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2025/07/12:まさに! 魂です!

今週末は! 3連休ですね!

あ..紅子は月曜をお休みにしたんでした

みなさんは労働ですか? 大変ですね

8月は逆に時間調整で残業月になるので

その前に休んでおく感じです

時間をうまく活用して! 

動画公開の準備を進めちゃいますよ!

紅子の本気! 見せてやる!

..あ..もちろん口先だけですよ


さて...

週末は「マウント・アンド・ブレード2」を

遊ぼうかなと思っています!

スカイリムもやってますけど! 

ちょっと死にかけてばっかりなんですよね

「UBOAT」は少しお休み..というか

珍しくマニュアルがついてるゲームなので

マニュアルを読んでいるところです!

なんと! 各言語版がちゃんと作られていて!

日本語もあるんです! 

しかも! 機械翻訳じゃなくきちんとした日本語です!

もうね! 実売1000円のゲームとは思えません!

とはいえ..必要最低限に絞ってるようで

200ページしかありません

とりあえず30ページくらいまでは読めました

ゲーム始めるくらいはできるぜ!


それはさておき...

昨日..夜のことです

お風呂から出て..空調の風にあたって

「うわわぁぁぁ」と数分間喚き散らしてから

刀剣の通販サイトを眺めてたんですよ

12万で日本刀があなたの手に!

みたいな煽りが気になって...

詳細をちら見し..

「刃こぼれ3箇所あり..は厳しいなぁ」

なんて呟いた時です

後ろから..

「何ですか? 刀を買うつもりです?」

と尋ねられました

振り返ると..知り合いが座って..

レンジでチンする御飯に..レトルトカレーを掛けてました


そんなこんなで...

「それ..紅子のカレーですよね」

「寄付されたんですから..もう私のものです」

「寄付した覚えはないんですけど?」

「まったく..いいですか..

 私は父の御使いとして

 この暑い中..迷える子羊のために

 飛び回って世のために尽くしているんです

 ぼけっとゲームしているだけの役立たずは

 食べ物くらい寄付するべきでしょう

 むしろ自発的に渡しなさいよ..まったく」

いつもながら身勝手な言い草ですけど

「まあカレーくらいなら食べさせてあげますけど」

「っていうか安いレトルトしかないんですか

 今はひとつ1000円くらいのがあるでしょう

 私が来ることを考えて..用意しておきなさい

 まったく..気が利かない」

「お前なんかパンの耳で十分なんだよ」

「何かいいましたか?」

「いえいえ..前向きに善処するよう

 検討を加速しておきます」


そんなわけで...

「刀が欲しいんですか?」

「そうなんですよ

 紅子がいつまでも子供っぽいのは

 きちんとした刀を手にしてないからだと思うのです

 なので脇差でも持てば人間的な成長も期待できると」

「は? 頭が暑さで腐ってんじゃないですか?

 人間としての根本がガキのままなんですから

 何を持とうがクズに変わりはないでしょう」

「ラッキョウ食べます?」

「をを! 岩下のだ! 解ってるじゃないですか

 こほん..確かに向上心を持つのはいいことです

 私も祝福して差し上げましょう!

 はい..アーメンアーメン」


それはそうと...

「日本刀は美術的価値もありますからね

 私も少しくらいなら知識がありますよ

 ちゃんちゃんバラバラしてた時代に

 この国に来ましたからね」

「齢食うと昔話ばっかりするんですよね」

「何かいいましたか?」

「いえ..色々あって見てるだけでも幸せですよ」

「あ..これいいですね..これにしなさい

 これ値打ちものですよ」

「200万もする脇差なんて買えません!」

「お金..出してあげましょうか?

 なんのかんので..仲良くしてますし」

「それって魂と交換ですよね?」

「違います

 交換を求めているのではありません

 私は親愛の形として刀の代金を出します」

「それで?」

「あなたはその感謝として自発的に魂を出す」

「だから交換じゃねえかよ」

「違います..あくまで親愛と感謝です

 考えてみてください

 あなたの魂なんて二束三文です

 それで名刀が手に入るなら安いものでしょう」

「二束三文でも300万ですよね」

「さ..最近は円安なのでもっと安いんですよー

 あ! それに! 刀といえば武士にとっては魂と同じ!

 ここでいいものを手にすれば

 これからの人生はきっと素敵なものになります!

 天使である私がいうのですから間違いありません!

 ささ..ここにサインを」

「ん..確かに刀は武士の魂ですよね

 ということは..

 死後..この刀を渡せば魂の代わりになるんですよね」

「なるわけねーだろ

 リンドバーグみたいな寝言たれてんじゃねえ

 いいから名前書けばいいんだよ!」



そんなこともあって...

スカイリムです! 

ソリチュードの東..

川だか沼だか解らない地域の小島にいる

6人のドラウグル(不死者)の騎士を侍らせた

ローブを着た謎の男!

紅子は彼に会いに来たのです!


「お前! 何しに来た!」

「威勢がいいな

 まあいい..見せてもらおうか!」

と紅子が返すと

「をを! 見ていってくれ!」

と嬉しそうに持ち物を見せてきました


彼はネクロマンサーマーケット!

MODで追加された商人で

死人使いに必要なアイテムを販売してくれます

台詞のチョイスがおかしい気はしますが


各種アンデッドを作る魔法に

精霊や悪魔と契約する魔法

それに必要な死体のパーツを集めるナイフ等


しかし! 紅子が欲しいのは! 黒魂石です!


魂石はスカイリムで

アイテムに魔力を付与するためのアイテムです

店でも売られていますが

魔法や武器に魂を束縛する力を込めて

モンスターを倒す事で充填されるのです


黒魂石はモンスターでなく人間を倒すと

魂が充填される..ちょっと悪っぽいアイテムです


そして! 紅子の環境では!

紅子が死んだ際...

この黒魂石を身代わりに砕く事で

その場で蘇生する事ができるのです!


つまり! 他人の命で..自分の死を無効にする!

これが! 死人使いとして! テンションあがるのです!


「じゃあ..黒魂石1個ちょーだい」

「はーい..金貨1000万枚」

「はいはい..1000ね」

「まいどありー」


よし! 冒険の準備は整いました!

いよいよ! ソリチュードに!

と..もうひとつ..用事があったんです



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