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美琴ちゃん

作者: ミルキー

初投稿です。

作者は読む専門なので書くのすら初めてです。

なので文章が下手くそです。

見にくかったらごめんなさい。

どうぞ暖かい目でご覧ください。

突然だが、俺には小学校に通い始めた、

平凡顔で誰にでも優しい慶太郎という、

7歳になったばかりの可愛い弟がいる。





…もう一度言おう7歳の弟だ。





「…」


「初めまして、けいたろうくんのお兄さまですね。

 わたくし、しょうらいけいたろうくんの妻になる

 美琴ともうします。

 けいしろうくんとは同級生ですがまだ6歳です。

 けいしろうくんはいらっしゃいますか?」




日曜日、朝っぱらからインターホンが鳴り、

朝から誰だろうと少し苛立ちながらも

玄関を開けると、

そこに立っていたのは

ちっちゃいフリフリのスカートを着た、

可愛らしい女の子だった。

そしてその後ろには執事らしき人物が…




…おい、小学校でなにやってんだアイツは




小学校で彼女をもうつくっていたというのか!!

ませすぎだろあのガキ!!

しかもこの子将来ぜってぇ美人になるぞ!

あと言葉遣いからして

どっか良いところのお嬢様だろ!!

手ぇ出してんじゃねぇよ!!

ってかその年でリア充してんじゃねぇ!

はっ!!まてよ!

まさかアイツよく小説とかで出てくる転生者とか?!

実はここはゲームの世界だったり?!

ホントにそうならアイツ只のロリコンじゃねぇか!!




「あのぅ…けいたろうくんのお兄さま、

 どうなさいましたか?」


「んん?!な、なんでもないよ!!」


…い、いかん冷静になれ…俺

冷静に…ってなれるわけねぇだろ!!

くそぅ!無性に殴りたいっ!!

だがもし中身がおっさんで

殴ってもありだとしても、

アイツの体は7歳の子供だ!!

抑えるんだ!抑えるんだ俺っ!!

そんな感じでひとりでに悶々と考え込んでいると





「にぃちゃんどうしたの?お客さん誰だったの?」





わ~い、ご本人の登場だぁ~

可愛らしく目を擦りながら、

まだパジャマ姿の弟が部屋から出てきた。

俺は醜い心の内を抑え、

弟を分かりやすいぐらいの

営業スマイルでみつめていると、

弟は漸く彼女(か・の・じょ)の存在に気づいた





「ん?まだそこお客さ…ひぃぃぃいいい!!!!」





そしてこれでもかというほど目を見開き、

弟は悲鳴をあげた

彼女に対してなんだその反応は?

と思っていると───





「はぁ、はぁ、け、けいたろうくんっ!!

 会いたかったですわ!!

 昨日は頑張って我慢してましたが、

 もう限界でしたので来てしまいました!

 わたくし寂しかったです!!

 あぁぁそんなに怯えないで!!

 大丈夫!!なにもしないからっ!

 今は…ね…ぐふふ」







…幼女から危ない発言が飛び出しましたよ、はい






なにっ!!何なのコイツ!!

ヤバい!

これは絶対慶太郎の彼女じゃないっ!

変態だっ!






「あ、あぁ~!す、すまないが、

 慶太郎昨日からちょっと熱が出ててな!

 明日までに体調を治さないといけないんだ!

 美琴ちゃん(?)に移っちゃったらいけないし、

 今日はもう帰ってくれないかい?」

俺の嘘に慶太郎も首がもげるんじゃないか

と言うほど縦に首をこれでもかと振っている。




だが─────




「嘘ですね。

 昨日は朝の10時頃からけいたろうくんと

 お兄さまとでサッカーをしに近くの公園で

 遊んでおられたのでしょ?

 さらに夕方にはお母さまとけいたろうくんは

 夕食のお買いものをしにスーパーに

 お出かけしています!

 そのときにけいしろうくんはおやつにと

 仮面ラ⭕ダーグミをお母さまから

 買って貰っておいででしたわっ!」



おい!何で昨日の出来事知ってんだよっ!

こえぇ!こえぇよ!

なんなのこの子、

昨日会えなかったとか言いながら、

実はこっそりみてたの!!もういやだこの子っ!

変態ストーカーじゃないですかっ!!

もうここから立ち去りたい!家に帰りたいっ!

…あ、ダメだここ俺の家じゃん!

ちくしょうっ!逃げ場ねぇ!




「にぃちゃ…たすけ…」




慶太郎が今にも泣きそうに

俺のズボンの裾を握っている。

あぁすまない弟よ、お前を疑って!

こんな変態を信じた俺がバカだった!!

よしっ!ここは俺の可愛い弟のためにも、

どうにかしてここからこの子を───






「けいたろうくんのお兄さま…

 わたしに協力してくれないと…

 …もぎますわよ(にこっ)」


「よぉぉぉおおおし!いいだろう!

 協力してやる!」


「にぃちゃぁぁぁあああん!!!!」





…すまん、弟よ

にぃちゃんには…何もできなかったよ




そうして美琴ちゃん(6歳?)による

慶太郎囲い込み作戦がはじまった。

結果?



…ははは

…幸せになれよ

…慶太郎

~人物紹介~

・主人公

主人公なのに名前が明かされなかった

かわいそうな人。恐らく高校生ぐらい。

美琴ちゃんのこともあり、女の子が怖い。

美琴恐怖症(その2)

弟を可愛がっているが、

ストーカーには勝てなかった不甲斐ない兄。

・慶太郎

7歳になったばかりの不憫な男の子(被害者)。

兄に助けを求めたが、無理だった。

だがその事を恨んではいない、優しい子。

美琴恐怖症(その1)

・美琴

とある一件で心優しい慶太郎に惚れ込み、

そのままストーカーと化した変態幼女(6歳)。

(バカ)の権力で慶太郎のことは

すべてリサーチしてるよ☆


慶太郎と美琴とのエピソードは、

気分次第で書くかもしれないし、

書かないかもしれない。


少しだけ訂正しました。

内容は全く変わりません。

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