2024/10/17:好感度を下げちゃいますけど!
ホントにちょっと怒っていいですか?
昨日..食事時に見てた番組が
あまりにムカついたんですよ
で..おそらく...怒ってる紅子がおかしい
って思うんです
この感情を吐き出すと
紅子の好感度が下がると思うんですよ
さて...
普通の人の好感度が5くらいだとすると
紅子の好感度って53万くらいじゃないですか
もちろん! まだ本気になってませんけどね!
それが52万まで下がりそうな予感です!
そんなわけで...
昨日は...
そもそもイラっとする事が多かったんですよ
駅に着いたら..選挙のビラ配りしてたんです
自民党とか立憲共産党なら..無視決め込むんですけど
維新だったんです
なので..駆け寄って..
ビラ受け取ろうとしたんですよ!
ビラが欲しいわけじゃないですよ!
支持してるって意思をアピールして
モチベーションをあげてもらうためにです!
ぶっちゃけ..紅子の地区では
維新のビラを受け取る人..結構いるんです
なので前の人が受けとるのを待って
手を伸ばしたんです
するとですよ!
後ろから歩いてきたお姉さんが!
どん! ってぶつかって! 紅子を押しのけて!
ビラ持っていったんです! ありえなくないですか!
前に紅子がいるのに! 数秒も待てないのかよ!
紅子ですら待ったんだよ!
それはそうと...
相変わらずドッペルゲンガーのフリして
ビラを受け取って..
ちょっとプリプリしながら家に戻りました!
水曜はクリーニングにシャツを出す日です
なのでお団子にしてあったシャツを
伸ばして重ねて..輸送用の袋に入れるわけです
袋から出す時に襟が上になるように入れておくと
お店の人が作業しやすいのは..
何度もいって解っているのです!
ちょっとした手間を掛けると! 作業がはかどって!
結果的に待ち時間が短縮されるのですよ!
こういうところ! 大事ですよね!
それはそれとして...
袋に入れたら..お茶を飲んで出かけよう
と思って..愛用のスチールカップ取り出して
「にしても..駅でぶつかってきた女ムカつくわー」
とか思いながら氷をぶち込んだら...
氷がこぼれたじゃないですか!
むしろ! 虚空に氷を入れようとした勢いですよ!
まったく! 腹が立つにもほどがありますよ!
しかも! それだけじゃないんですよ!
散らばった氷を流しに捨てて..
「こんなことになったのは! あの女がイラつかせたからだ!
マジ腹立つわ! 絶対許せないわ!」
って思ってお茶を注いだらですよ!
カップじゃないところに!
流しちゃったじゃないですか!
テーブルの上が! お茶でちゃぷちゃぷ状態ですよ!
忍者チャプターかよ!
って違うよ! 忍者は! キャプターだよ!
あ..忍者キャプターって知ってます?
ちょっと残念な戦隊ものなんですけど
紅子は見た事がないんですけど
オープニングは歌えるよう覚えたんです!
それはともかく...
お茶をティッシュで拭きながら...
こんな事になったのは! あの女のせい!
万死に値する! もうね!
市中引き回しの上!
ピープルズエルボーの刑に処してやりたい!
って思いながら..とにかく出かけたんですよ
で..クリーニングにいくと...
残念ながら先客が入店するところでした
..少し待つことになります
ん! あの女が氷とお茶をこぼさなければ!
さっきのお客さんよりも! 先に着けたのに!
次に見かけたら! 絶対にピープルズエルボーしてやる!
泣こうが喚こうが! 容赦なく! ピープルズエルボー!
って心に深く誓いました!
そんなこともあって...
で前の人の様子を見てたんですけど
なんと! 袋からお団子にしたものを出したんですよ
全部で! シャツ10枚とスーツの上下が2着!
どれもお団子なんです!
店員のお姉さんは..
一枚ずつ広げて重ねていくわけです!
マジでムカつきましたよ!
だってそうじゃないですか!
なんで伸ばして重ねてこねえんだよ! って思いません?
数秒で済むのが..数分無駄になるんだよ!
お前の脳は何が詰まってんだ! お茶か! 氷か!
ピープルズエルボーか!
ピープルズエルボー?
え? どうやって詰めたんですか?
それはさておき...
で家に帰って...イライラ頂点で
週末に作り置きしたカラアゲを温めて
食べてたんですよ!
珍しくテレビをつけたら...
ん..続きは明日にします!
え? 気になります? イライラします?
ふん! イライラのおすそ分けですよ!
あ..紅子が悪いんじゃないですよ!
紅子をドンしてビラ持っていった女が悪いんです!
文句なら! あの女にいってくださいね!
ここからはゲーム「HOI4」と妄想を一緒くたに
煮込んだものです
1936年
世界は激動の時代を迎えつつあった
中国南部、雲南省は軍閥の支配下にあった
その軍閥のトップに君臨するのが竜雲紅子である
彼女は緻密な策謀家でもなく、戦略に優れる軍人でもない
彼女の武器は神がかり的な直観と、
その直感を信じて疑わない卓越した行動力だ
いうなれば
「なんとなくやったら、いい結果になった」
を重ねて、這い上がってきた人間である
その日、紅子は周囲を一望できる小高い丘に立った
大きく両手を伸ばし
「ね! 見て見て! ここから見える全部!
全部が全部! 紅子の土地! 紅子の国なの! 凄いでしょ!」
傍らの女性に屈託なく笑いかけた
「はい、素晴らしいですね」
落ち着いた様子で答える
彼女こそが、頼りない紅子を支えてきた存在である
こうしていると穏やかで知的だが、一度戦場に立つと勇猛果敢
卓越した指揮能力を駆使して、雲南の勝利を生み出してきた名将
紅子は彼女をとても信頼し、常に近くにおき
またふたりの時は、親愛を込めて「おねーさん」と呼ぶようにしていた
「紅子の国!」を連呼し、駆け回っていた紅子が
ふと足を止める
乱れた息を少し整えてから
「ウチら雲南の人間ってさー
中央から離れた苦しい地域で生きてきたじゃん
バカにされて辛い目ばっかあってきたじゃん
でも! それも今日まででおわり!
これからはこの紅子が! 竜雲紅子が!
雲南の兵を率いて!
支配される側から! 支配する側になるんだ!
おねーさんもついてきてくれるよね?」
「もちろんですよ、紅子様
これからも今まで以上の忠節を持ってお支え致します」
「そういってくれると思ってたー!
おねーさんがいたら絶対無敵だよね!」
「ですが、課題は山積みです
外に目を向ければ北には中華民国を名乗る連中がいますし
内を見れば産業は脆弱で、人々の心もひとつになっていません」
「そうだよね
まあでもなんとかするから!」
雲南は大きな問題を抱えていた
通常、軍閥は権威体制となる
強いリーダーシップを持つ指導者が導いていく形だ
だが、雲南は違う
竜雲紅子をトップに国家を体制整えようとする主流グループと
それでは生ぬるいとばかりに
竜雲紅子を象徴として国民が一丸となるべきという強権派に割れていた
後者は3割にも満たないが、
その過激さもあって、無視できない勢力になりつつあった
まさに不穏の種である
ということで
こんなノベルタッチでやっていきますよ!
続きは明日!