕様変更の要望でした! しかも! 内容は!

「あれ? これ受けたら期日に間に合わなくなるやつですよね?」

「..うん...」

「断るよう言っておきましたよね? 

 あれぇ? どうして決裁印が押されているのかな?」

「..うん...」

「期日がしれっと1週間前倒しになってますね?

 あれれぇ? タイムスリップしちゃったかなぁ?」

「..うん...」

「おい..てめぇ..なめてんのか? こら」

「こ..断り切れなくて..」


それはさておき...

どうやら断り切れなかったらしいです

で..紅子に餌を与えればなんとかなるだろうと

酷いじゃないですか..紅子ひとりなら仕方ないにしても..

今はチームでやってるのに..こんな無茶を押し込めませんって!

「そこをなんとか! なんとか! 1200円のランチで」

結局..紅子も断り切れませんでした

とは言え..こんな無茶を押しこむと怒られるのは必至です

悩みながらコンビニでプリンを4つ買って戻りました

「みなさんが頑張ってるのでプリンの差し入れです!」

「うまうま..うまうま」と食べ終わるのを確認してから

紅子は恭しく切り出しました

「あぁ..食べてしまったねぇ」

 


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