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スクールデスゲーム  作者: 聖きり
第1章 【絶望 デスゲームの始まり】
4/14

第4話 「入学式の後」

 入学式が終わり下校することになった。


 みんなこの学校がデスゲーム化している事には驚きを隠せず、悲鳴を上げたり、涙を流したりする人もいる。


 しかし今の状況はちがう。15万円貰ったことにより、みんな現状を忘れ、浮かれている様子だ。俺はどこにもよる予定が無かったので、周りを確認し、今日から泊まる寮へと移動することにした。


 寮と言ってもマンションのような建物だ。15階建てのマンションが4つあり、その2号館506号室になっている。寮の管理人に鍵とルールブックをもらい、部屋へと移動した。部屋はかなり広く、10畳はあり、ユニットバス、家具、WiFi完備で無料ということなので、まるで楽園のようだ。


 することも無いので、物を買う事にするか。寮近くにあるコンビニへ行き飲み物とおにぎりを買おうとしたらまた、輪廻に会った。


「また、会ったわね。何してるの?」


「暇つぶしに来ただけだ。」


「ふーん、それで?」


「そっちから、聞いてきたくせにその返答はないだろ。」


「話すことが無くなったから。それ以上それ以下でもないから。」


 輪廻はあっけらかんと答えている。どうやら輪廻は人と話すことが苦手らしい。というか人と話すことが苦手なんじゃなく、人を突き放して孤高の存在でありたいという感じがした。


 コンビニを出て夜になった頃、俺たちのクラスであろう人が違うクラスの人と揉めている所を発見した。 隠れて見ていたが、声が聞こえず、面倒なことになっても嫌なので帰ることにした。


 自分の部屋というものは実に良いものだ。誰からの視界にも入ることなく、1人でやりたいことを出来るという事が最高だ。今まで自分の部屋を貰った事がなかったから、これが初の自分の部屋である。


 今日はすることも特に無かったので、おにぎりを食べて寝ることにした。

どうもこんにちはきりたんぽです!『スクールデスゲーム』第4話読んでいだだきありがとうございます!

今日の一言

暑いが故に集中力が上がらないから執筆スピード上がる訳がない

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