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人気投票結果発表

リオンクール戦記２巻の発売は２月９日です。

Twitterに掲載された動画は地図提供でおなじみのあーてぃ様より頂いたものです。

ご機会があればそちらも是非ご覧ください。

　すいません、何だかんだで発表が遅れていた人気投票ですが、集計が終わりました。

　おかげさまで852票もいただき、大変感謝しております。

　本来なら下から順に発表するのかも知れませんが、もったいぶらずに上からいきたいと思います。

◎１位バリアン・ド・リオンクール291票

　うーん、何といいますか、主人公が１番なのは喜ぶべきなんでしょうが、作者的には少し照れ臭いですね。

　しかし、彼がいなければ物語が始まらなかったのは事実です。おめでとうバリアン田中。

　彼の活躍を間近でみた読者の皆様は色々と彼のやらかしを目撃してますが、後世の視点で見ると軍事、政治、宗教、農業、物流、科学、医学、工学、文化、産業などで転換期をもたらしたヤベーやつ。地味ですが、回転式脱穀機でクランクを持ち込んだのは大きいはずです。

　歴史上で最も偉大な人物の１人に数えられ、少なくともリオンクールでは最高の名君あつかいでしょう。

　バリアンは特別にSSを……というよりは、本編の主人公ですならね、困ったもんです。色々とちょいちょい出てきますのでバリアンの活躍にもご期待ください。

◎２位ロロ246票

　これはちょっと意外？　ミスターパーフェクト、ロロが２位でした。

　作者的にはポカしない反面、なんでもこなしてしまう彼はある意味で困り者でした。いつもフォローに回るのは有能の証です。

　彼のSSは力が入り、シリーズ最終回のつもりで書きました。

　下にいる面子を見ながら「いいんですかねえ」とぼやく姿が目に浮かびそうですね。

◎３位ベル226票

　３位はベルさんでした。なんと４位と２票差、熱戦を制す形です。

　実はバリアンのお嫁さんで初対面から積極的に求愛されたのは彼女だけなんですよね。

　きっと、この結果にも「私のような女には相応しくありません」とツンツン喜んでくれるでしょう。

　この物語はある意味で彼女の物語でもありました。

◎４位キアラ・ド・パーソロン224票

　みんな大好きキアラさまは４位でした。

　実は３位４位は抜きつ抜かれつのデッドヒートが繰り広げられておりました。

　締め切り直前で２票の差がつきましたが、本当にここは差が無かったと思います。

　当然、SSも用意されておりますよ。

　勝利のコメントは「×××、バリアン××××！」でしょう。

◎５位アルベール・ド・グロート133票

　素敵執事が空気を読まずに上位ランクイン。

　かなり序盤で退場したアルベールですが、残したインパクトの大きさがわかる結果ですね。

　ちなみに『田中タダシ建国記』はのんびり略奪スローライフを狙った作品でしたが、彼のせいで方向性に狂いがでて蛮族と呼ばれる内容になりました。作品に大きな影響を与えた一人です。

　もちろんコメントは「ぐっふっふ、悪くない」ですね。

　ライバルのヤニック爺さんをランキングに載せるの忘れてごめんなさい。

◎６位陶工妻113票

　うーん、なんでしょう？

　わからない……うーん。

　謎の好評価をいただきました陶工妻。投票してくださった方々、団地妻と間違えてませんか？

　名前なしのキャラクターが堂々の６位です。

　もちろんSSを書きますとも！

７位100票

◎リュシエンヌ・ド・ドレーヌ

　母ちゃんが７位です。作者も大好きなリュシエンヌさんがここにきました。

　バリアンの権力を支えたひとりでもあり、まさに賢母ですね。

　実は１番始めに脱いだ女性でもあります。

　もちろんSSありますよ。

◎エマ・ド・リオンクール

　こちらも同率７位の長女エマ。これは意外でした！

　次世代の中では傑物の彼女、もちろんSSは『その後』のストーリーを用意しました。

　リオンクールの続編を書くとするならば間違いなく彼女の事跡は語られるでしょう。

◎９位ルドルフ・ド・リオンクール64票

　リオンクールの鷹さん、ルドルフ父ちゃんが９位です。

　実は作中屈指の強キャラなんですが、いまいちわけのわからない動きをしてしまいましたね。でも自分の人生を楽しんだ人だと思います。

◎10位ロナ62票

　ロナさんはギリギリ10位滑り込みでした。

　本当は世界観を説明したら退場するはずだったキャラクターですが、ヒロインの１人ともいえる存在感を残しました。

　そのままリオンクール屋敷で働いてたらお母さんとルドルフのハーレムに入ってたかも知れませんね。間一髪です。

◎11位ジャン・ド・グロート52票

　ジャンはこれまた、コメントしづらい順位ですね。

　実はジャン視点で中央の王位争奪戦を書こうかとも思った時期もあるのですが、大きく脱線すると完結も怪しくなる気がしてボツにしたんです。

　バリアン死後では才能を十分に発揮し、暴れまわりました。

　作中屈指の美形キャラです。

◎12位エンゾ・ぺサール46票

　意外！　実はこの順位を見たとき荒らしかと思いました。ごめんなさい。

　兄ロベールの学友にして、バリアンの息子たちの先生です。

　兄ちゃんが伯爵になってたら従士長をやってたんでしょうね。

　ロベール派のその後は書き残した話の１つかもしれません。

◎13位ボードワン・ド・バシュラール36票

　おおー、ここでライバルキャラの１人が出てきました。敵で一番人気はボードワンさんです。

　敵の軍師が味方になるのって戦記のお約束ですよね。仲間になると思った方もいるのでないでしょうか？

　でも自身がアイデアマンのバリアンに必要なのはロロ、ポンセロ、アンドレみたいに尻拭いしてくれる部下だったりします。

14位35票

◎スミナ・コカース

◎オノレ・ジロー

◎ジュスタン・ド・ドレーヌ(子爵)

◎ルイ・ド・ベシー

　えーっと、スミナさんはこの位置でいいんですかね……作者はかなり好きなキャラクターなんだけどなあ。

　ルイ・ド・ベシーは意外ですが、ジローとドレーヌ子爵は順当ですね。

18位32票

◎ユルバン・デコス

◎ニコラ・ド・ベリ

　いぶし銀、熟年コンビですね。実力派です。

　こちらの２人はバリアンの実力を理解して、いち早く旧主から乗り換えた共通点があります。

　年の劫というものでしょうか。

　20位31票

◎セザール・ド・ポンセロ

◎できる城主

　ポンセロはここに入りましたか。彼は非常に優秀な軍政家です。

　ジャンとは方向性が違うタイプの軍人ですが、バリアン配下では屈指の実力派でした。統率に優れた彼は旧バシュラール領の占領統治に大きな功績があります。

　できる城主は……うーん、よくわかりませんが健闘しました。名前はありませんが、作中バリアンをやりこめた曲者です。

◎22位ロドリグ・ド・リオンクール30票

　叔父さんがんばった！

　この人が伯爵だったら、色々と解決してる気もしますね。

　実はバリアン死後に野心の牙を剥くかどうかで作者は大いに悩みました。

　間違いなくバリアンの政権ではナンバー２の大物です。地味ですが。

23位28票

◎ピエロ・ド・ドレルム

◎リンネル師

　この二人は作者も大好きです。ドレルムは不本意な形で喧嘩別れしましたが、もっと書きたかった１人ですね。

　リンネル師も、もっと書きたかった１人です。

　東方教会初代総主教という歴史のキーパーソンです。後の世では色んなことの黒幕扱いをされていることでしょう。

25位26票

◎アルボー男爵

◎ダルモン伯爵

　おおー、諸公で実力派のお二人です。

　ダルモン伯爵は賢い人なんですが、他人がバカに見えるタイプです。部下たちを見て「なんでわからないんだろ？」と真剣に悩む感じですね。ゆえに人望がありません。彼が唯一認めた相手はバリアンです。バリアンに対しては「やべーやつ」と認識してます。

　アルボー男爵は真逆ですね。部下と歩調を合わせて成果を上げていくタイプ。

　進歩的な彼はバリアンとの相性抜群。あまり書けませんでしたが、アルボー領は急速に発展しているでしょう。

◎28位黒(ノワール)25票

　巨馬、３代目の黒です。

　馬に負けた人たちって一体……

◎29位ベニュロ男爵24票

　妖怪ジジイ。バリアンを上手く利用して勢力を広げた曲者です。

　意外と頑張りました。

30位23票

◎兄ロベール・ド・リオンクール

◎ジョゼ・ド・ベニュロ

　お兄ちゃん、伸びませんでしたね。ちょっと残念ですが、書籍２巻では活躍しますので、また変わる可能性はあります。次の人気投票があるのかはわかりませんが。

　ジョゼは優秀なんですが地味ではありますね。子ロベール派でバシュラールに領地がある彼はピンチです。

　32位21票

　◎ニアール

　◎ジルベール・ド・クー

　パーソロンの王であり、キアラさまのパパであるニアール陛下です。

　エルワーニェたちの生活は良くも悪しくも急激な変化を迎えていることでしょう。

　クーはシモンの家来ですね。その後の話でインパクトを残したのか、ここに出てきました……というか、シモン出てませんね。

34位19票

◎カティア・ド・リオンクール

◎ガエタン・タンカレー

◎セバスチャン(巨人)

　妹ちゃん出てきました。

　嫁いでからちょいちょい出てきたら不自然なので、途中からでなくなっちゃいましたが、ピエールくんと仲良くしています。

　タンカレーもここで登場ですね。

　巨人セバスチャン、出番は少ないですがバリアンと一騎討ちしたことが評価されたのでしょうか。

37位18票

◎ユーグ・ド・ブラール

◎アンドレ・ド・コカース

◎モーリス・ド・グロート

　地味だけど、果たした役割は大きい３人です。

　書籍１巻でモーリスが片目になった理由がさらっとでます。

40位17票

◎マリエル・ド・ブルノー

◎ネリー・アビリ

◎トゥーサン・ド・ベリ

　マリエルはシモンの奥さんですね。かわいい娘さんですが……シモンいないな？

　ネリーさんはマリエルの侍女でバリアンのお世話して双子を産んだ女性です。作者もネリーさんは大好きです。

　トゥーサン・ド・ベリ、バシュラール戦役のキーパーソンでした。

◎43位シモン・ド・カスタ16票

　ここで出ましたか征服王シモン。思ったより人気ないんですね……一応、後世ではメチャクチャ評価されたみたいです。同時代人からすれば、たまったもんじゃないですが。

◎44位マルセル・ド・ギャレオ15票

　ベルジェの明星(みょうじょう)です。読み直すと意外と強キャラ感ありますね。

◎45位臆病ラミール14票

　こちらも強キャラ感のある敵キャラです。

　尼子久幸という有名な武将をモデルにしてます。作者のイチオシでした。

46位11票

◎ピエール・ド・プニエ

◎サンドラ夫人

　ピエールくんはここでした。バリアンとも仲良しの義弟です。プニエ領は開拓地ベイスンと共に大きくなったことでしょう。

　サンドラ夫人はバリアンの子供を産んだ女性で、後のポンセロの奥さんですね。美しくもしたたかな女性です。

48位10票

◎王妃

◎マノン(大工娘)

　これはまた……バリアンと心の交流があった(？)王妃さまと、体の交流があったマノンさん、女性二人がここにきました。

　ここまでが二桁得票です。

50位８票

◎ロランド・コーシー

◎騎士ブルノー

◎ヴェラさん(ピエールくん姉)

◎量産型バリアン弟妹

　なんとも個性豊かなメンバーですね。

　ママの愛人はインパクトあったみたいですが、離婚状態で操を守れってのは気の毒ですよね。許してあげてください。

　他で目だつのはヴェラさんでしょうか？　初期設定で彼女は内政担当で、バリアンのお嫁さんとして開拓地を守る予定でしたが、タンカレーにその座を譲りました。

◎54位ドミニク・ドーミエ７票

　なにやってんだドーミエ……ここはお前が上位になって『裏側』を紹介するSSを書くとこだろう……

◎55位アンセルム５票

　好色一代男。色々と先進的な人でした。乱行がたたり、裏では異端信仰やらの嫌疑をかけられてバリアンが色々と揉み消してたと思われます。バリアン死後は……

◎56位ミレット(ロロの奥さん)４票

　ロロの奥さんですね。この人とロロがイチャイチャしてバリアンをムラムラさせたからスミナとの結婚に繋がりました。歴史に影響を与えた(？)かもしれません。

57位３票

◎カロン師

◎陶工

　エルワーニェに布教したカロン師、地味に最序盤から登場してます。

　陶工は……うん、奥さんすごいね。

59位１票

◎ジャマル・ド・アモロス(王様)

◎マティアス・ド・アモロス(王弟)

◎イーマ・ド・リオンクール(キアラ娘)

◎ラノ

◎アルベール・ド・ベニュロ(エマの旦那さん)

◎メンゲ男爵

◎バシュラール子爵(初期)

　まあ、この辺はこんな感じですね。

66位０票

◎ロジェ・ド・リオンクール

◎フロリーア(毒婦さん)

◎子ロベール・ド・リオンクール

◎レイモン・ド・リオンクール

◎リナ・ド・リオンクール

◎トリスタン・ド・リオンクール

◎トマ(ロナの旦那)

◎ネルス・シャロピン

◎アベル・ラメェー

◎アンリ・ド・アモロス

◎王太子

◎バシュラール子爵(後期型)

◎騎士ゲ

◎クロド・ド・ドレーヌ

◎コクトー男爵

◎アルバン(ミレット祖父)

◎ヨルゴ・コカース

◎ベルジェ伯爵

◎騎士バシュロ

◎バシュロ娘

◎マテュー・ド・バシュロ

◎エロワ・ド・メンゲ

◎キリアン

◎アントルモン

◎ジャン・ド・ドロン

◎シャルロ・ド・ダルモン

◎騎士ビゼー

◎クレマン・ド・ダルモン

◎騎士オージェ

　うーん、意外というか毒婦さんとかこの位置ですか……ロジェとか騎士ゲも０票。うーん、なんともはや。

　いかがだったでしょうか。

　上位数名にはSSを用意し、順次公開していきます。完結から少し時間が空きましたので、多少の齟齬があっても笑ってお許しいただけたら幸いです(保険)。

　投票していただいたキャラクターが上位にいればよいのですが。

　それでは、しばしお待ち下さい。

SSは順位順でなく、作者が書けると判断したキャラクターのものになります。

ご承知おきください。

一本目は明日投稿予定です。