表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

うんこ1

自分は見られているということに気づいた主人公が外の世界について不安を抱きつつ興味を持ち、やがて外の住人とのコンタクトに成功する。そして主人公は外の世界にいく。


そこではこの世界とは違う世界がある。がしかし、根本的には今の世界と同じだったことにがっかりする。そこで世界の作り方を努力して編み出す。意識とはなんなのかを徹底的に考える。


自分が何を望んでいるのか、他人とはなんなのか。主人公は別の新しい世界を作る。この世界のことを見ている自分がいる世界。そこは主人公にとってものすごくいごごちのいい世界。


自分の意識はない。でも自分という存在はある。例えるなら最初にキャラクターを選んで後はシナリオ通り進んでいく様なもの。


でもそれは楽しい。こちらの時間は止まっている。映画を見ている様な感覚。さらに加えてそれを操作することもできる様に作り変える。操作するとそれは確実に動いてくれる。まるでゲームだ。


主人公はそう気づきはっとなる。向こうの自分が頑張ればこちらの自分も嬉しい。向こうの自分が悲しい時は少し悲しい。向こうの自分が悔しがっていたらこちらの自分は頑張ればいい。


嫌なことをこちらの自分が体験する必要はない。ゲームはやっている自分という存在がある。食べたりしないとダメ。そうじゃなくてこの世界は元の世界とは違う理想郷。



自分が幼稚なことを望んでいることに気づき今度は別の世界を作ろうとする。その世界とは、今の世界とほぼ一緒で違うところは自分の体が思い通りに動くところだけ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ