第5話 「学校生活の開始」
本格的な学校生活、いやデスゲームが開始された。
その1時間目の担当は十六夜先生で授業が始まると、テストがあると言い、プリントを配っている。
「時間は40分、教科は主要五教科だ。皆はこのテストの成績次第でもしかしたら殺されるかもしれないという思ってるかもしれないが、安心したまえ。このテストは成績にも反映されず、生徒を殺したりすることも無い。つまり、何もない普通の学力テストという事だ。」
みんなは安堵の表情を浮かべているのが目に見えてとれた。俺もテストに集中するか。
テスト中、輪廻が小声話しかけてきた。俺は渋々話に乗った。
「このテストが何も無いただの学力テストと思えるかしら?」
「さぁ、俺には分からない。ひとつ言えるのは、高校での授業が始まった早々にテストがあるという事は、このテストはただのテストではないという事だ。」
「私的には、このテストは、人を知るために行われていると思うのだけれど、あなたは?」
「それもあると思うが、まだ他に引っかかる事がある。テストの難易度もそれを表している。簡単すぎる問題と、かなりレベルの高い問題がかなり混ざっている。」
「そう言われればそうね。ありがとう、話に乗ってくれて。」
そのまま会話は終了し、テストの時間が淡々と過ぎ、テストの時間が終了。その後は、何も変哲も無く、授業が進み、一日というものが終わっていった。
テストは明日返ってくるという。これでテストの本当の狙いがわかるはずだ。
どうもこんにちはきりたんぽです!『スクールデスゲーム』第5話読んでいただきありがとうございます!
今日の一言
テストってめんどくさい