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2025/05/16:住宅ローンの借り換えができなかった件 その4

マナーロードは食料が底をつきそうです

ひと月分の食料しか倉庫にありません

ですが! もう2月! あと3ヵ月もすれば!

魚が再び獲れるようになります

政策で5食に1食は断食するようにしているんですが

持たない気がしますね

数日分のパンを輸入したりして..延命措置をしていますが

ちょっと不安が漂っているかも


さて...

領主にとって大切なのは! 領民が不安になれば!

それを解消して明るい未来を提示する事!

ということで! 領地の人を大動員して!

教会を改築する事にしました!

石や材木などの資材を..

肩に抱えて行進する領民を見ながら!

「人はパンで生きるのではない!

 敬虔な信仰心でこそ! 生きるのだ!」

と励ましています

ん..紅子って理想的な領主ですよね


そんなわけで...

一応は多くの家に豚や鶏を飼わせたり..

野菜畑を作らせているんですよ

でも..ちょっとした収穫なんですよね

中世ヨーロッパは3年に2年は飢饉だった

なんていいますけど

そういうリアルさはいらないんだってば!

秋になれば畑から作物が取れますけど

ひと月分..あるなし..くらいかも


それはそうと...

借り換えの続きです

U銀行からの確認は..

ローンの種別が「セカンド住宅」になっているのは何故ですか?

ということでした

ん..なるほど! いい質問ですね!

その前に紅子からのクエスチョンです!

ローンの種別ってなんでしょうか?


それはともかく...

現在のローンを残高等の証明として

ネットバンクでの画面をハードコピーしたんですよ

それを見ると..

ローン種別の欄に「セカンド住宅」って書いてあります!

これですね! 

ん..何故なんでしょうか? 

こっちが聞きたいんですけど!

「軍師陳Qさーん..これどういう意味なのかな?」

「セカンド住宅というのは別荘などを指すそうですよ」

「紅子..別荘持ってたっけ?」

「ドールハウスすら買えない貧乏人だったと思いますが」

「失敬な! ドールハウスくらい! 余裕で買える!」

「高いのだと..このくらいしますが」

「う..買えませんでした...」


そんなこんなで...

別荘云々ではなく2件目の家になっている

..これは推測できます

以前住んでいた家って..中古の家を買ったんですよ

昭和の中頃に建てられた古くて小さい家です

もちろん! そんな家でも! キャッシュで買えないのが!

この貧乏人の紅子です!

ローンを組んでたのですが..新しい家を買う時に..

売却を前提に..新しいローンを組みました

というか..この辺りの事は..住宅会社さんに任せていました

旧家の売却と..新しい土地の購入と建築までお任せしたので

そりゃもうね..色々とサービスしてくれたんですよ

で..新しい家を建てて引っ越して..

家が売却されるまでの数か月間...

ふたつのローンを持っている状態だったんです

なので..「セカンド住宅」になった

..って事じゃないかな?


それはさておき...

その旨を書いてメールしました

メールといってますが..専用サイトでのやり取りです

翌日には返信があったのかな? 

こんな内容だったと記憶してます

「説明ありがとうございます

 状況は解りました

 それでは本審査を進めていきます

 現在は非常に申し込みが多く..略」

とにかく..これであとは待つばかりかな?

部屋の隅でしゃがんで..跳んで来たらサマーソルト!

みたいな感じです


それはそれとして...

数日後..メールが届きました

ん..審査ってそんなに早く終わるのかな?

と思って確認してみると

「以前の家の売買契約書はありますか?」

みたいな事が書かれていました

「軍師陳Qよ..売買契約書とは?」

「紅子様は脳の容量が少なくていらっしゃるので

 お忘れかもしれませんが」

「よせよせ..照れるであろ」

「今回の審査で送付した書類の中にありました

 要は家の購入をした際に交わした契約書です」

「ふむ..以前の家のそれが必要らしい」

「なんの為にでしょうか?」

「さあ? なんの為にであろうかの?」


そんなこともあって...

「いやいや..前の家の売買契約書なんて

 残ってないと思うがな」

「かなり前の話ですし...必要ないですからね」

一応は家関連の書類を小1時間掛けて調べましたが

「ないな..そもそも何故必要なのかわからん」

「とりあえず..ない事と必要な理由を尋ねてみては?」

「ふむ..そうだな..」

ひとまず返信をしてから

「紅子様..ひょっとすると..

 前の家が売却されているか確認したいのでは?」

「売買契約書でか?」

「売買契約書には物件の住所などが書かれていますから」


それからあとは...

「確かに! では以前の家の住所を送っておこう

 銀行のローンに関わる部署であれば

 住所から地番を逆引きする地図があるだろう

 それがわかれば」

「登記情報を知ることができますね

 あと売買を任せた住宅会社も知らせておきましょう

 問い合わせればすぐに解ると思いますし」

そのふたつを追加で知らせました

数日後に返信があって

「情報ありがとうございました

 連携して審査を進めていきます」

との内容に..ひとまず安堵しました

ところが..その連絡を最後に3ヵ月が経過..

4月の半ばに驚きの返信があったんです!

なんだと思いますか!

それは次週の講釈で...



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