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2025/05/21:住宅ローンの借り換えができなかった件 その7

マナーロード..リトライ決定!

いや..ちゃうねん..ちゃうねんって!

空白エリアがあとひとつなんですよ

で..来年くらいには向こうが

領有を主張してくるはずなんです

で..もちろん戦争になるじゃないですか

ぶっちゃけ..ミリタリーバランスは崩壊してて

紅子が圧倒的に有利なので勝ちます


さて...

すると翌年からは..

紅子の領有地を狙ってきます

その度に戦争になって勝ちますけど

集落が燃やされるのは確実です

考えるだけで面倒なので...

敵貴族が存在しない状況で遊ぶ事にしました

定期的に盗賊が襲ってくるので

戦闘はそれで十分です! そもそも戦闘いるのか?


そんなわけで...

スカイリムが新たな境地に入っているそうです!

それは! NPCのAI化です!

なんと! AIを組み込む事で! 

シチュエーションや..こっちの質問に合わせて!

会話を自動生成したりするのです!

またフォロワーとして行動するNPCは

その日あった事を振り返り..

長文の日記をつけたりするようになるらしい!

無料でもかなりの事ができるようなので!

いつか紅子も組み込みたいですね!

っていうか..スカイリムに固執する

ユーザーさんって凄くないですか?

十数年前のゲームに..

今以上のゲームを求めるって..いい意味でおかしい


それはそうと...

借り換えの続きです

「旧家の売買契約書に代わるものがあるのか

 理由を含めてすり合わせたいので

 直接電話でやり取りするか..

 あるいは窓口での対応は可能か?」

..という質問を投げてみました

暗にバイトくんの許容量じゃ無理っぽいので

なんとか打開策を考えてみませんか? という事です

でまあ..珍しく翌日に返信がきたのですが

「軍師陳Qよ! 過去一の長文がきたぞ」

「確かに長いですが..よくみてください」

「あ..ほとんどが紅子の引用か

 ん..こんな丸ごと引用みたいな事するのか?」

「バイトくんの誠意でしょうか?」

「で..回答はどうなのだ?」

「はい..私の方で要約します

 まず..すり合わせ云々についての回答はなしです」

「拒否ということか?」

「まあ..触れてないという事は嫌なんじゃないですか?」

「どうしてだろう?」

「問題になったら

 社員さんの耳に入って怒られるからでは?」

「解った..その件はいい.. イライラしてくる」

「で..本題はこちらになります」


そんなこんなで...

ざっくり要約すると..こんな内容でした

「住宅ローンの借り換え」は

その名前の通り「住宅ローン」に対してのサービスになります

なので「セカンド住宅」についてはサービス対象外です

ただ本件の場合は「住宅ローン」と見なせるのでは? 

として審査を行おうとしています

その審査に旧家の売買契約書が必要となります

「軍師陳Qよ..タイムリープというのを知ってるか?」

「そのくだりは数日前にやりましたよ」

「ん..今更になってこんなこといい出すなんて

 ありえなくない?」

「バイトくんですからね

 理由を聞いて答えてもらったんでしょう」


それはさておき...

種別が「セカンド住宅」になっているから

「住宅ローン」の対象外です

というのは..まあ納得するとしましょう

でも..それをいうなら..

もっと早い段階で..じゃないですか?

普通は..っていうか..紅子なら..

「セカンド住宅」になっている理由を聞いた時点で

「「住宅ローンの借り換え」は原則として

 「住宅ローン」を対象にしており「セカンド住宅」は

 対象外となります

 とはいえ..本件の状況を聞く限りは

 「住宅ローン」に近い形態だろうと推測しています

 それを確認するために追加で

 いくつかの資料を準備して頂きたいのですがよろしいですか?」

って伝えますけど

これは紅子がおかしいんですか?

これなら..

「「セカンド住宅」だと別途証明が必要なのか

 でも骨を折ってくれるみたいだし..

 こっちもできる限り早く資料を揃えないとな」

ってなりません?

よしんば..

「他にも資料いるの? じゃあ他の銀行あたってみます」

ってキャンセルもできるじゃないですか


それはともかく...

「紅子様..バイトくんに多くを望んではいけません」

「ふむ..それは酷だったな..いい過ぎた

 しかし..この無駄な長文からひとつ解った事がある

 「セカンド住宅」というのがネックのようだ」

「はい..ずっと解っていた事ですが確信は得られました」

「問題は「セカンド住宅」が「住宅ローン」である事の証明だ

 それに必要な資料を用意すればいいことになる」

「その見立てで間違いないでしょう」

「過去2回ほど..家を売却したのを証明するために

 固定資産税の通知を提案していたな」

「今年分が送られてきましたしね」

「しかしリアクションはなかった..どうしてだろう?」

「これは推測になりますが..

 バイトくんは詳細が解っていないと思います

 我々は大人としての常識から

 他の家を所持してない事を証明する方法を探してますが

 バイトくんは審査部門が「売買契約書が必要」といってるので

 そう答えているだけだと思います」

「なるほど」

「過去のやり取りをみても

 本質を押さえる事ができない人物のようですし

 そこはバイトくんの限界でしょう」


それはそれとして...

「推測を基に..何を求めているか考えると

 っていうか..何故我々が考えないとダメなんだ?」

「紅子様..バイトくんは学生やフリーターです

 家の購入をした経験はないでしょう

 こっちは紛いなりにも社会の寄生虫..あ..社会人です

 加えて家の売買を経験しています

 であれば..経験者が先導するのは仕方ないかと」

「手数料取るのにな」

「本来なら..イレギュラー案件として..

 社員に処理を回さないといけないんでしょうが

 その判断ができないのでしょう」

「ここは若者のために..一肌脱ぐしかないか」

「そうですね」

「いや! 違うよ! 紅子も若いからね!」


そんなこともあって...

売買契約書が必要なのは..おそらく地番を知るため

地番が解れば..住宅の抵当状況が解り

別の住宅ローンがない事の証明になるからでしょう

「ん..住宅ローンがないことがわかればいいのだな」

「そうですね..であれば..紅子様!」

「解る! ローンの完済証明だ! それがあればいい!」

「完済証明は銀行からの資料ですね」

「住宅会社からの資料ばかりを探していたが!

 銀行となれば! 保管場所が違う!

 軍師陳Qよ! 挙兵だ!」

そして! 1時間の捜索で!

紅子は..ローンの完済証明と旧家の売却契約書を

見つけ出しました!

状況を完全打破できるアイテムのゲットです!

さあ! 次回! 新章突入の予感ですよ!

 


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