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ヤマアジサイ

ヤマアジサイが、植木鉢に植えられていた。ヤマアジサイは、春から秋まで咲き続ける。

枝を切っても、次から次に枝が出てくる。


花はなかなか綺麗なので、植木鉢から、庭に植え替えてあげた。

野に放たれたヤマアジサイは、ものすごい勢いで成長した、たくさんの花を咲かせた。


おばあちゃんに、たくさんの花が咲いたねと話すと、おばあちゃんは、「私はこの花が嫌いだよ」という。


あれ、植木鉢で育てていたのは、おばあちゃんでしょうに。


いろいろ考えてみると、この花は、となりの家の花を分けてもらった花らしい。

問題は、花ではなく、この茎の感触だ。棘とも言えない棘のような感触が、どうも嫌いのようだ。


この成長力は、いったいなんだ。

あまりにもすごいので、このままでは、たいへんなことになってしまう。

そこで、根を引き抜くと、どこまでも、どこまでの伸びている。


少し大きめな植木鉢を探し出し、それを庭に埋めて、その植木鉢内に、ヤマアジサイの芽を一つ植えた。

ヤマアジサイの木の引き抜いた跡をみると、ちいさなヤマアジサイの芽が、幾つも顔を出していたので、その一つを植えたのだ。すると、もう、秋にはりっぱなヤマアジサイになっていた。


おそるべし、ヤマアジサイ。


あまりにもたくましすぎて、私も、あまり好きじゃないので、このちいさな庭には、この一つがあれば十分だろう。

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