ここまでの登場人物紹介2
13章終了時点のものです。
バリアン・ド・リオンクール
主人公。31才。
田中正(41)が憑依したアモロス人。
爵位は無いが、実質的にリオンクール伯爵家を取り仕切る存在。
195センチ125キロの巨漢であり、精力旺盛、闘志絶倫。
バシュラール領を征服して領地拡大に成功したが、戦で大怪我を負ったために療養中。
リオンクールでは富と栄誉をもたらす勝利者と呼ばれ、バシュラール領では悪逆無道の暴君と呼ばれている。
アモロスの暮らしが長すぎて日本の記憶をほとんど忘れたっぽい。
《バリアンの家族》
スミナ・ド・コカース
バリアンの奥さん。32才。
普通の人で影が薄いが、最近は影で勢力を拡大中……地味に嫁姑問題が発生しているようだが、夫バリアンは家庭内のことは鈍感なので気づいていない。
最近はポッチャリと呼ぶには辛いほど肉付きが良くなった。
美人設定です。
アンドレの妹。
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ベル
バリアンの2号さん。年齢不詳。
戦時中にバリアンが一族皆殺しにして略奪してきた騎士の娘。
クールな性格だが、素っ気ない対応がバリアンを喜ばせている様子。
最近、息子のシモンが実家を再興してくれる流れができており喜んでいるらしい。
本名はアルレット・ド・カスタ。
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キアラ・ド・パーソロン
バリアンの3号さん。22才。
山岳民族エルワーニェの有力部族パーソロンの族長の娘。
栄養状態が良くなかったためか、背も低く体つきも幼い。
文化の違いなどで周囲を驚かせる事が多かったが、最近は馴染んできた。
1部読者からの人気が高い。
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シモン・ド・リオンクール
バリアンの長男。13才。
ベルとの子供なので庶長子。
母の実家、カスタ家を再興する予定。
今のところ小型バリアンみたいな性能。
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ロベール・ド・リオンクール
バリアンの次男にして嫡子。10才。
意外とバリアンの子にしては普通の性格に普通の体格。
母親はスミナ。
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レイモン・ド・リオンクール
バリアンの三男。8才。
母親はベル。
キアラのお乳で育ったために、キアラと仲が良い。
母親はベル。
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エマ・ド・リオンクール
バリアンの長女。11才。
ベニュロ男爵家に嫁ぐことが決まっている。
実はバリアン遺伝子が1番濃い肉食女子。
母親はスミナ。
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リナ・ド・リオンクール
イーマ・ド・リオンクール
リナはバリアンの次女、4才。母親はスミナ。
イーマは三女。3才。母親はキアラ。
あんまり出番は無いかも。ごめんなさい。
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ルドルフ・ド・リオンクール
バリアンの父。56才。
リオンクール伯爵、別名『リオンクールの鷹』と呼ばれた戦上手だが、色々あって家出した。
下淫好みで奴隷ハーレムを作っていたが、バリアンに寝取られる。
現在行方不明中。
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リュシエンヌ・ド・ドレーヌ
バリアンの母。56才。
リオンクール伯爵家の奥向きを取り仕切る存在。
ルドルフとの夫婦関係は破綻しており、愛人を堂々と養っている。
最近、年のせいか少し元気が無いらしい。
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ユーグ・ド・ブラール
バリアンの腹違いの兄。34才。
ブラール騎士家の名跡を継いだ。
現在はフーリエ侯爵に仕えて出世しているらしい。
地味。
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カティア・ド・リオンクール
バリアンの腹違いの妹。30才。
近所のプニエ騎士家に嫁いだ。
夫婦仲は良好で、四人も子供を産んだらしい。
初登場時は8才でした。
《リオンクール陣営》
ロドリグ・ド・リオンクール
バリアンの叔父でルドルフの弟。
家督争いなどを避けるために地味キャラを装っているが有能な人。
親族衆の筆頭としてリオンクール伯爵家を支えている。
兄と甥に苦労を強いられたせいか老け込み、最近は健康問題を抱えている。
実質、リオンクール家のナンバー2。
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ジャン・ド・グロート
幼い頃からバリアンに従う親友。30才。
バシュロ騎士家に婿入りして乗っ取った。
弓の達者で戦術眼に優れている。
イケメンで戦闘特化タイプ。
作者的には同数の軍を率いてバリアンと野戦したらジャンが勝つと思う。
最近は成長&出世し過ぎて別動隊を率いるために影が薄い。
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ロロ
元奴隷。
バリアンの幼馴染みであり親友。31才。
かなり有能だが本人の希望もありバリアンの護衛を勤めることが多い。
バシュラール戦役で負傷し、バリアンの護衛から離れている間にバリアンが大怪我を負ったので責任を感じている。
嫁さんは金持ちの巨乳。子だくさん。
ミスターパーフェクトの異名を持つ。
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アンドレ・ド・コカース
スミナの実兄。36才。
バリアンの義兄にあたる。
アルベールの指導を受けたわりには苦労性で常識人。
出世して騎士となるが、苦労が増して禿げた。
最近では頭角を現し、リオンクール家中で存在感を増している。
アンポンタントリオの一角。
実はバシュラール戦役で死ぬ予定だったが、見事に作者の魔の手から逃れた強運の持ち主。
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セザール・ド・ポンセロ
元々は城塞都市ポルトゥの衛兵長。出世して騎士となる。
統率力も個人的な武勇もあり、兵の運用では右に出るものはいない。
最近、バリアンの愛人と密かなロマンスを育み結婚した。
アンポンタントリオの一角。
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ガエタン・タンカレー
開拓地ベイスンの代官。
バリアンに心酔している。
戦傷で体は不自由になったが、有能かつ働き者。
彼の治政によりベイスンは目に見えて急拡大中。
最近は古傷の影響か体調が少し悪いらしい。
アンポンタントリオの一角。
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オノレ・ジロー
転生したばかりのバリアンを守役として世話した。
典型的なリオンクール人で、村の名主をしている。
現在はバリアンに武勇と忠義を見込まれて城塞都市ポルトゥの城代を勤めたり、軍を率いたりと古参兵として活躍中。
娘にお婿さんが来ないのが悩み。
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ユルバン・デコス
バリアン陣営の諜報担当。
リオンクール家中でも最古参に近いベテラン。
最近は引退を考えている様子。
地味に7話から出演している古株でもある。
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ピエール・ド・プニエ
リオンクール家に仕える騎士家の当主。
バリアンの妹のカティアと結婚しており、姉はアンドレに嫁いでいるためバリアンとアンドレの義弟になる。
政治・軍事ともに優れた才能を発揮している。
若いイメージだが、計算したら27才だった。
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ロジェ・ド・リオンクール
ロドリグの息子でバリアンの従兄弟。20才。
リオンクール陣営の盛り上げ役だが、反面で発言に重みがない。
実は有能設定が無いが、真面目で常識的。
アルボー男爵の姪を妻にしており、リオンクール家中での影響力は大きいはず。
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モーリス・ド・グロート
リオンクール家の執事。
グロート家はリオンクール家の親戚筋に当たる。
ジャンの実兄。
左目と左手の指を欠損している。
実直な人柄で武闘派。
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ジョゼ・ド・ベニュロ
ベニュロ男爵の庶子だが、バリアンに仕える。
伊達男で如才の無い才人だが、若い頃はグレてたらしい。
内政や補給任務、留守番が多いが軍事もこなせる。
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ドミニク・ドーミエ
上昇志向が強い古参同胞団員。
槍術、弓術、馬術に優れた頼れる下士官タイプ。
実は隠し設定になってしまった重要エピソードがあったりする(作者注※書くタイミングが無かっただけで意図的に隠した訳ではありません)。想像してください。
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エンゾ・ペサール
バリアンの息子たちの傅役。
バリアンとレスリングでいい勝負をしたこともある武術の達人。
今はバリアンの嫡子ロベールを鍛えていると思われる。
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アンセルム
開拓地ベイスンの職人街を取り仕切る鍛冶屋の親方。
現在はリオンクールの技術長官のような立場となっている。
性癖に問題はあるが、腕は確か。
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ニコラ・ド・ベリ
トゥーサン・ド・ベリ
バシュラール領内の騎士親子。
リオンクール陣営としては新参者ではあったが、バリアンに忠義を尽くしてバシュラール戦役で親子2代ともに討ち死にしている。
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アントルモン
バシュラール領内の騎士。
上手く運を掴んだと思ったら事故みたいな死に方してしまった。
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ラノ
リオンクール伯爵家に仕える医者。
いつの間にかスミナ派閥に組み込まれている様子。
嫁姑争いで医者が派閥に入ると嫌な予感しかしない。
《その他の人物》
リンネル・ド・ドレーヌ
バリアンにアモロスの知識と聖天の教えを伝えた僧侶。
通称リンネル師。
バリアンと共にリンネル説話集を完成させ、説教師としても活躍中。
リュシエンヌの叔父にあたり、バリアンとも血縁がある。
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ロナ
バリアンの幼馴染みでロロの姉。34才。
多分、後世ではヒロイン扱いになると思われる。
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トマ
ロナの旦那さんで商人。
バリアンと砂糖の取引をしている。
現在はリオンクール領内で商売を営む。
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カロン
山岳民族エルワーニェに聖天教会の教えを伝える僧侶。痩せている。
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ロランド・コーシー
リュシエンヌの愛人。59才。
男前のナイスシルバー。
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騎士ブルノー
ジルベール・ド・クー
ネルス・シャロピン
シモンの家来たち。
特にブルノーはシモンの舅に当たる。
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マリエル・ド・ブルノー
騎士ブルノーの嫡女、騎士家の家督を相続する。13才。
シモンの婚約者。
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ネリー・アビリ
マリエルの侍女。22才。
バリアンに口説かれて一時的に関係を持った。
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バリアンの弟妹たち
ルドルフが量産したバリアンの弟妹たち。
奴隷との庶子なので、先ず家督は回ってこないと思われる。
弟6人妹3人……なぜかちょっと増えた。
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アルベール・ド・グロート
故人。
バリアンを徹底的に現地改修した素敵執事。
《諸勢力》
マティアス・ド・アモロス
13代目アモロス国王。
立派な見た目をしている。
内乱を起こし王位を簒奪した。
指導力はあるが政治的なセンスはあまり無く、王国は分裂状態。
大胆王と呼ばれる。
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ピエロ・ド・ドレルム
不死身のピエロと呼ばれる戦上手。
ルドルフとは親友だったが、色々あって喧嘩別れした。
性格は典型的な騎士であり、バリアンとも仲が良い。
戦場でバリアンを追い詰めたこともある。
領地は王都の側で内乱後の動向は良く分からない。
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ヴァーブル侯爵
国王マティアスを支える南の実力者。
バリアンとの不戦条約が事態をややこしくした。
本人未登場。
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ルイ・ド・べシー
ヴァーブル侯爵に仕える騎士家。
再登場させたいので一応。
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フーリエ侯爵
西の実力者。
バリアンの庶兄ユーグが仕えている。
王国南西にはアニエス人と言う民族が多く、フーリエ侯爵領は元々アニエス人の国だったらしい。
現在はマティアス王と争っている。
本人未登場。
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カステラ公爵
ベネトー公爵
国王マティアスと対立派閥だったため、現在も争っている。
カステラ公爵領には大きな貿易港がある。
本人たちは未登場。
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バシュラール子爵
伝統的にリオンクールと仲の悪い隣人。
バリアンに難癖つけられて領地を占領された。
国王マティアスの支援を受けてリベンジを挑むも敗死。
この人には問題はあまり無いが、継いだ時点で色々詰んでた。
領地は借金を抱えて弱っていた上に、隣のリオンクールはバリアンのせいで急成長していた……これで襲われない筈がない。南無。
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ボードワン・ド・バシュラール
バシュラール子爵の兄だったが、生来の病弱で廃嫡されていた。
優れた知恵者であり、バリアンを何度も苦しめたが敗死。
最期に自爆じみた攻撃を行い、バリアンは重症を負った。
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デジレ・ド・ダルモン
ダルモン伯爵。
現国王との対立派閥に所属していたが、バシュラール子爵に協力してバリアンと戦った。
領内にゴタゴタを抱えているようで早期にバリアンと和平を結ぶ。
ダルモン伯爵が領地を追い出されたら、バリアンの家来になる代わりに支援を受けるとの密約がある。
打算的で会話に独特の間があり、バリアンはチョッピリ苦手としているらしい。
鉄盾兵と呼ばれる精鋭集団を率いる。
領地はバシュラール領の北。
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コクトー男爵
騎士ゲ
バシュラール子爵に協力してバリアンと戦った。
バシュラール領の南に位置する領地を持つ。
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ジュスタン・ド・ドレーヌ
ドレーヌ子爵。
バリアンの従兄弟にあたる。
良識家でバリアンの良き協力者。
北東部の諸侯の中ではリーダー格。
息子の名前はクロド。
今回のバシュラール戦役では、バシュラール子爵が国王マティアスの支援を受け『バリアンに対する王国の討伐軍』と言う体裁になったので不参加だった。
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ベニュロ男爵
北東部諸侯。
皮肉屋で毒舌家。
ジョゼの実父であり、嫡孫のアルベールはバリアンの娘エマと婚約している。
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アルボー男爵
北東部諸侯。
この時代では珍しく、開明的な思考の持ち主。
バリアンと仲が良く、交わした政治問答は本として纏められて後世に伝わった。
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ニアール
山岳民族エルワーニェのパーソロン族、族長。
キアラの父。
バリアンと共に周辺部族を統べたのでエルワーニェの王とも呼ばれる。
アモロス風にニアール・ド・パーソロンとも呼ばれるが、この姓はバリアンが適当に作っただけである。
スピアスローワーを用いた投槍が得意。
入ってない人物もいますが、追加希望があったら遠慮なくおっしゃてください。